あのコに壊されちゃう
晴れ。昨晩から足温器を使い始めました。あたたかい。ラク。
リンスをヴィダル・サスーンのコンディショナーにしてみました。
メモ:年末にフロイラインリボルテック、綾波レイ発売予定。
<ネタバレご注意>電脳コイル「かなえられた願い」つづき
「あのコに壊されちゃう」ってどういう意味だろう。……電脳コイルも残りあと3回か。某アニメみたいに「ほんとの決着は劇場版で!」とかなりませんように。ナムナム。べつにそうなってもいいけど、という気もしますが。どこまでもついていきますわたし。昨今のSFとかでよく扱われる「身体と肉体は切り離せない」というテーマが、いよいよみごとに描かれてきています。感動。
セリフが膨大な回でしたね……。それをダレずにモたせるテクニックが凄い。でも私の貧しい頭脳ではセリフが理解しきれない。でも京子は神妙な顔をしてオバちゃんの長口上を聴いていましたが、やはり頭が良いのか?(^^)
イサコとヤサコふたりだけの、エレベーターのシーンは、あらためて見るとほんとに良い。ヤサコを突き飛ばすイサコの、寄る辺ない感情やほんとうに申し訳ない、という思いが入り交じった表情がみごと。
疾駆するダイチの作画もまた見ていて気持ちいい。レイアウトも作画も両方美しい。アニメはやっぱこうじゃなくっちゃね。しかし京子を抱えて全力疾走とは、小学生にしてなんという金剛力。第3話同様に金網が障害になるあたり、なんとなしアンジェイ・ワイダの映画「地下水道」を連想してしまいますが、これは単なる牽強付会。でもこういうストーリーと画面の両方そろったリフレインまでが美しく思える。
金網ごしにわめくダイチの顔にかかるアミの省略が、芸が細かい感じ。
<ネタバレご注意>妄想代理人#3、4
なんと家庭教師は、人格の乖離に苦しむホテトル嬢であった。がーん。三石琴乃の声で冒頭、あーだこーだのシーンで、なんというか二つの意味でずーんという気分になる。まだ謎は増えるばかり。被害者のつながりは明確にならない。
プラネテスphase11
感動した。発展途上国のメーカー制作による宇宙服という題材と、国境の問題というテーマが見事に一致している。参りました。
太陽
TSUTAYA DISCASから到着したアレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」。ソクーロフ監督の映画ってーと、いまはなき六本木のカルト専門(?)映画館、シネ・ヴィヴァンで、監督の舞台挨拶つきで「ストーン クリミアの亡霊」を見たですよ。なぜか現代に復活したチェーホフと青年とのお話。とても素敵な映像でした。お話はともかく、緑がかった美しい映像は一生忘れられない。なので、仮にストーリーがつまんなくても、映像だけは素晴らしいはず、と思って見てみました。
たしかに映像は端正&綺麗。前半1時間は歯ぎしりするくらいに相当にタイクツなのですが、転換点を過ぎたところ、昭和天皇とマッカーサーとの初会見のあたりから凄い緊張感。人間の孤独というテーマと、昭和天皇という題材がピタリと一致していてるところは、見ていて気持ちよかった。
イメージ・シーンの空爆が、特撮担当のひとがんばっていました。一生忘れられない映像。天皇の待避壕がまるで秘密基地のように見えて(いや、正真正銘の秘密基地か)、これもかっこよかったな。
ソクーロフ監督はこうしていまも活躍してるけど、おなじシネ・ヴィヴィアンでやってた「アヴェティック」を撮ったアルメニアの監督、ドン・アスカリアンはなにをしているんだろう。「アヴェティック」も一生忘れられない映像。素敵だ。SFじゃないけど、まるで地球以外の星で撮影されたような映画。
電脳コイル特集・アニメージュ2007年 12月号
メモ:アニメージュ 2007年 12月号をぜったいに読むべし。