■とてもひさしぶりの更新をしようとしているが、なにを書けばいいのだろう。■そしてこれを書く前、ひさしぶりに、主に震災後の記事を読み返していたのだけれど、当時の心境がよみがえってきて、とても神妙な心持だ。 ■私にとっての震災後とは、こどもという…

■雨が降っている。よく降っている。 ■休日でゆっくりと過ごしている。妻は美容院に行って、私と娘で留守番をしている。テリーライリーの「inC」を小さな音で聴きながら娘を抱えゆらゆらしていたら寝てしまった。そっと布団の上におく。いつもならこのタイミ…

■もうひと月更新が滞ってしまいました。■今、こんなことをやっています。 ■匙屋というおみせをお借りして、古本を販売しています。とてもいい空間。今日も店番してきたところです。明日も夕方から開けます。あさって27日は最終日午前10時から。古本泡山の店…

■ひさしぶりに連休でとくに予定がないこともあって、遠出はせずにのんびりと過ごした。■庭がにぎやかになってきていてうれしい。いつのまにかつつじが咲いていて、まじまじと見つめる。娘を抱いて庭に出てなにをするでなく佇んでいるだけで気持ちのよい今日…

■桜が散って、なんとなく落ち着いた気持ちになるのはなんだろう。桜が嫌いなわけではない。ただ、満開の桜を見るとこころがざわつくのだった。■庭には植物が伸びてきており、ながめるのがたのしい。あれはなんという花だ、と妻にひとしきり聞く。■ぐんぐん成…

■朝、雨は降っておらず、天気予報も曇りのち晴れだったもんだから、当然のように現場仕事に出かけたら、雨。すぐにやむだろとファミレスで待機するもなかなかやまずコーヒーを何杯もおかわりし、結局解散。突然空いた午後、渋谷へ。 ■富田克也監督の「サウダ…

■鼻の下のひげをそってもうひと月以上経つのだけれど、会うひと会うひとだーれも指摘しないのね。で、我慢できずにときには自分からどこか違わない?と聞いてみるのだけれど、それでもわからなかったりして、そんなものか、と落ち込むほどでもないんだけど、…

■妻と娘が実家から我が家に帰ってきて六日目の夕方。■ふたりはリビングのじゅうたんの上で眠ってしまって、それを眺めつつこれを書いている。なんだか不思議な気分だ。夢にも思ってなかった、わけではないけれど、現実に私の娘がいるという事実についついグ…

■春めきが感じられる日。最近は夜勤が続いているので、昼間は家にいて、妻と娘をむかえる準備としての掃除洗濯に邁進する日々をおくっている。せっかく五時台には起きる朝型生活になれてきたのに、まるで逆の朝方寝る生活となってしまったとがっかりしていた…

■昨夜は現場仕事が夜勤で帰ってきたのは午前3時すぎ。冷えたからだを風呂に入り温めたら、眠くなり寝た。そう、酒を飲まずに一日を終えたのはいつぶりだろうとおもう。■先日、新宿で、10年来の友人と、いつもは飲みに行くことになるのに、たまには酒なしで…

■GARAGEという近所のお店に二日連続で行ったのです。器と古道具が置いてある。店主のOさんは隣家の宴でよくご一緒する飲み仲間。土曜にひさしぶりにおじゃまをし、世間話をしつつ良いのがないかと最近探していたおおきな湯呑みを購入。わたしは毎朝、まず起…

■昼間、窓を開け放して掃除をして気持ちよくなったところで、畳の上であぐらをかいてポテトサラダを食パンに挟んだのを昼食とし、島尾伸三の「生活」を読み終えたのだった。島尾伸三の文章をちゃんと読むのは初めてで、ふしぎな味わいというか、遠くから弓を…

■二月である。あっという間といえばあっという間ではあるが、まあとにかく早く暖かくなってくれよという心境で日々生活している。我が家は木造平屋でとにかく寒い。しかも最近は早朝まだ暗いころに起きるのでもうたまらないのである。そしてひとりの生活。や…

■ひさしぶりの更新になってしまった。 ■11月15日に無事娘が生まれ(妻Kもなんとか無事に)、職が変わり、あわただしく、あっというまに大晦日を迎えている。■妻の実家で甥、姪、娘、こどもたちにかこまれにぎやかな空間でこれを書いている。不思議な気分だ…

■いつの間にか十月。そんな事実に心ざわつく夜。■この前の木曜日は午前中に初めての美容室で髪を切ってもらい、さっぱりとした気分で、近所に住む友人Tちゃんに、腹のふくらんだ妻との写真を撮ってもらう。庭で、家のまわりで、玄関の前で、家の中で、ハッ…

■ウイスキーのお湯割りをなめる夜。■9月ももうすこしというところまで来てしまった。忙しくしている。そんななかでも風邪をひいてしまうが、得意の厚着寝でたくさん汗をかいたら一晩でだいぶ良くなった。■先日の日曜市のあとはそのままニチニチでトサカンム…

■昨日ポレポレ東中野で福間健二監督「わたしたちの夏」を観た。ふたりのおんなが良かった。いつだって夏はやってきて、また去っていく。そんな当たり前のことがとても愛おしく思える映画だ。今年の夏が終わった。 ■劇中、福間さんの詩「きみたちは美人だ」が…

■家に帰ると、妻は寝ていてテーブルの上には梨とたい焼きが置いてあった。寝ぼけまなこの妻に聞けば、隣人Jさんからもらったということだった。昨夜お邪魔したときに置き忘れていったシャツとともに持ってきてくれたらしい。ありがたい。■冷たい風が吹いて…

■台風が近づいているらしい。しかしまだ東京は雨が降っていない。いやに空気が重く苦しい午前中。久しぶりにmice paradeの『Ramda』というアルバムを流す。99年の作品。ひとり暮しを始めたころ、3曲目の「Galileo」が好きでよく聴いていた。妻はYOGAに出か…

■夏本番。と言いたくなるようなうだるような暑さが続く日々。さすがにへろへろになってエアコンをつける。■今私が住んでいる平屋を紹介してくれた友人が近所に越してきた。以前私が住んでいた部屋のすぐ近くでなつかしい道を行く。いつもなにげなく通り過ぎ…

■微妙に暑さは増してきているけれども、夏本番というにはほど遠い日々が過ぎる。もう八月。こどもの頃、八月に入るとすぐに夏休みの終わりを意識しはじめブルーになっていたのを思い出す。そういえばこのブログは「夏休民話」という名だったな。■金曜には神…

■ああ、久しぶりの更新になってしまった。■それなりにいそがしく日々を過ごしていたわけだけれども、その合間には、匙屋にかき氷を食べに行ったり、GARAGEで器を買ったりと、近所で楽しんでいたのだ。そして友人が国立に越してくることになり、ますますご近…

■蒸し暑い一日。べっとりとした空気を身にまとい帰宅。■妻の実家から夏野菜がたくさん送られてきてありがたい。オクラとモロヘイヤのぬるり和えをすすりながら、義母特製のブランデーベースの濃厚な梅酒をソーダで割って晩酌。至福のとき。 ■昨日は日曜市。…

■日曜日。暑い暑いといいながらもエアコンはつけずに家にいて、一週間後の日曜市の準備とWEBSHOPの作業をすすめる。カレーを食べて3時から野球中継を観ながら我慢できずにハイボール。妻に、ウイスキー薄めに作ってあると言わなくてもいいことを言う。■日が…

■8時半、起きてすぐカレーを食べて目覚める朝。くもり。いつものように庭の朝顔とシソに水をやる。コーヒーを淹れ、氷を入れたカップに注ぎ豆乳を加え、ごくごくやる。 ■昨日は夕方より今年初の野球観戦へ。神宮球場の巨人ヤクルト戦。レフト側外野指定席最…

■近所のWちゃんが持ってきてくれた鯵のお刺身と、妻が作ってくれた甘唐辛子の焼き浸しと肉じゃがを肴に、先日の宴で残った岩手の地酒を飲む夜。牧野伊三夫と鴨井岳の『今宵も酒場部』を読み継ぐ。■昨日は早起きしたのに昼寝をしなかった。少し楽しみにして…

■出かける妻に合わせ、4時半に起床し今これを書いているのは7時前。お茶漬けを食べて、コーヒーをすする。陽が照ってきた。今日は暑くなるのだろうか。ぼんやりとしている。WEBSHOPの作業をすすめよう。■昨夜のNHK「佐野元春のソングライターズ」はゲスト…

■自家製のコロッケを妻に揚げてもらって、ウィンブルドンを観ながらビールとハイボールとともにつまむ夜。暑い一日だった。■日曜日、Tちゃんからのお誘いで匙屋へ。たい焼き屋さんがかき氷をやるということで楽しみにしていた。続々と友人知人たちが集まり…

■昨日業者によって雑草を刈られさっぱりした庭を見て、なにかさびしさを感じ、ぼんやりする。■新宿から歩いて、東京オペラシティアートギャラリーへ。「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」展。開催を知ってから行きたいとは思っていたものの足が向かな…

■とても暑い一日。べっとりと汗をかいて帰宅。今日はビールをやらずに、うすく作った角ハイボールをごくごくやる。肉じゃがと、インゲンの炒め煮、山椒とじゃこの佃煮をつまみ(どれも妻の実家のたまもの)、牧野伊三夫・鴨井岳『今宵も酒場部』集英社を読み…