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だから問題はコミュニケーションにあるんだよ by com-lab このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-10-14 ケータイサービス

[]メモリの未来


今日11時35分で1551枚


『メモリ(MemoLi)』に寄せられた全国のメモである。メモリとは、まぐまぐの創始者・大川弘一さんが始めた、奇想天外というか画期的というか、ケータイ2.0というかGPS2.0というか、なんというかともかくとんでもないサービスである。

http://memoli.jp/pc/


一応アドレスを書いてはみたものの、PCでこのサイトにアクセスしても何のことだかよくわからないだろう。ぜひ、このサイトに貼ってあるバーコードケータイでスキャンして、登録されてみよ。これがいかにすごいサービスであるかが、きっとおわかりいただけるはずだ。


早い話が、メモリとは、今、自分がいる場所で感じたことをメモとして残せるサービスである。それの何がどうすごいのか。


思い出とは、基本的に場所が必ず絡んでいる。初めて女の子に「好きだ」なんて言ってしまった場所、合格発表を見に行って自分の名前が見つからずにがっくりと肩を落として歩いた道、どうしようもなく好きになった女性を待ち続けたバス停。いろんな思い出は、必ずどこかの場所の記憶とともに刻み込まれる。


だって人は必ず、どこかにいるのだから。土地の記憶と思い出はセットであると言っても過言ではないのかもしれない。


もちろん、失恋だ不合格だといったエポックメイクな思い出ばかりを抱えて人は生きているわけではない。今日、いま、この瞬間にも、あなたは『今いる場所』で何かを感じているはずだ。それをメモにして残す。その場所で、自分がそのとき感じた記録として。


これはその場所に自分がいたという存在証明になる。


メモリでは写真を添付することもできる。ビジュアルとともに自分の記憶と場所の記憶がセットで固定される。もっと、これだけのことなら自分が勝手にやれば良い、という判断もなくはない(自分でGPSグーグルマップを使って自分専用の記憶データベースを作るというアイデアもおもしろいかもしれないけれど)。


メモリがすごいのは、人ベースではなく土地ベースで「人が感じたことメモデータベース」ができあがることだ。今はまだ、ユーザーの方も「これって一体何に使えるんだ」的おっかなびっくり態度で使っているようだけれど、このサービスの本質は、おそらく土地/感情データベースの構築にあるんじゃないだろうか。


もっともわかりやすい例をあげるなら、いま食事をしているお店のメニューについての記録を写真付きで残すという使い方だろう。すると後から「その近く」に来た人は、メモリにアクセスして、自分がいる場所にはどんな店があるんだっけとか、その店のメニューはどうなんだという情報を簡単に手に入れることができる。


この利便性一つとってみても、すごいとは思いませんか。


これが仮にケータイから『ぐるなび』にアクセスして、いま自分がいる場所をキーに近くにある店を検索して、口コミ情報を探してという手間と、メモリの簡便さを比べてみればいい。妙なたとえかもしれないけれど、その手間は『ぐるなび』がオペレーターに英語で話をして国際電話をかけるのと、ケータイに登録しておいた短縮ダイヤルをワンプッシュしてかける違いぐらいにはなりそうだ。


そうメモリは、土地/感情記憶データベースであると同時に、極めてアクセスの良いお店/口コミ情報データベースとしても機能する。


メモリのサイトには

あなたが残したそのメモは。

いつかまたこの場所を訪れた誰かが

好きなときに読むことができます。

そんなあなたのメモを

100年後のあなたのひ孫が

みることもできます。

と書かれている。


百年続くネットサービスという志も素晴らしいではないか。『メモリ』、ぜひ、一度使われてみてはいかがだろう。




昨日のI/O

In:

Out:

デリリウムカフェ菅原氏インタビュー原稿

本の原稿

くに・マニュアル原稿

メルマガ最新号よりのマーケティングヒント

QRコードの意外な使い方」

http://blog.mag2.com/m/log/0000190025/

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勝ち馬(=Google)に乗る」

http://www.insightnow.jp/article/2087


昨日の稽古:

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