好奇心の時代。

日本国内の回らない寿司は、あと数年もすれば価格帯が3-5万に上がり、来日客しか口にすることはできないものになるだろう、という話を聞いた。今さら驚くこともない。北海道の観光地の事情などを聞く限りにおいても、お金を落としてくれるのはもはや日本人ではなくなったのは明らかだ。つい数年前は、インバウンドが伸びているといっても全体から比べれば少数派だ、と言われていたのが大きな変わりようである。

いろいろめまぐるしく変わっていく世の中だけれども、数年前に比べれば、ずいぶんと世の中にチャンスが溢れている世界になったと思う。いま日が当たっていないものを見つけて、自分なりにうまく加工できれば商いができる世の中になってきた。そういう意味では、好奇心を持っている人には生きやすい世の中になったと言えるし、そうでない人には閉塞感が増した世の中になっているのかもしれない。

最近は個人的に閉塞感を覚えることが多かったのだけれども、もう一度自分の感覚に正直に生きていくことにした。