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2017-12-03 [メモ]埴谷雄高吉本隆明論争のメモ

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埴谷雄高吉本隆明コム・デ・ギャルソン論争のメモ。

埴谷は「政治と文学と」において吉本が「コム・デ・ギャルソン」の服を着ることが「高度資本主義」の「ぶったくり商品」であるアメリカ帝国主義肯定することであり、それは吉本が米ソの核へ文学者たちが反対の署名したことを否定していることと合わせれば問題があるとした。

吉本はコム・デ・ギャルソンアメリカ帝国主義とは関係がなく、第三世界搾取していない、賃労働をしている読者がこの雑誌を読めるほど消費社会によって豊かになったという。

そして、埴谷の『死霊(しれい)』も立派な商品であると。

これは、何が商品なのかとも関わる問題である。アドルノも、現代音楽までもがチケットによって買われる商品になったと書いていたはずだが、メディアとして考えた時に全てが商品となる。

粟谷佳司

2017-11-16

[]加藤典洋村上春樹の短編を英語で読む』講談社 加藤典洋『村上春樹の短編を英語で読む』講談社 - 博士の日常と意見 を含むブックマーク 加藤典洋『村上春樹の短編を英語で読む』講談社 - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

今日の本。

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加藤典洋村上春樹の短編を英語で読む1979〜2011』講談社2011年

鶴見俊輔に関する記述もあって、分厚い本だけど楽しみながら読めそう。

粟谷佳司

2016-12-31

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九鬼修造『「いき」の構造』を講談社学術文庫で読む。注がわかりやすい。九鬼は言葉の哲学者とも言われているようだけど、たしかに読んでみるとそう思える。時代的にはソシュールの言語学は読んでいないようだけど。

そして、注では「外延」がextension と訳されていた。記号論以降では、外延と内包はdenotation,connotation の訳と認識していたが、調べてみると論理学ではどちらも使用するようだった。

2016-12-27

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水尾比呂志『日本民俗文化大系6 柳宗悦』の月報に鶴見俊輔の柳についてのエッセイが載っていた。短いものなので、これまでの著作集には未収録。鶴見さんの著作集は収録されていないものがぼちぼちあるが、柳について少し読んでいてこれまで2本を発見した。

岩波文庫のルソー『社会契約論』も鶴見さんが人文研に所属していた時に翻訳に参加しているけれど、表紙の翻訳者には名前が掲載されていないのでわかりにくい。それが限界芸術論ともかかわる「ルソーのコミュニケイション論」の元になっているのだけど。人文研の共同研究『ルソー研究』まで遡る必要がある。

2016-12-21 2013年の日記。

[]2013年の日記。「新潮」2014年1月号、蓮実重彦「『ボヴァリー夫人』論」を読む。 2013年の日記。「新潮」2014年1月号、蓮実重彦「『ボヴァリー夫人』論」を読む。 - 博士の日常と意見 を含むブックマーク 2013年の日記。「新潮」2014年1月号、蓮実重彦「『ボヴァリー夫人』論」を読む。 - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

158ページ、「批評的なエッセイ」をめぐって。

220ページ注(1)には「テクストをめぐるテクスト」について。批評は常に書かれたものの批評である限り時間的に後に来るものである。しかし批評は時間的な遅れによる「二次的」な言説、中心化された意味の解釈ではなく、周縁部分の細部を浮かび上がらせることによりその遅れから批評性を救い出す。

アルチュセールならこれを徴候的な読解と言うだろう。

粟谷佳司

2016-11-16 社会を固めるセメント

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「テオドール・アドルノ - ポピュラー音楽と抵抗」 - YouTube

社会学者のアドルノは、センチメンタルなポピュラー音楽は、人々を解放に向かわせるのではなくむしろ社会を固めるセメントであるという。つまり、音楽のカタルシスは解放ではなく、むしろそれは現実を認識させてくれはするがそれ以上のことが期待できないということだろう。

アドルノはジャズのスイングには身体をゆらしていたという証言があるが(『アドルノ』)、ポピュラー音楽(フォークソングかもしれない)が社会変革の武器であることには懐疑的なようだ。

粟谷佳司 社会学/文化研究

2016-11-15 ハーバート・ノーマン

[]今日の読書 今日の読書 - 博士の日常と意見 を含むブックマーク 今日の読書 - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

古本屋で都留重人の自伝『いくつもの岐路を回顧して』岩波書店を入手して、少し気になっていたカナダの外交官ハーバート・ノーマンについても読み始める。2014年にカナダ大使館のマクルーハン『メディア論』出版50周年のイベントに呼んでいただいたときに、会議が開かれたのも大使館内のノーマン図書館だった。

工藤美代子『スパイと言われた外交官 ハーバート・ノーマンの生涯』ちくま文庫

粟谷佳司 社会学/文化研究

2016-10-27 博士論文書籍化

[]Bourdieu, a Lecture on the Method Bourdieu, a Lecture on the Method - 博士の日常と意見 を含むブックマーク Bourdieu, a Lecture on the Method - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

ピエール・ブルデューのコレージュ・ド・フランスでの講義のレビュー。

The first two years of Bourdieu’s teaching at the Collège de France were less a general introduction to his concepts than a long immersion in his method, at the intersection of reflexivity, symbolics and structural analysis.

http://www.booksandideas.net/Bourdieu-a-Lecture-on-the-Method.html

2015-04-04 デリダの蔵書

[]デリダの蔵書をプリンストン大学図書館が獲得 デリダの蔵書をプリンストン大学図書館が獲得 - 博士の日常と意見 を含むブックマーク デリダの蔵書をプリンストン大学図書館が獲得 - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

Princeton University Library Acquires Jacques Derrida's Personal Library | Princeton University Library

http://library.princeton.edu/news/2015-03-31/princeton-university-library-acquires-jacques-derridas-personal-library

2015-04-03 ポピュラー音楽の世紀

[]中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム 中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム - 博士の日常と意見 を含むブックマーク 中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム - 博士の日常と意見 のブックマークコメント

ポピュラー音楽の世紀

中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム

The Century of Popular Music

Tracing the Dynamism of 20th Century Popular Music Through the Toyo Nakamura Collection

http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/8958


会 期|2015年5月25日(月)ー8月16日(日)

休館日|日曜日、祝日 ※6月14日(日)、7月20日(月・祝)、8月16日(日)は特別開館

時 間|10:00ー18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)

入館料|無料

会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム1

主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館

19世紀末に発明されたレコードがひろく普及した20世紀を「ポピュラー音楽の世紀」と捉え、当館が所蔵する中村とうようコレクションのSP、LPなどのレコード資料や世界各地の楽器、音楽関連書籍によってその時代をたどる展覧会。会期中には、多彩なゲストが登場し、さまざまな視点から「ポピュラー音楽の世紀」を語りあう関連企画を開催する。

The twentieth century, in which records, invented near the end of the nineteenth century, became widely available, could be regarded as the century of popular music. This exhibition explores that period through 78 rpm and LP records, musical instruments from around the world and music-related publications from our Toyo Nakamura Collection. In a series of events during the exhibition, a variety of guests will discuss that century of popular music from their many different perspectives.

これは行きたい。

粟谷佳司(社会学・文化研究)