エゴについて

あ、バシャールだ! 地球をあそぶ。地球であそぶ。

私がいる?私はいない?エゴについてのお話です。

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USP ・・・友達に「もう私がいない」という人がいるのですが、「私」というエゴがない感覚に似ていますか?

バシャール いえ、違います。まったく逆です。いい換えると、エゴには、エゴ本来の働きがあって、エゴが純粋にその働きだけをしている状態を「エゴがない」といっているだけです。実際にはエゴが存在していないのではなく、エゴが本来の働きをしているだけです。エゴの仕事というのは、皆さん一人ひとりが個別の経験を積めるようにすることです。エゴは性格の構造であり、物質次元において経験を積むことを可能にします。エゴの仕事は、これだけです。
 エゴに、エゴ本来の働き以上の仕事をさせてしまうと、そのエゴはネガティブなエゴとなることがあります。そのネガティブなエゴを手放すと、エゴがなくなったように感じるのですが、実際は、エゴがエゴ本来の働きをしているので、エゴの存在を感じられなくなっただけです。
 エゴを完全に手放してしまうと、肉体次元では存在できずに死んでしまいます。・・・

USP では、「私はいない」を目指して頑張っている人たちは、そもそも遊び方(ゲームのやり方)が違うということですよね?

バシャール 少し違っていますね。本来は「自分自身の全パーソナリティーとエゴを調和させたら、エゴの感じ方が今までとは違ってくる」というゲームです。