摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

坊主山(376m)・・・・・・(名前の由来は知りません。)

地形図に山名は書かれているものの、知名度は無いに等しいだろう。

高羽交差点から、親和女子高の前の坂道を進み変電所を過ぎ、

放し飼いの犬(おとなしい)のいる資材置き場通り越し、

暗い森に入った左手に、関電の巡視路の入り口がある。

今は「坊主山南登山口」と書かれた私製標識があるが、わかりにくいだろう。

そこから関電の巡視路を利用して登山する。

急ではあるが、巡視路としては広く立派な道が山頂まで続いている。

山頂には高圧鉄塔が立っているが、樹林の中で展望は利かない。

尾根の一部としか思えない様子で、名前に期待すると、がっかりだ。

北へ進むと、いったん鞍部に下る。六甲山グリーンベルト整備事業とやらで、

このあたりは伐採されていて、東側の大阪湾方面の視界が広がる。

冬の晴れた日には、大阪湾の水面がキラキラひかり、印象的だ。

登り返して次のピークからは、西側の展望がよい。

北に進むと、高羽道と森林管理歩道の四叉路である。

今日もここから、油コブシ〜六甲ケーブル山上駅〜天望尾根を経て、山羊戸渡を目指す。