2008-07-09
「宇宙戦艦アキバ」には重大な欠陥があった
「宇宙戦艦アキバ」には重大が欠陥があった。
それは、この小説について書かれた「しごく真面目に『宇宙戦艦アキバ』の感想 - 法華狼」というエントリーに指摘されていた。ただ、それを読んだ時には気付かなかったのだが、昨日道を歩いている時にふと思い出し、そこでようやくそれが欠陥であることに思い至った。なので今日、遅くなってしまったがそのことを書く。
次に、どんでん返しのところで唐突に特攻とチキンレースが混同されたこと。むしろ、敵に避けられたら負けるので、どう予知能力に対抗して*5特攻という手段を隠すのかと思っていたら……主人公側が意識的に避けない限り勝つのなら、やはり有人で体当たりする必要はない。相手の軌道をそらしさえすれば勝てるのなら、衝突直前で脱出したりしてもいいだろうに。
ぼくが考えていた設定では、ブンダー艦は山手ラインを突破した後、一直線に地球への射程圏内へと急行する必要があった。そうでないと、地球防衛軍に追い付かれてしまうからだ。その道筋は一つしかなく、少しでも寄り道すると追いかけてくる地球防衛軍に追撃されてしまう。従って、地球を爆破するためにはその道筋を真っ直ぐ進む必要があるのだけれど、そのライン上に誰かに突っ込んで来られると、衝突するか避けるか(つまり寄り道するか)の選択肢しかなくなるから、いずれにしろ地球は守られる……ということになっていた。
しかしそれを書くのを忘れていた!
まあなんとなく分かる部分もあるのだけれども、でもなぜブンダー卿がチキンレース的な状況を強いられたか――ということの説明については、全くもって不十分だった。
これを書いても、上のエントリーを書いたid:hokke-ookamiさんは「いやだからといって体当たりするのが有人艦である必要は説明されてない」と言うかも知れない。ただ、それについてはここで書くことは何もない。
ここで言いたいのは、「宇宙戦艦アキバ」にはぼくが意図していながら明らかに説明されていなかった(説明を忘れていた)ロジックがあり、それが重大な欠陥になってしまっていた――ということだ。車で言うならリコールみたいなもので、無料で回収して修理したい気持ちだ。
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