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摩耶山の麓から・・・・・・ロスカットハムの節約生活

2018-07-11

桜谷出合から生田川上流を遡行する

| 18:43

豪雨から丸4日経ったが、まだまだ摩耶山の谷も増水しているだろう。

朝の内こそ晴れていたが、天気予報では一日中曇りだという。だが日

延べしても、水量が減ずるばかりなので、思い切って行くことにしよう。

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ケーブルカーには、大勢作業服姿の方々が同乗された。豪雨後の設備

点検だろうか。摩耶ビューライン・六甲ケーブル・山上バスは平常運転。

但し、阪急六甲からの記念碑台及び、掬星台行きバスは運休中である。

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桜谷道を下り生田川に降り立つと、ちょうど正午。河原の岩に座り込み

昼食を摂ることにした。昼ごはんは家族が作ったバナナパン丸ごと1斤。

水量は落ち着いている。徒渉点も靴は濡れるだろうが、普通に渡れよう。

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昼食を済ませて、桜谷出合の徒渉点から入渓する。前回は2015年7月。

台風通過による豪雨の8日後に入渓している。その時と比べると水量は

明らかに少ない。これは少々意外に思われる。水の濁りは予想を上回る。

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50米も進むと左岸から支沢が、滝となって流れ込む。徳川道沿いの沢。

登ってみたくなるが、すぐに徳川道が交差するので、興醒めするだろう。

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次は丸い釜が現れる。水が澄んでいれば、大台・大峰級の淵なのだが、

残念ながら水質の悪くて魅力はない。家族が見上げているのは、右岸

ヌクト・ゲートロック。風化して樹木が密生しているので判然としない。

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この釜に流れ込むナメ滝2米から上流、シェール道が交差する手前

までが第1のハイライト。水質の悪さも一時忘れるほどの区間となる。

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スケールは20分の1にも満たないが、一瞬、クワゥンナイ川のナメを

思いだす。まあ想像力を逞しくしなければ、摩耶山の沢は楽しめない。

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それでも川幅一杯に広がるナメは壮観である。岩が黒いのは苔が

生えているからだろう。花崗岩なので本来はもっと明るい色のはず。

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左岸の一般道とは少し離れているので、静かな沢歩きが楽しめる。

距離にすると200米足らずだが、滑や淵が次々に現れて飽きない。

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徳川道と別れたシェール道が交差する。その徒渉点を過ぎると小さ

な堰堤がある。三枚岩にアプローチする時に左岸を越えるお馴染み

の堰堤。流れ落ちる水流に、厚みが感じられる。左岸から小さく巻く。

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三枚岩から下ってくる岩尾根の末端が流れを遮る。もう少し変化

が有ってもよさそうな場所だが、此処を過ぎると一旦平流となる。

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それはそれで雰囲気は良い。日本の山は何処も彼処も林道が敷設

され、どんな山奥へ行っても本流遡行の気分を味わえる所は少ない。

奇しくも生田川沿いには林道が無い。普通の事のようで実は珍しい。

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神戸市民の水源として守られているからだとは思うが、この水質の

悪さはどうして?。そんな事を考えてると、カメラを水没させてしまう。

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という訳で以降は、古いスマホで撮影している。すっかり曇り日差しが

なくなり暗い。此処は新穂高の609ピークから西に下る岩稜の末端。

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しばらく岩場が続き、ミニゴルジェ風な所で終わる。面白い地形なのだ

が、それ以上に水質の悪さが気になる。雨で濁っているだけではない。

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豪雨後に遡行する場合、このような平流でも危険はある。水流の中にあ

る岩より、岸際の岩が土台の土砂が削られて、不安定になっている場合

があるのだ。直径1米位の岩が動いて、足を挟まれそうになった事がある。

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その為、それなりの注意を払って歩いている。シェール道の木橋が外れ

ていた。片一方がワイヤーで固定されているので、流された訳ではない。

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次の木橋も同じ。わざと片側だけ固定して、水流の圧力を受け流す仕組み

なのかな。力のある人が何人かで移動させれば、元に戻すことが出来そう。

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前方を堰堤が遮る。八州嶺第三堰堤の副堰堤である。その上に大きな

正堰堤が見えている。右岸から正副2基の堰堤を一気に巻いてしまう。

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堰堤上は真砂の堆積地。シェール道では、最も降雨の影響を受け易い

場所で、歩道が長期間水没する事がある。泥の汚れが2米程の高さの

枝葉についている。だが前回は泥汚れが、3米程の高さまで達していた。

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神戸地方気象台によると、前回遡行した8日前2015年7月17日の

神戸市は、267mmで観測史上第3位。本年7月5日は205mmで、

7月6日は166mm。それぞれ4位と5位の降水量と記録されている。

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今回の豪雨は降り始めからの雨量は過去にない規模だが、2015年の

豪雨は急激に増水し、山に雨水が溢れたと想像できる。因みに2008年

都賀川水難事故の日の降水量は、35mmという局所的集中豪雨だった。

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八州嶺第三堰堤を越えてから、水質が良くなった。もちろん一昨日歩いた

七曲り谷のように澄み切っている訳ではない。水に浸かっているのが嫌に

ならない程度。この付近からの100米程が、明るい滑で第2のハイライト。

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遡行するのは3度目だが水質悪化の原因が、八州嶺第三堰堤と初めて

気づいた。右岸から獺東谷が流れ込む。この付近はシェール道沿いでも

落葉樹が多くて、気持ちよく歩ける部分。今日は曇り空で暗いのが残念。

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シェール道が右岸に上がり、林道状となる手前。此処の木橋は外れて

いなかった。穂高湖堰堤まで遡行することはできるが、この先は平凡

なので、遡行を終了する。スニーカーに履き替えて、シェール道を辿る。

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とても湿気が多く暑くなってきた。掬星台に着く頃には雨も降りだす。

梅雨が明けたというのは本当だろうか。水道筋で野菜を買って帰る。

2018-07-09

ゴロゴロ岳・七曲り谷左俣から剣谷湿原へ

| 17:42

7月初旬梅雨前線が活発化し、平成30年7月豪雨と名付けられる程の

降水量となった。神戸地方気象台の発表によると、5日から7日までの

西宮地方の降水量は397ミリである。8日は晴れたが家族に所要あり。

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9日。まとまった雨が降ったら、家族を連れて行きたいと思っていた小渓へ。

阪急夙川駅から阪急バスに乗り、鷲林寺南口下車。豪邸が立ち並ぶ住宅

街の上端にある剣谷第4公園へ。此処で沢用の足拵えに替えて奥に進む。

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公園奥から踏跡を辿ると、右俣が二筋となって合流する。その上で入渓。

濁っていれば止めようと思っていたが、水は綺麗に澄んでいる。この谷は

岩質も安定し難しい滝もない。増水期こそ楽しめようと機会を待っていた。

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踏跡は左岸に続くが、それを辿ると谷の遡行部分が短くなる。平流だが、

足慣らしの為にも流れの中を進む。水量が少ないとシダや藪が煩い所。

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すぐに堰堤に行く手を遮られる。左岸の斜面を巻上るが、天端の上流

側が2米程の段差となっており、垂れた灌木に頼って半ば飛び降りる。

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第一堰堤上の堆積地。あれほどの豪雨の後だが土砂やガレの流入

は無かったよう。稜線が思いの外低い。この先に変化はあるのかと、

不安になるほど穏やかな景色だ。踏跡が岩の上流に下ってきている。

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堆積地を過ぎると、やや谷の傾斜が上るが、ゴーロを歩いている

のと変わらない。第2堰堤下で作業服姿の男性に声を掛けられる。

市役所の職員かと問われたが、この上で測量をされているという。

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第2堰堤も左岸から越える。此処もまた天端からの段差が大きいので、

半ば飛び降りる。もっとも右岸に測量作業の為に、道が開かれている

ようで、山仕事用のピンクテープが第2堰堤堆積地上まで付いている。

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第2堰堤を越えると測量の為に周囲の樹林が伐採され、川床の岩に

測量用のピンが打たれている。2012年に岩ケ谷の入口に測量用の

ピンを見た事を思いだした。4年後には、摩耶第5堰堤が立っていた。

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ようやく小滝が現れた。3米程の高さだが水量が多くて迫力がある。

家族に登り方を説明しようと思ったが、聞く耳も持たずさっさと左側

のガリー状を登って行ってしまう。ハムは登り易い右側水心を辿る。

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小滝とも呼べないような段差だが、水量があればそれなりに楽しい。

この谷には、昨年の台風通過2日後に来ているが、水量は全く違う。

この付近も測量対象のようで、次に現れる斜滝まで伐採されていた。

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この谷のハイライトの6米斜滝。だがハイカーが設置したトラロープ

が景観を著しく害している。水流沿いに、スタンス多く普通に歩ける。

小さな窪みを拾って、水流が跳ねる。大雨の後だからこそ見れる姿。

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斜滝を過ぎると、測量作業の形跡がなくなった。先ほど出会った方が、

堰堤を作るための測量と言われていたので、恐らく3米小滝から斜滝

辺りまでがダムの下に、更に土砂が堆積してこの付近も埋まるだろう。

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特別に面白い谷という訳ではないが、水質が良くて、小さいが滝も幾つ

かあるので、ゴロゴロ岳の周辺では唯一、沢歩きを楽しめる場所だった。

堰堤工事が始まるまでに、今日程の水量に恵まれる日があるだろうか。

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十分味わいながら登りたい。と思うのだが家族はドンドン進んで行く。

分かり易い性格の人で自分が気持ち良い所になると、足が速くなる。

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前方の谷幅一杯に、白布を垂らしたような滝が見える。高さは2米程

だが、どう考えてもシャワーを浴びずには、抜けれそうにない。水勢

が強くて難しそうなら、巻いても良いかな。滝下まで行って考えよう。

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だが矢張り家族は止まらない。右岸寄り、くの字型のラインをさっさと

登って行く。「上腕が痛いから滝なんか登らすな!」と怒っていたのは

誰だろう。カメラと財布をザックに仕舞い、びしょ濡れになって後を追う。

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続いてヌメッとした斜滝。傾斜は緩いが、適当なスタンスが無いので

この谷では一番難しいと思われる。前回は左岸の岩場を伝って巻き

上がっている。その事を云おうとしたら、家族は既に取りついていた。

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右端の岩溝に細かなスタンスを拾い、その上の拳大のチェックストン

を掴んで体を引き上げていった。落口に上った家族はジェスチャーで

「お前には無理だ。」と言ってくる。素直に従い左岸から巻き上がった。

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斜滝の上で平流となる。常には水流が途切れてしまう所だが、今日

は、まだまだ続く。前回は右俣との中間尾根の上端にある池に出た。

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だが地形をろくに考えずに、水流だけを辿っていたら、やけに遠い。

豊富な水量がいつまでも続く。行きついた先では、木の根っ子から

水が噴き出していた。それより上に水流は無く古い治山の石組み

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一般道に出たのは、ガベの城への分岐近く。随分と南側に寄っていた。

ゴロゴロ岳の山頂には魅力が無いので、剣谷湿原に立ち寄ってみよう。

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だがまた道に迷う。湿原に辿り着くまでに30分も掛った。狭い範囲

に水流が蛇行し、複雑な地形が続いた先に、ポッカリ湿原が広がる。

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豪雨の影響も感じられない静けさ。高層湿原だけに此処はまだ夏

ではないようだ。花も咲いていないし、昆虫の姿も見られなかった。

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昼食場所を求めて観音山方面に少し入り、路傍の岩場に座り込む。

遠くに見える大阪湾。武庫川から流れた濁流で黄土色になっていた。

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2018-06-26

地蔵谷第4堰堤上の左俣を詰め、黒岩尾根606ピークに至る

| 12:38

6月25日は桜谷左岸の支谷を詰めて、アドベンチャールートを経由して

地蔵谷源流に出る。此処からは地蔵谷第4堰堤まで下って、三俣の左俣

を遡行して、黒岩尾根の606ピークを目指すというのが、本日の計画だ。

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ラジオを聞いていると神戸市内の気温は30度を越えている。アドベンチ

ャールートにも展望岩はあるが、日陰の無い所では休む気になれない。

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地蔵谷道を下って行き、右岸から左岸に徒渉する所で、道を外し沢に

入る。短いがナメ床があり、水量も多くて、先ほどまでの暑さを忘れる。

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すぐに地蔵谷第4堰堤上の堆積地。此処に三俣がある。下ってきたのが

本流の右俣。遡行するなら中俣が良い。源流域に堰堤が一つあるが、手

前の小滝が連続する所は見応えがある。その中俣を右に見て西へ進む。

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三俣の内最も水量の少ない左俣がある。この辺りは何度も歩いている

が、この左俣には入る気がしなかった。なぜなら遡行すると摩耶山頂に

背を向ける事になり、詰めた先は黒岩尾根の606ピーク。そこから再び

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掬星台に登り返すのは辛い。今回はそのまま黒岩尾根を下ってしまう。

嫌なものが見えて来た。地理院地図によると左俣には堰堤は1基しか

記されてない。この堰堤は位置が少し違う。測量後に出来たものだろう。

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左岸から越えると二俣がある。右俣の方が水量も多く明るい。此方

は、606ピーク東側の鞍部に至る谷だろう。念の為に少し進んでみ

ると、大きな堰堤があった。地形図に記されている堰堤だろうと思う。

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二俣に戻って左俣へ入る。地形図から判断できる通り、緩やかな谷

で変化には期待できそうにない。せめて藪に悩まされなければ良い。

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また堰堤だ。正確に言うと兵庫県の造った治山ダム。右岸を越える。

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更にもう1基。既に伏流しているが、どこからだったか記憶にない。

ここも右岸を越えた。この堰堤には銘板があり、平成11年の建造。

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この3基目の堰堤を越えると、傾斜がぐっと上がる。針葉樹の大木が

多くて雰囲気のある所だ。下生えは少なく藪を分けるようなことはない。

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既に谷筋というよりは、斜面の凹状の地形を辿っているのに過ぎない。

左岸に大きな岩場を見るが、右岸には岩稜が続くようで興味をもった。

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右岸の岩稜を辿って行く。緩やかな細尾根に巨岩が埋まっているとい

う感じで険しくはない。風化の進んでいない明るい色の花崗岩が続く。

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もう少し険しければ恐竜の背とでも呼べそう。最後は何処に行き着く

のかと思う。今日の行程では、この時が一番楽しかったかもしれない。

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踏跡らしきがある。この岩にも見覚えが・・・。そうか606ピーク下

の展望岩だ。今まで何度か黒岩尾根道の途中で休憩に利用して

いる旧知の場所。あっけない結末だが期待通りの箇所に着いた。

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この展望岩は二人で腰かけるのにちょうど良いし、松の木越しに、

黒岩尾根の659ピーク。摩耶別山、天上寺、掬星台の電波塔群

を望む事が出来る。黒岩尾根道からは踏跡を辿って10米程の所。

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黒岩尾根道に出て西へ進むと、神戸市界と記された標柱がある。

後は淡々と下って行くだけ、三つの急峻な下りがあり膝が痛くなる。

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布引の滝に下ったのは17時半近い。瀧見橋には十数名の外国人

観光客の方々。今日山中で出会った人の半分は外国の方みたい。

魅力的な観光地ではなく、安全な旅行先として選ばれてるのだろう。

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2018-06-25

桜谷の支沢からアドベンチャールートに抜ける

| 18:52

6月25日の月曜日は梅雨の晴れ間。どこか行きたいと思うが家族の

不調が続いている。一人で行くなら退屈な所でも良いかと、以前から

の宿題の一つである、地蔵谷第四堰堤上三俣の左俣に入ってみよう。

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それだけでは物足りないので、桜谷の支谷との組み合わせを考えた。

ロープウェイで掬星台に上がる。上り便は友の会乗車の3名だったが、

下りゴンドラには、3名の外国人旅行者の姿が、来てくれてありがとう。

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桜谷を下って行くと沢沿いにアジサイが多い。杣谷で見るコアジサイ

とは違って装飾花がついている。帰って調べると、ヤマアジサイという

らしい。今まで違いを分かっていなかった。そんなことを考えていると、

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桜谷の左岸から流れ込む支沢を、うっかり通り過ぎてしまう。それほど

細い流れだ。6月22日には水量が多くて気づいた。だが地理院地図を

見ると堰堤が2基あり、遡行価値は期待出来ない。入口には苔の小滝。

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だが詰めると黒岩尾根のアドベンチャールート分岐辺り。ならば地蔵谷

第四堰堤へ継続することが出来そう。苔の小滝を越えると平流になり、

すぐ大きな堰堤が行く手を遮る。県の作った治山ダム。左岸から越える。

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堰堤上には棘の有る木が多かった。堆積地は小規模ですぐ谷らしく

なるが、地形図で見る傾斜も緩やかで期待はしていない。それにして

も県が作る治山ダムは、どれだけ有用なのか。無駄に多い気がする。

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両岸が狭まり苔むした巨岩が転がる。一瞬、面白くなるかもと思っ

たが、見上げると2基目の治山ダムが聳え立っていた。がっくりだ。

冷水を飲んで一休みしよう。今年になって一番の暑さになるという。

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2基目の治山ダムを越えると、ヤマアジサイも多いが藪も濃くなる。

堆積地の上に二俣があり、どちらに入ろうか悩む。国土地図アプリ

で、現在地を確かめると左俣が良いように思うが、確信が持てない。

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一応、右俣に少し入ってみる。ナメ状の川床が濃い藪に消えている。

やはり本流とは思えなかったので、二俣に戻って左俣に入り直した。

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此処からは歩き易い所を選んで行く。幾つか二俣が現れるがすべて、

左俣に入っている。目標は黒岩尾根のアドベンチャールートの分岐。

鞍部になっているので、容易に着くかと思ったが、意外に難しそうだ。

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短いナメの先に、滝というよりは岩壁が広がり、水流が雫になって

落ちている。左側から落口に小さく巻こうと思ったが、ズルズルの

斜面で、けっこう大きく巻き上がってしまった。滝上で水流は消える。

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藪が濃くなり凹状の地形を追うのは諦めた。左側に明るい尾根筋が

見えたので其方に上がる。後から思えば此処は右へ行くべきだった。

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緩傾斜の森の中を、南側に歩いて黒岩尾根道に飛び出す。目標だった

アドベンチャールート分岐よりは一段上。東に寄り過ぎ無駄足を踏んで

いる。地図も地形も読めていない証拠だ。まあ、辿り着けたので良いか。

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少し下って新しく案内板が設置された三叉路。ここからアドベンチャー

ルートに入り、地蔵谷の源流を目指す。この道は神戸市立自然の家を

起点としたコースとして整備されたのだろうが、現在は使われていない。

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その為、一般道としては分かり難い。この日も男性二人が道を外して、

沢を下って行こうとされてたので案内したが、アドベンチャーを楽しん

でおられた所を、邪魔したのかも知れない。(後半は記事を別け続く。)

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2018-06-22

桜谷の支沢を遡行し、右岸尾根上の展望岩へ

| 19:39

今週の月曜日には地震があり、水曜日には、まとまった雨が降った。

あまり不安定な谷には入らない方が良いと思う。家族は所用があり

今日は一人。たぶん4度目になるが、岩の固い桜谷の支谷に行こう。

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晴れるという予報だったが、空気中の湿気が多く、ぼんやりしてる。

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ロープウェイで掬星台に上がり、摩耶自然観察園を通って桜谷道に

向かう。これが、シチダンカ(七段花)というアジサイの一種なのかな。

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桜谷道を下っていくと、右岸から流れ込む支沢がある。青い道標は

文字が消えているが、救急通報プレート「ち22−7」が貼られている。

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入口の小滝を越えると、ナメが迎えてくれる。前回来たのは台風通過

の2日後で水量が多く楽しめた。それほどではないが水量は多いほう。

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架線で土砂を運ぶバケツ型搬器が放置されている。よく見ると鋼製の

足がグニャリと曲がっているので、架線から落下してきたのだろうか?。

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桜谷自体は平凡だが、この支沢は階段状の岩盤が発達し続いている。

その為水量さえあれば短いながらも、沢歩きの気分を手軽に楽しめる。

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複雑な形の小滝。この沢で滝らしいのは入口のハング滝と、この滝位。

両岸の尾根が低いので明るい所。岩が節理ごと剥がれる部分もある。

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続いて全長20米ほどありそうな階段状。此処は歩いていると滝と

いう感じが全くしない。傾斜のある河床が続いているといった感じ。

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最後の部分でやや傾斜が上がる。最初に来た時は、確か右岸寄り

を上ったと思うが、今日は左岸寄りを歩くと、あっさり通過してしまう。

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階段状を過ぎると藪っぽくなる。でも今日は何だかスッキリしている。

枯れ枝が沢を埋めていることもある。気温が低いからか虫も少ない。

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周囲は照葉樹の森だが、両岸が低いので明るいのが良い。そんな事を

言えるのも、降雨後で水量多いからこそ。平時は只のヤブっぽい小沢。

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まだ水流は続くが、横長の岩場を越えた所で遡行を終了する。このま

ま沢を詰めて行けば、天上寺下の奥摩耶ドライブウェイに突き当たる。

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スイッチバックするように右岸の低い尾根に上がると、水道管理歩道。

此処よりも下方にある展望岩場で、昼食を摂ろうと思うので下って行く。

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歩道が右側の斜面に下っていく所で、道を外して藪尾根を直進する。

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200米も下ると藪の中に岩場が現れる。頂部は平らで二人位の休憩

には適している。ただ夏は日影がなく暑いし、冬は風が吹き抜け寒い。

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ここから見る摩耶別山から黒岩尾根の風景が、意外に雄大で好きだ

ったりする。でも藪を漕いでまで来る所かというと、それほどでもない。

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昼食は家族が作ってくれたチョリソー入りのパイ。新発売のビール・

テイスト飲料は、ノンアルコールとはいえ、やっぱり不味い炭酸水。

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その後は下調べに2時間ほど費やして、掬星台に戻ったのは16時。

スッキリと晴れていたが、明日の土曜日は雨が降るという6月の空。

長峰大好き長峰大好き 2018/06/26 16:31 こんにちわ
迷いましたが結局最新の日付に投稿させていただきます
こちらにも投稿されているkurokuwa65さんの山レコの6/17の投稿欄にコメントしたことがきっかけでわかりやすいポリわらじの作り方動画をYouTubeで公開されました
ハムさんの奥様もご愛用と記憶してましたので勝手ながら紹介させていただきました
動画は従来の地下足袋用と登山靴用の2種類あり、配布紹介自由とのことですので取り扱いはハムさんにお任せしようかと思います

https://youtu.be/ohr0ZlYOoX0

https://youtu.be/oQ20fEpXasI

付け足しで恐縮ですがくじら岩,私も早く訪れてみようと思っています

ハムコロッケハムコロッケ 2018/06/26 19:59 どうもありがとうございます。参考にさせていただきます。

例の巨岩ですが、後日に杣谷道からのアプローチを確認し
ました。石階段のある所で、路傍の笹藪に切れ込みがあり
それと分かります。そこから獣道を10mも西へ進み、次
は下へ数mも下れば着いてしまいます。

樹林の薄かった頃には、杣谷道から見えたのではないでし
ょうか。でも長峰大好きさんがご存じなかったとしたら、
そうでもなかったのかな、と思ったりしています。