Hatena::ブログ(Diary)

摩耶山の麓から・・・・・・ロスカットハムの節約生活

2017-05-29

続・宮崎県の旅2日目 韓国岳(1700m)から大浪池へ・・・2017年5月24日

| 17:41

テントを叩く小さな雨音がする。目が覚めるとまだ3時だった。

暑くてフライを張っていなかったので、メッシュの部分から雨が

漏れてきた。テントを濡らすのが嫌なので撤収することにした。

f:id:aw2q:20170616132831j:image

真っ暗な中、大隅大川原駅に戻って始発を待つ。雨は断続的

に降っていたが、雨量はごく僅かだった。固いベンチで座って

待っているのは苦痛で、もう少し寝ていればよかったとも思う。

f:id:aw2q:20170616132828j:image

6時28分発の鹿児島中央駅行きの普通列車に乗車。2駅で

霧島神宮駅に到着。乗車するバスの時刻は7時51分なので、

ここも1時間以上の待ち時間。待合室で朝食を摂ったりする。

f:id:aw2q:20170616132825j:image

古い駅舎だが中々凝った造り。入口に鳥居があるのは気づか

なかった。駅の窓口で霧島地区のバス1日乗車券1100円を

購入する。鹿児島交通のバスだがJRのマルスで発券された。

f:id:aw2q:20170616132820j:image

霧島神宮駅を発車したバスは、神宮前を経由し霧島に向かう。

標高が上がると、車窓から桜島を、うっすら望むことが出来た。

丸尾温泉で下車し周遊バスに乗り替え。温泉ふかし芋を購入。

f:id:aw2q:20170616132817j:image

8時30分発の周遊バスは、温泉街を通り抜けて、えびの高原

に向かう。8時55分に一つ手前の、つつじヶ丘バス亭で下車。

ミヤマキリシマの群生地だけど、咲いてるのは数えるほど僅か。

f:id:aw2q:20170616132813j:image

バス停から南に歩くと、韓国岳への登山口がある。5月8日に

硫黄山の噴火レベルが引き上げられた為、西側からの登山路

は此処からだけ。つつじヶ丘は宮崎県だが、此処は鹿児島県。

f:id:aw2q:20170616132809j:image

今の所、曇りだが雨は降っていない。このまま持ってほしい。

韓国岳に登って、大浪池登山口バス亭に、13時には下山せ

ねばならない。いつもより急ぎ気味に歩き始める。あと4時間。

f:id:aw2q:20170616132806j:image

最初は大木の樹林帯で、緩やかに登って行くと、そのうち

スズタケが密生するようになる。火山灰の荒れた地質かと

予想してたが、意外にも植生は豊かで、気持ち良く歩ける。

f:id:aw2q:20170616132803j:image

スズタケは120年に1度という花を咲かしていた。来年に

来ると、この笹藪は全て、枯れてしまっているのだろうか。

f:id:aw2q:20170616132759j:image

スズタケの上では、照葉樹の白い花が満開となっていた。

帰ってからネットで、花の名を調べてみるが、分からない。

f:id:aw2q:20170616133059j:image

一時間弱で大浪池への分岐を過ぎる。此処からは木道が

施されていた。大浪池と韓国岳の鞍部にあたる。ツツジの

開花期には綺麗な所と思うが、今日はまだ咲いていない。

f:id:aw2q:20170616133055j:image

鞍部の西端に韓国岳避難小屋がある。噴火時のシェルター

として建てられた物だろうし、水場もトイレもないが、清潔に

保たれている。此処に荷物をデポして、韓国岳を往復する。

f:id:aw2q:20170616133047j:image

鞍部からは頂上までは、標高差400mを一直線に登って行く。

階段の連続で単調なもの。ツツジの花が咲いているのが救い。

f:id:aw2q:20170616133036j:image

椅子を積み重ねた様な段差の大きい階段もあって、空身とは

言え苦しい登りが続く。バスの時刻を考えて、気が焦っている。

f:id:aw2q:20170616133029j:image

1時間半の急登をこなすと、ようやく周囲の樹木が低くなり

視界が開けた。振り返ると大浪池が見えた。ガスが次第に

降りて来ようとしている。やはり天候は悪くなるのだろうか。

f:id:aw2q:20170616133026j:image

樹林帯の上は火山礫が転がる荒れた斜面。木道も壊れて

いて、歩き難い場所だ。上から下って来るハイカーも2・3組。

f:id:aw2q:20170616133022j:image

人が歩かない斜面は、ツツジの群落地。一斉に開花する

時に来れば綺麗だろう。少々時期が早かったな。年較差

もあるし、花の最盛期に予定するのは至難の業と諦める。

f:id:aw2q:20170616133019j:image

10時40分、韓国岳の頂上に到着する。山上には数組の

登山者がおられた。平日でこんな天候だが、我々と同じく、

ツツジの開花を見込んで、遠くから来られた方も多いよう。

f:id:aw2q:20170616133438j:image

家族が火口壁を見て、「わぁ、キレイ。」と声を上げると、

「向こうからの方が、もっとキレイだよ。」と、教えて頂く。

f:id:aw2q:20170616133434j:image

火口壁を東に向かって進む。火口湖との標高差は280m。

f:id:aw2q:20170616133429j:image

少し東側に進み、振り返るとこの風景。火口壁に張りつ

くように、黄色い花を咲かせているのは、ヒカゲツツジだ。

摩耶山のものより小振りだが、花の色ははるかに鮮やか。

f:id:aw2q:20170616133422j:image

全景はこんな感じ。ガスがまき始め、クリアには写せない。

f:id:aw2q:20170616133416j:image

ミヤマキリシマの開花期には早かったが。思いもかけず、

ヒカゲツツジの群落を見ることができて、少々興奮気味。

f:id:aw2q:20170616133821j:image

下手な写真を沢山撮ってると、時刻は11時を過ぎていた。

13時6分のバスに間に合わないと、高千穂峰に行けない。

f:id:aw2q:20170616133818j:image

家族に促されて登って来た同じ道を、小走りに下って行く。

f:id:aw2q:20170616133815j:image

大浪池がガスに包まれていく。空も次第に暗くなってきた。

何組かを追い越して、韓国岳避難小屋に11時30分到着。

f:id:aw2q:20170616133811j:image

デポしていたザックを回収し、大浪池に向かう。僅かな登り

だが、背中の荷物が重くて、遅々としたスピードしかでない。

f:id:aw2q:20170616133806j:image

大浪池の火口壁に到着。西側を半周して下山路に向かう。

東側も回れるが、西側の方がミヤマキリシマが多いらしい。

f:id:aw2q:20170616133800j:image

火口壁上の平坦といっても良いほど。早速ツツジが迎えて

くれた。韓国岳より標高が低いせいか、開花した株が多い。

f:id:aw2q:20170616133753j:image

園芸種かと思うほど鮮やかな色、可憐な花弁が密生する。

f:id:aw2q:20170616133750j:image

大浪池は何も期待していなかったが、意外に良い雰囲気。

f:id:aw2q:20170616134121j:image

紫紅色、桃色、薄紅色と三種類の色を一度に楽しめたり。

f:id:aw2q:20170616134117j:image

歩くうちに、次々と満開の株が現れ、飽きることがない。

f:id:aw2q:20170616134114j:image

小雨が降り始めた。韓国岳の頂上はガスに包まれている。

f:id:aw2q:20170616134108j:image

大浪池の分岐に到着したのは12時9分。思ったよりも

時間が掛っている。此処から登山口までは、観光客でも

歩けるよう石張りの遊歩道。此処も小走りに下って行く。

f:id:aw2q:20170616134105j:image

どうもそれが悪かったようだ。両膝が痛み始めた。バス

停には12時37分着。旅行を続けられることには、安堵

するが、もう少し景色を楽しみ、ゆっくり下ればよかった。