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空気吸うだけ

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2006-10-24

[]『魔法先生ネギま!』#1〜16 赤松健 『魔法先生ネギま!』#1〜16 赤松健を含むブックマーク

初回限定版 魔法先生ネギま!(16) (プレミアムKC)

★★★★☆

長い間…おれはこの『ネギま』って漫画が苦手だった…。「美少女がワンサカ31人!」って謳われても…どいつもこいつも量産型ジムって言うか…見分けがつかないって言うか…。それにハピマテ祭りとか外部の騒動もネガティブで…オタクの欲望を扱いてジャラジャラと金を奪い取る阿漕な商売にしか見えなくて…。

しかしものは試しと読んでみると、これが結構なかなかどうして、いやいや面白いじゃないですか!何より驚いたのはその実態が設定煮詰まり系漫画だったことです。「設定煮詰まり系」ってのはあれです、巻末に物語世界の年表が載っている『F.S.S.』であるとか、用語や登場する火器の解説だけで一冊本になる『アップルシード』であるとか、80年代末から90年代初頭に多く見られたオタク向け作品のことです。この『ネギま』はチラ読みする限りではそういった諸作とは程遠い、ナンパ極まりないパンチラ(あるいはパンモロ)漫画に見えます。しかし徹底したサービス精神から恋愛、友情、ショタ萌え、魔法に格闘技、古典の引用や衒学薀蓄と大量のネタを投入しハイブリッド・レスリングを続けた結果、先行する設定煮詰まり系漫画と同種の内容と強度を備えるに至っています。だから読んだ時の感触はどこか懐かしく、これは今時のナウでヤングなビートキッズだけでなく、むしろいい年こいてオタクを続けている僕様ちゃんのような人間にこそ受ける作品ではないか、そんなことを思いました。

しかしまあこの漫画の本当の面白さはもっと他の部分にあって…何ですかって…そんなもん美少女が31人登場することに決まっている…決まっているだろうが…!可愛いあの娘やこの娘とワーキャーワーキャー、修学旅行に終わらない学園祭。楽しすぎる…楽しすぎるだろうが…!量産型ザクとか言っていたやつは腹を斬れ…!

lethalmanlethalman 2006/10/24 05:30 >徹底したサービス精神から恋愛、友情、ショタ萌え、魔法に格闘技、古典の引用や衒学薀蓄と大量のネタを投入しハイブリッド・レスリングを続けた結果、先行する設定煮詰まり系漫画と同種の内容と強度を備えるに至っています。

これかなり好意的に受け取ってるよなあ。オレなんかは土台がハリポタなのは言うに及ばず、格闘技(というかネギ先生が途中で学ぶ中国拳法)もまんま「拳児」はVFかってなもんで、古典の引用や衒学薀蓄に関してはわからないけどその薄っぺらさにイラっとしまくりました。よって懐かしさより「お前の背骨は結局なんなんだ?要は売れたいだけちゃいますのん、マーケチングリサーチとやらからモロに生まれたえらく出来のいい子なんちゃいますのん」と思ってしまいました。
もっともこんなオッサンが「ネギま!?」読むなんて先方も思ってなかったんだろうけどな。うるせえな!ほっとけよ!

atozatoz 2006/10/24 12:32 あーpencroftさんも同じこと言うてましたよ。突っ込み自体は全く持ってその通りで、例えばガンガタ・アクションの件とかおれも「なんて節操ないんだ!」と思いましたよ。しかしこの節操なさ、「売れたい」ためにサービスを惜しまない、これ商業作品としては全く持って正しい態度であると思います。おれは赤松健を支持しますよ!
またこういうこと書くと、やれ商品でなく作品が読みたいんだとか血反吐が足りないとか八百長はいらんとかわたしの青春は麻帆良学園より楽しかったとか言い出す夜桜銀次が出てくると思うのですが。そういう地球の重力に魂引かれたオールドタイプはなあ、昔日のジャンプ漫画を読んでろってこった。お前は這え…!俺は飛ぶ…!

pencroftpencroft 2006/10/24 17:15 確かにこれは薄っぺらいマーケティング製品で、これを抱いて死ねるかといえば冗談は顔だけにしておけよと言わざるを得ないのですが、一方でこれが絶大な人気を誇る「出来ておる」製品であることも事実と思います。「ネギま!」をジャンクな菓子の代表として槍玉に挙げて「これはカツ丼ではない」とハリトーノフポジションからの鉄槌で粉砕するのは簡単で、わたくしそれも全然嫌いではないのですが、今はもっと重要な問題があるような気がしたのです。
「ネギま!」生まれの「ネギま!」育ちである世代は現実に存在し、もうすぐそこまで来ています。「ネギま!」をヰタ・セクスアリスとして己の身に刻んだ少年は、中学に進学して「何これ…まほら学園と全然ちゃうやんけ…!」と愕然とするに違いありません。我々が為すべきは「製品」の単純な否定ではなく、彼らの心にも届く「作品」を作る、或いは発見して光を当てることではないかと思うのです。要するに極限までフィクションにおける快楽主義を突き詰めた商業製品モンスター「ネギま!」のケツを、いつか誰かが誠実なる態度で拭きとらねばならないと思うのですね。たとえばアニメーション「涼宮ハルヒの憂鬱」にはそれに近い覚悟を感じましたし、「ハルヒ」の作り手たちには「ネギま!」にクソぶっかける資格と力があると思いました。
パクリの総合商社であるところも含め、「ネギま!」はフィクションを作る人々にとっての仮想敵として申し分ない完成度を持っていると思います。だから礼賛こそしないものの、その力を認めざるを得ない新世紀の怪物だと思うのです。「ネギま!」…マガジンの魔物だよこいつは…!!

amasakiioriamasakiiori 2006/10/24 17:58 途中までで何だけど、この場合の「設定煮詰まり」は全部キャラなんだよね。このキャラにはこういう動きをさせて、こういう過去があって…これを31人全員にあらかじめ作っておいて、適材適所に放り込んでいく。場合によっては意外な所に配置する。それはとても面白いことだと分かってるんだ。だけど、世界観はどうだ?キャラを立たせるにはパクリだろうがご都合主義だろうが、何でも持ってくるだけではないか。AtoZ君の言う、そして私の好きな煮詰まり系とは、キャラではなく世界観にこそある事を忘れちゃ行けない。

…と、ボクは思うんだ。

bluefieldbluefield 2006/10/25 02:06 「ネギま」って、コミックボンボンで連載してる漫画のことですか?

atozatoz 2006/10/25 17:55 なにを言っておるんだねチミィ。ぼかーネギまを抱いて死ぬるよ。冗談は顔だけじゃないよチミィ。象より強いのはアリクイだよ。
pencroftさんの言うネギま高純度麻薬論、そして少年少女と未来の日本を憂う気持ちも分からなくはないです。ネギまの世界にはストレスがない、居心地が良すぎる、なにしろ美少女が11人どころか31人もいる!あまり没入すると帰ってこれなくなるのではないか、そんな危惧も感じます。(「ゼロの使い魔」とか見ていても感じることですね。)しかし一方では現実でイケてない子にとってネギまが救済になることも十二分にあるんじゃーないでしょうか。俺たちおっさんどもが「やる気まんまん」や「ユリア100式」といった商品から明日への活力を得るように。だからそんなに目クジラ立てなくてもええんちゃいますの、とも思うのですが。
みな…ネギまによる快楽を忌み嫌い過ぎる…ネギまによる快楽は時に…救いですらある…!

atozatoz 2006/10/25 17:55 うーんそうですか月姫やデモンベインみたいなごった煮折衷案的世界観のエロゲーがお好きな部長なら、ネギまのキャラクターよりもむしろ設定にハマるんではないかと踏んでいたのですが。とりあえず騙されたと思ってもう少し読み進めて最終的には騙されて下さいよ。骨は拾いますから。

atozatoz 2006/10/25 17:55 ボンボン?マガジンちゃいますのと思っていたら…これか、これのことなのかー!
http://bombom.kodansha.co.jp/
ボンボンなんてオヤジには全く縁のない雑誌と思っていたんだが…買おうか…ネギまが載っているのなら…!

bluefieldbluefield 2006/10/25 23:39 小学生に教育上よろしくないという内容では、「ネギまNeo」の方が本編より圧倒的なんだなこれが。
しかし、コミックボンボンなんて何十年ぶりに読んだんだが、連載陣が凄い。わかせせいぞう、赤塚不二夫、玉越博幸、にわのまこと。来月から松本零士の連載が始まるんだって。

yockyyocky 2006/10/26 06:36 こんにちわ。はじめまして bluefieldくんの知人であります。ボンボンといえば実は来月号に私の絵が載る予定であります。どんな内容はまだヒミツですが。興味あれば見てね。載ってなかったらかっこ悪いけど

atozatoz 2006/10/27 02:08 赤塚不二夫に松本零士…って確かにすげーなおい。しかしそれって小学生たちには嬉しいラインナップなんだろうか?という疑問も。変化(かわ)るな…この街(ボンボン)もよ…

atozatoz 2006/10/27 02:08 はじめまして。bluefieldさんからお名前はかねがね伺っております。ボンボンにyockyさんイラスト…想像つかない…もしかしてアレか、パクティオーカードなのか、そういうことなのかー!(違うだろ)