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伊賀篤の日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2011-12-16

教科書が(少し)変わるそうだ

★前回の日記からの仕事では、一昨日の水曜日には上海D社の小型エンジン部品の加工ラインの見積を(2日間を予定していたが)1日で終らせる事が出来た。(仕様書も有ったので丁寧な仕事はしたが、効率化に努めた結果だ)
逆に、昨日(木曜日)1日間と今日(金曜日)の昼までは、日系Z社の中国工場の見積は、当初は1日で終ると考えていたが、リピート性の高い物件だった事もあって実績調査等に時間を費やし、予定より半日遅れた。(その替わりに正確な見積になった自負は有る)
都合、半日分だけ予定より早く進んだが、来週の水曜日には安徽●●●●向けの予算書の発行期日が迫っており、前倒しで準備に取り掛かっている。来週の後半には韓国のH社北京の増産対応の追加機械の見積も迫られており、当分は常に仕事が溜まった状態が続きそうである。
前回の日記で心配していたボーナスの査定に関する上司との面談は、いつも注意される事(業務中喫煙)とかについてがあった他には、取り立てて厳しく責められる事も無く無事に終わり安堵した。(苦笑…禁煙できれば文句なしなのだが…過去の失敗にめげずに再挑戦するか?)

★生活面では、特に変わった事も無く(残業で帰宅が10時頃になった日も有ったが)規則正しい生活を心がけ、実践できていると思う。
晩酌の酒量も抑え目で、せいぜい寝酒と言っても差し支えない範囲である。
我が家では、この日記の事が、以前から問題になっていたのだが(家族共用パソコンなので家族に見られる事もある)、そろそろ第二次反抗期に差し掛かった娘などは…「私は(勉強について)全然・全くプレッシャーになんか感じて無いよ」…などと言われたりした。(苦笑…それはよい事なのだが「全く」無いというのもどうなんだと…)
あと、私の母は現在も仕事をしていて、今は若い正規職員の産休代替として福祉施設の「管理栄養士」をやっているのだが、正規職員が復職する期日が迫っていたので転職先を探していたが、さすがに【資格】というのは強みであり、年齢(60代半ば)にも関わらず再就職先を速攻で近所で決めてきた。
私の4人の弟妹達の中で、母の血(というか真面目さ)を最も強く引継いでいるのは、私の1歳年下の妹(長女)で、今は北陸に嫁に行って私からは姪に当る子供達(3人姉妹)も一番下が高校生なので、だいぶ楽にはなったと言うが、それでも「準看護士」→「正看護士」→「ケアマネージャー」と、次々と資格を増やし仕事でも婦長をやっているというから、大したものである。
その妹曰く…父母の教育熱が長男である兄(私)に集中してくれた御蔭で伸び伸びとした学齢期を過ごせた…だそうである。(笑)
この妹も過去にはブログを開設していたのだが、気が向かなくなったのか閉鎖してしまい、近況が判り辛くなっていたのだが、その妹からも昨日には久しぶりに父母に電話連絡が有った様で、その話題を今朝はしていた。
この妹の様に素直に真面目に私の娘も育って欲しいものである。(口は達者だが…苦笑)

★やっと義務教育やら高校等で使用する【国家検定=検閲・教科書】にも、前回の日記で話題にした必要な文明批判の一環である「原発」についての危険性について、正しく教育現場で教えられる兆しが出て来た。
「教科書、原発の負の側面を強調 各社が訂正申請」asahi.com(朝日新聞社)

現在の、野田政権民主党政府は、前の管内閣の時よりも、明らかに「脱原発」という方向性の点では後退しており、事実として野田氏は日本国内では「原発依存の低下」を口にはしても、決して「脱原発」と取れる発言はせず、海外の国際会議では積極的に「安全な」原発推進の立場での発言を繰り返している。(呆れて物も言えないという馬鹿さ加減だが)

しかし、いくら原発推進政府の下の【国家検定=検閲・教科書】と言っても、これだけの事故を前にして、以前の様な「安全神話」を教える訳にはいかなくなったと見える。

これまでの歴史の中で作られてきた現代社会というものの中で育ちながら、文明批判や人間の不条理や「本当の」正義について考えようというのは、子供が(本当の意味での)精神的な大人になっていく過程で、必須の事であると私は考えるので、こうした教育の変化の【兆し】自体は歓迎したい。

しかし現代という時代は、こうした端緒的な変化だけで安穏と過ごせる時代では無くなってきている様に(私は)思っている。*1
確かに、私が子供だった時代に比べ、情報・通信の分野(携帯電話やパソコンやインターネット)では飛躍的と言って良い変化は有るのだが、それが人間の「良き生」に対して如何程に貢献したかというと、それは未だに限定的であり、むしろ格差や貧困の蓄積や、他方での金融資本の暴走という事象や、また危険な原発の老朽化の進行など、危機的な様相は強まっており、これからの時代を担う若者には、決して【安穏な未来】などは用意されていないのだから、彼らが大人になる過程で考えねばならない【文明批判や人間の不条理や「本当の」正義】についての「問い」は、(息苦しい程に)より深刻であって、真摯に向き合って、トココン突き詰めて、深くまで掘り下げていかねばならない「必然」が生じていると思う。

※追記:そういう意味では、全く突き詰めて考えた形跡すら見当たらない、今日の野田総理原発事故の「収束」をうそぶく「記者会見」は、最低を通り越して人間とは何処まで突き詰めて考える事が無い習慣が身に付くと【愚劣】になれるものか?という回答を与えてくれたという意味では、むしろ括弧付きの「感心」をするぐらいの…珍獣でも見る様な…日本の恥だった。
野田首相が原発事故「収束」宣言 記者から「違和感」指摘する声 J-CASTニュース 12月16日(金)19時52分配信
さすがの国営TV=NHKですら、7時のニュースで海外のメディアでは野田総理の今日の記者会見を、全く信頼ならないと報じていると伝えているぐらいだった。(苦笑)

そんな時代に、(私を含む)現役世代の中核を占めるアラフォー(40歳前後)の出来る事は、自分自身でも、それらを自問して考え学びつつ社会的行動で試行錯誤つつも、躊躇する事無く「難問」を後継世代に率直に正面からぶつける(対話する)事だと思う。中には若者からは(批判される側の世代に差し掛かっている事で)耳の痛い話も聞く事になるかもしれないが、それを恐れて語らないのは世代としての義務を果たしていない事にも繋がる。
そういう場で生きてくるソクラテス的な「対話法」というものの哲学的な意義は増していると思うのだが(カビの生えた「弁証法」とは異なり)、未だに教条的(カルト的)にしか社会批判を出来ない、既存の旧・左翼的な存在は、時代の流れの中では、もはや桎梏でしか無い存在に成り果てて消えて(否定されて)いくだろう。多様性や内部に批判的な活発な議論の無い我が党の「余命」も、もし…このまま「劇的」に変わる事が出来ないならば決して長くは無い。
それでも、新しい時代は、新しい運動を何度でも立ち上げて、過去の亡霊を乗り越えていくだろう。その前に私も少しでも地を耕すぐらいの一助でも出来れば(産まれて来た意義を見出せて)幸いである。(苦笑)

OO 2011/12/17 11:35 携帯ゲームや金融業界が『独り勝ち』している現代資本主義のあり方は、もはや生産力の進歩に貢献しているとは評価できなくなっていると思います。これらの商品生産自体が人間の「善き生」に殆ど本質的な貢献をしていない内容で進展しているという点もさりながら、結局、収益性の高い産業がそれらくらいという事で、有能な労働資源がそれらの産業に集中する事によるある種の機会コストの大きさは馬鹿にならないでしょう。これらの産業に集まる優秀な人材が少しでも救急医療の担い手に廻ったら、新エネルギー開発の従事者になったら、高齢者福祉の担い手に廻ったら、学校教育の担い手に廻ったら、等々、どれだけ社会の状態は改善されるか解りません。世界の主要福祉国家の首脳陣が一様に金融業界に阿って、本当にするべき大胆な国際的金融市場規制を実行できないで到っている現状の金融資本の暴走状態は、資本主義の桎梏性の端的な表れとして、おそらく後の歴史書には評価されるようになるでしょうね。

文明批判や不条理に思いを馳せる文化人の登場も、むしろこれからが期待されましょう。『帰ってきたウルトラマン』の「怪獣使いと少年」や『ウルトラセブン』の「ノンマルトからの使者」には、大人になってからの今の私が見ても震えが来るほどの深みのある作品でした。そういう作品を今度は我々が作っていかなければなりませんね・・・。

atsushi_igaatsushi_iga 2011/12/17 15:26 こんにちは。

頂いたコメントの一部を、今日公開した表のブログに一部引用させて頂きました。(事後承諾を迫る様で申し訳ありません)

> 結局、収益性の高い産業がそれらくらいという事で、有能な労働資源がそれらの産業に集中する事によるある種の機会コストの大きさは馬鹿にならないでしょう

銀行や投資会社等の金融資本でも、機会コストは浪費されていますね。
(高給だという事で人材が引っ張られて…苦笑)

> そういう作品を今度は我々が作っていかなければなりませんね

本当にそうです。さもなくば「資本主義の桎梏性の端的な表れとして、おそらく後の歴史書には評価」する人類自体が、このままでは存続しているかも疑われてしまいますからね。(苦笑)

私も未だ稚拙で上手いやり方なんか知りませんが、頑張りたいと思います。

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