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だから問題はコミュニケーションにあるんだよ by com-lab このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-02-02 型がつなぐ空手と文章

[]空手と文章の共通


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「型」について空手と文章を学ぶ研修会を開催します


2月9日の10時から16時半まで。京都烏丸竹屋町を西に入って、少し下ったあたり。京都トコ会館の1階。お弁当、お茶、お菓子がついて受講費は12,960円。どんな研修会なのか、興味を持っていただけた方は、下記をお読みください。


型といえば、まず空手。もしかすると能楽を思い浮かべる方もいるかもしれない。型とは一体何か。そんなことを考え始めるようになり、専門誌『トレーニング・ジャーナル』誌に、これまで8回の連載記事を書かせていただいた。


書き進めてみてわかることがあり、さらに謎が深まる部分もある。とりあえず現時点ではっきりしているのは、まずは「型に自分をはめること」である。その第一の狙いは、自分の偏りを正すことにある。


モノの見方に引きつけて話すなら、自分の認知バイアスを自覚し、認知の偏りを矯正することだ。身体操作でいうなら、右利き左利きといった利き腕・利き足による、体の歪みを少しでも直すことにある。そのために型に自分をはめる。然る後に、正しい動きを身につける。


ただし、これではまだ使いものにならない。正しい型を身に付けたら、次は型を破るのである。型を自分なりにカスタマイズするというか、自分に合わせるというか、状況に応じて変えるというか。


たとえば唐手の型稽古の動きは、相手唐手の技で攻めてきた時の対応を想定したものではない。それでは護身には使えない。およそ、すべての古武道の型稽古は、同じ理念にもとづいていたはずだ。たまたま、自分と同じ武道(それも同じ流派)を身に付けた敵が、襲ってくることは、まずあり得なかったはずだから。


さらに稽古を重ねれば(万日をもって真となす)、最初に覚えた型を離れて自由自在に動きながら、それでも型のエッセンスに基づいた動きになる。これを以って「守破離」という。


前置きが長くなってしまったけれど、そんなことを感じてもらう研修会をやらせていただくことになった。まず空手を通じて「型」に触れていただく。自分の五体を動かして「型」を体感していただく。


その後に、今度は文章の「型」を身に付けていただく。脳科学的にいうなら、型を身につけるとは、小脳に回路を作ることでもある。例えば、熱湯に手を突っ込んだ時には、反射的に手を引っ込めるはずだ。そして『その後で』熱い、と感じる。小脳の回路での反射行動は意識に先行する。


空手の型がめざすのは、この境地である。文章についても、正しい型を身に付ければ、書くのがずいぶん早く楽になる。ただ自分が書いた文章は、空手相手と違って逃げることがない。だから、何度でも攻める、すなわち推敲することができる。推敲にもコツがある。これを知れば、読みやすく伝わりやすい文章になる。


そんな講座、あと少しだけ人数に余裕があるそうなので、興味のある方は、ぜひお越しください。




昨日のI/O

In:

某大学法学部理工学部教授インタビュー

『定理が生まれる』セドリック・ヴィラーニ

Out:

某社社長取材原稿

昨日の稽古:

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