今日(3月5日)は、少し寒いが良い天気になるそうだ。
毎度のことで、10時半ごろまで家でグズグズしていた。
先週、感じ好かった東山尾根でも、登ろうかと中尾町へ。
だが、東山尾根の取り付きの谷に、白い橋が目に入る。
橋があるからには、道があるだろうと、そちらに進む。
お食事中のイノシシの親子を驚かせてしまった。
橋を渡り、よく踏まれた道を進み、尾根に出る。
巡視路らしく笹が刈られている。水道局の白テープもある。
すぐに高圧鉄塔。この上には、鉄塔は無いはず。
それでも道は、細いながらも続いているようだ。
西側には、城山が意外にも堂々とした山容を見せている。
中腹には、新神戸ロープウェイの架線が、筋をひている。
水道局の作業路としての通行があるようだ。
途中、東側の谷へ下る道もあった。
登るにつれ、道幅が広くなる。同じぐらいの斜度が続き、
東山尾根の急で滑りやすい道よりも、歩きやすい。
神戸市の防災地図を見ると、この尾根と東山尾根との
間の谷には、「中尾谷東谷川」と記されている。
西側の谷には「中尾谷西谷川」なんとも、ややこしい。
谷を基準に呼ぶとすると、中尾谷東谷川西尾根とか、
中尾谷西谷川東尾根となるのかな。
住宅地図には、この尾根の末端に「蝉山」と地名がある。
なので、このブログでは仮に「蝉山尾根」としておこう。
水道局では、なんて呼んでるのかな。
蝉山尾根の上部は、花崗岩の真砂化した荒れた道となる。
中斜面だった道が、急になるとしばらくで、ピークに出る。
家庭用のアンテナが数本立っている。雷声寺から旧まや道への
登山道脇にある小ピークだ。以前西側から、踏跡を辿り東側に
下ったことがある。アンテナは苧谷の民家のものだろうか。
いつもは枝葉が茂り、展望の無いところだが、冬枯れの今は、
苧谷を囲む山々の展望がある。東山尾根のピークが高いなあ。
ここからは、急坂を下って旧まや道へ登り返すことになる。
せっかく登って来たのに、下るのは嫌だなと、少々凹む。
紅茶を飲んで一休み。苧谷はさんで世継山が良く見える。