最後の2年の謎、真実のダイアナ

デヴィッド・リンチ監督の映画「マルホランド・ドライブ」で、初めてナオミ・ワッツを見たときに、強烈な存在感に圧倒されました。




イギリスで生まれ、ピンク・フロイドのエンジニアをしていたという父の他界後、オーストラリアへ。演劇を学び、当初は鳴かず飛ばずマルホランド・ドライブで注目を集め、一躍ハリウッドのトップスターへ。その後の「21g」や「リング」での活躍はご存知の通り。


そのナオミ・ワッツが、36歳の若さでこの世を去ったダイアナ元皇太子妃の最期の2年間にスポットを当て、その知られざる真実の物語を明らかにする伝記ドラマの主役に抜擢された。

今なお、世界中の人々の心に行き続ける元イギリス皇太子妃、ダイアナの謎の2年間を扱った作品ですから興味津々。パンフレットを見て、またビックリ。故ダイアナ妃に瓜二つなのです。




http://youtu.be/-vioxYLyqkE



日本の雅子さまもそうですが、一般の世界から皇族や王族に嫁ぐことの大変さは、ちょっと想像を絶する世界。





ましてや、20歳でロイアル・ウエディング、2人の王子出産、夫の不倫、別居、孤独、王室との確執、マスコミからの攻勢に耐えられず離婚、シンデレラでなくなってから失意のどんぞこで出会った心臓外科医との恋。数奇というか、まさに映画のようなドラマチックすぎる人生。



地雷廃絶運動など人道的活動を通して、ひとりの人間として、自立していく女性の物語、真実のダイアナ。ショパールやトッズ、ヴェルサーチなどダイアナが愛用したトップブランドが全面協力。

監督は「es [エス]」「ヒトラー 〜最期の12日間〜」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル


10/18(金)ロードショーです。ぜひ。