摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

大石尾根 (摩耶山南面・薮尾根の季節②)

この尾根の名前は知らない。ただ昭文社の地図に、大石という地名があるあたりである。

長峰山頂から、北に向かうと一旦鞍部に下る、登り返した所にある公設道標(な48−8)

この脇から、下に向かって関電巡視路が切開れている。ここを下って杣谷上部に出よう。


この道もツツジの木が多い。標高が高いのと西向きである為、開花したものは少なかった。

中間にある高圧鉄塔までは巡視路なので、道は悪いものの切り開かれている。

そこから下も、細いがしっかりした踏跡が続いており、薮もそれほどうるさくはない。

下山した所は、木ノ袋谷と杣谷本谷との出合いから、20米程下流の杣谷道である。

この尾根から見ると、次に登る木ノ袋尾根が急峻で顕著な尾根であることが良く分かる。

これほど顕著な尾根を、谷を基準に呼称するのは、今ひとつ納得が行かない。

木ノ袋谷の西側に顕著な尾根もないことから、木ノ袋尾根と呼んでも良いのではないか。