占い師として思うこと/シリーズ4回目。

いやあ寒いっ。
昨日は横浜も初雪がぱらつきまして、まさに真冬という感じな1日でした。
風邪など流行ってるみたいですが、皆様お変わりありませんか^^?

私は昨年末に風邪ひいておいたせいか、今はすこぶる元気です。唯一お肌の乾燥と、手湿疹に悩まされていますが。
あとムクミ。今朝もムクミちゃんです^^;。

手湿疹には  ←こちら^^。
某デパートのコスメフロアで見つけました、合成香料やパラベン不使用のハンドクリームを使い始めて、少しずつ改善されてきました。ほのかな柚子の香りがいいです♪
発売元は http://www.ishizawa-lab.co.jp/ 。元々アトピー体質なので、こうしたコスメ関係を選ぶにはけっこう気をつかう私。
できるだけ低刺激なものを選んで使います。大昔ですが、ある化粧水で頬の皮がべろ〜んと剥けて以来、ちょっと神経質になってしまいました^^;。


さて、今日の本題です。昨夜お友達からこんな情報が。
「あつこさんがお仕事してるサイト、匿名掲示板で色々書かれてましたよ^^;」
えっ・・・!?いまだにパソコン使いこなせていない私は、それがどんなものかよくワカラズ。
彼女に教えてもらい、CHECKしてみました。

うわわわ・・・
おそらくサイトのお客様(つまり占い利用者さん)からと思われる非難やら中傷やらがバ〜ンと書かれてありました。
「○○先生は当たらない」「占い師のレベルが低い」「○○先生の霊感は嘘っぽい」
幸い、‘のわ’の名前は出てませんでしたが、私個人としましては、そりゃそうよ・・・誇大広告だもん・・・ごめんね。
そんな気持ちと、やっぱりなあレベル低いだろうなあと頷く気持ちと両方でした。だって‘類は友を呼ぶ’。正直言ってお客様側のご相談依頼内容もあまりにヒドイのが多いもの(@@)
もちろん真剣に現状を悩み、改善すべく自分を見つめなおしたい・働きかけをするためのアドバイスが欲しいという方もいらっしゃいます。比率にすると3〜4割ってとこでしょうか。
あとの6割以上が聞くに耐えないご相談内容だったり、占う以前に人と対話するときの最低限のマナーすら持ち合わせてなかったり、中にはお代未払いで利用し続ける人も居たり・・・。
それでも鑑定しますよ、ちゃんと。仕事ですから。生活もあるしね^^;。

結局「霊視します」「癒します」「解決します」と無責任な甘い言葉(誇大広告)で客寄せしてるってことは、占い師側のレベルも低いと私は思います。つまりね、お客様の立場にたって考えてない、自我の押し売りなんですよ、ハッキリ言って。
霊感を否定するわけではありません。そうした能力を交えながら誠実に仕事をこなす‘本当のプロ’も確かに居ます。
でも、それを全面的に売りにするにはどうかと。
そうした広告に飲み込まれて引き寄せられる側にも、やはり依存心と我欲の磁石があるわけです。
良くも悪くも波長が合うから、広告に引き寄せ合うわけですからね。
切羽詰ってると言えばそうかもしれません。でも。一呼吸おいて、誇大広告を掲げている占い師もしくは自称霊能者の(人相)を冷静に見れば判断できると思うんですよね。
少なくとも私は見た瞬間「まがいもの」と判断しちゃう。
自分を癒すのは自分だし、解決するべく視点を変え働きかけるのも自分です。
それもわからず無責任な甘い言葉でお客様を占い依存へ手招くようなコメントするのは、ただの誘惑。占い師の甘い罠。
またお客様にも・・自分は何も学ばず改善しよう努力しようともせず、ただ「現状を変えて下さい」なんて無理です。

現状ある問題・悩みに対して、お客様ご自身がどう理解し、考え、歩み寄り、そうすることで新たな可能性や眠らせていたままの才能を‘自分で’揺り起こせるか。
私たち‘占い師’が出来るのは、その方法とヒントを占術を交えて探り、お伝えすること。お客様が気付かずにおられる、ご自身の可能性や才能(鍵)を手渡すところまで。逆にそれ以上のことはしてはいけないと思っています。
相手や周りや状況を変えたいなら、まずご自身が変わることを決断(もしくは変われるんだと気付くこと)をしなければ、堂々巡り。

相互不倫のご相談の電話締めくくり場面でよくあるのが・・・
お客様「今の彼と別れても、また彼氏できますか?」
のわ「ご主人様と離婚をお考えなんですか?」
お客様「いえ、それとこれとは別じゃないですか」
のわ「・・・。なるほど。あなたが今のあなたのままなら、また似たような彼氏ができて振り回されるんじゃないですか?もっとご自身でご自分を理解して成長なされば、ほんとの幸せを見出せると思いますよ」
お客様「癒されたくて電話したのに、私が聞いてないことまで喋らないでください!」
と逆ギレ。

慣れてきましたけどね^^;。
こういう鑑定セッションに関しては心底割り切って「お代はキチンと頂戴しますよ」という気持ちでやっています。
でなきゃやってられません。あまりにもきついです^^;


‘のわ’は誇大広告が嫌いです。占い業界でも音楽業界でも。あまりにも不誠実すぎて悲しい風潮。
地位、名声、お金・・・我欲に溺れて足を踏み外してまで、ささやかな誇りの枝を折ってまで、それを手にしたいと思わないし、そうしたものに価値を見出せません。
ただ‘在る’ことに感謝して歩み続たいと思っています。


・・・ちなみにそこの書き込みで思わず噴出してしまったのは下記。
「○○先生は魔術なんて使う気無いと思う。というより使えないと思う。」
でしょうねえ。私もそう思います^^;