ヒーリングの科学

脳外科医が丁寧に解説!! シータヒーリングで解く癒しの「原理」と「作用」 ヒーリングの科学

だいぶ前に読んだ、シータヒーリングを実践されてる脳外科医の先生が、ヒーリングの原理を説明している本です。
自分のためにメモしておきたいところがあったので、ご紹介もかねて(^^)

P41
「祈りの効果」の実験は、心臓病の専門医であるランドルフ・バード氏が行ったもので、サンフランシスコ総合病院の心臓病集中病棟の患者393名に対して、一つのグループは病人一人ひとりに祈りを捧げ、別のグループの患者に対しては、誰も祈らず、そして祈りという行為を除いてすべての患者に同じ治療を受けてもらうという実験です。(サザンメディカルジャーナルという医学雑誌に統計学的処理を加えて発表された。)
 その結果、祈ってもらった患者は、自分が祈ってもらっているということを知らなかったにも関わらず、祈ってもらわなかった患者よりも抗生物質人工透析器の使用率が低くなり、予後も良好だったそうです。
 他にも同様の実験がいくつか行われていて、祈りには、時間・空間を超えた働き=効果があるとみなす医療従事者も少なくありません。
 それを裏付けるものの一つが、シューマン波とヒーリングに関する実験です。
 シューマン波(シューマン共振)というのは、7.8〜8ヘルツという地球の磁場の振動数(地表と電離層の間での共鳴周波数)で、「地球の脳波」とも呼ばれます。
 原子物理学者のロバート・ベック博士は、世界中を回ってヒーラーたちの脳波を測定したところ、ヒーリング方法とは無関係に、すべてのヒーラーがヒーリング中に7.8〜8ヘルツの脳波パターンを示したそうです。
 さらに詳しい調査の結果、ヒーリング中にはヒーラーの脳波の周波数と位相がシューマン波と同調することを発見。これはヒーラーの脳波が、周波数だけでなく、タイミングまで地球のシューマン波と同調していることを意味しています。
 さらに、別の気功実験などによって、気功師とクライアントの間で脳波が同調することも確認されています。
 ようするに、ヒーラーとヒーリングを受けている人は、同じ周波数・エネルギーと同調し、その結果、癒しがもたらされると考えられるのです。

以前ご紹介したブルース・リプトンの「思考のすごい力」も取り上げられていました。
この本では、目に見えない影響と、目に見える結果にまつわる様々なことがわかりやすくまとめられています。

P46
 さまざまなヒーリングにおいて共通しているのが、「意識そのものがひとつのエネルギーである」という認識です。
・・・
・・・リプトン博士はこう述べています。
 私たちは環境の中で、光、音、におい、感触など様々なシグナルを知覚として脳でキャッチしています。知覚は心によって解釈され、その解釈にしたがって脳は血液中に化学物質を放出し、その化学物質が細胞の反応と遺伝子の活性を制御します。ですから自分の知覚、つまり信条やものの見方を変えれば、脳から出る化学物質は変わり、自分自身の体も変えていくことができるのです。

章の合間に挟まれていた‘気づき’の言葉も良かったです。

P62
 過去、現在、未来の区別は、どういいはっても単なる幻想である。(アインシュタイン

P147
 人が想像できることは、必ず人が実現できる。(ジュールベルヌ)

そういえば、アインシュタインの言葉が、素敵な写真とともに載っている本を、最近見かけました。
電車の発車時間が来てしまい、購入しそびれましたが、ご紹介です(^^)
アインシュタイン ひらめきの言葉」

アインシュタイン ひらめきの言葉