ケアマネの資格を持つKちゃんに状況を説明してアドバイスを乞う。
アドバイスの内容自体も的確でありがたかったが、何か親身になってくれる他人がいることに、ものすごく救われた気持ちになる。
他人に対してどのように頼っていいのかわからないし、そもそも頼っていいのかどうかもわからない、という殻のようなものがあったように思う。


昼、図書館に寄ってから実家。
帰ると言ってあったら、うどんが用意されてあった。



退社後病院。
その前におとといポテトチップを買った雑貨屋で、そのときに勧められたラッカセイと、来年の日めくりカレンダーを買う。
品揃えや店員のしゃべりに手紙社感。そういう潮流があるのかもな。



病室に父がまだいて、「あたしンち」を読んでいた。
母は寝ていたがじき起きる。
またすぐうとうとする。
姉が書いた注意書きがベッドわきの棚に貼ってあった。
寝たり起きたりしているうちに夕食が来た。味噌汁の椀を持つ手が弱々しい。こんな状態で食べられるのだろうか、箸も持てるのだろうかと見ていたら父がしびれを切らし、箸を取り上げて食べさせ始めた。しかしペースが速い。母、すぐに拒んで自分で箸を使う。
性質として、面倒を見る側と見られる側とあるとして、母は圧倒的に見る側だなと思った。
今日の担当の看護師は女の子と言っていいぐらい若い。食後の薬を飲ませるとき、幼児に対するような物言いをしていて、今どきでもこういう人はいるのだなと思った。
それから歯磨きが終わるとまた爆睡。もうあとはすることもないだろうしベッドを倒してもいいかと同じ看護師に聞くと、まだ起きていてほしいから倒さないでくれとのこと。今寝てくれないとまた夜中に起きて家に帰ろうとするからと。ゆうべもそれで迷惑だったというニュアンスが強くまぶされてあった。こういう看護師もいる。
7時過ぎ退出。月曜ぶりに部屋へ行く。特に変化なし。仕事をしたクリスマスカードが来ていて、気持ちがあがる。
すずが黄色いげろを吐いたと姉からメール。が、帰ると元気だった。



実家。父のカレー。
エマールでウールもの洗う。
母に編んでもらったセーターは乾いた状態でも重いが水を含んでとてつもなく重くなり、洗濯機で脱水できない。
バケツに入れて風呂場に持って行って置いておくと、いつまでも湧水のように水が出る。