笑顔無き球葬 ○全パ6−3全セ●―はてなプロ野球’04番外

CD勢はナゴヤドームなので全員登場。試合を観てなくても全パに肩入れしたくなる球界の空気と、選手を弾劾するような不謹慎な発言をした岡田彰布が全セの指揮を執ったことからして、このような結果に終わったことは想像に難くない。

  • 立浪1打点、福留1打点、マサ1失点、川上無失点、岡本1失点

最後の演説を拝聴してきた

又吉イエスこと又吉光雄氏がどんな演説をするのか少なくともオールスター*1よりは興味があったので、取り急ぎ秋葉原に変更との情報を信じ京王線総武線を乗り継ぎ19時05分頃到着。秋葉原に来るのは2年ぶり位、とりあえず昭和通り口に出るが居ない。電気街のほうに回ると駅入り口の前にビールカゴの上に立ち演説をする唯一ネ申の姿があった。演説はポスター、政見放送からしてかなり過激な内容を想像していたが、又吉氏はしきりに「みなさん」と訴えかけ、比較的現実問題に即した真面目な話をしていた。目は澄み、表情も柔和で、宗教家や扇動政治家特有の危なっかしい雰囲気を一切感じないどころか、とにかくまっすぐでズルくない方なんだなという印象が非常に強かった。話し方も政治家というより塾講師や牧師*2のそれに近い感じで聴き易いものだった。パフォーマンスも兼ねスタッフの指図で2回ほどポスターの例の文を読んだが、それを聴くと余計実際の演説で又吉氏の本来の実直さを多くの人に知ってもらえないこと=乖離したポスターや政見放送のままの危険人物みたいなイメージで終わってしまうことが惜しいように思えた。演説は定刻の20時を前に終了し、その後も又吉氏は嫌な顔一つせず握手と記念撮影に応じていた。*315日間の選挙戦を支えたスタッフにもとにかく低姿勢で敬意を表し又吉カーは20時15分頃万世橋のほうへ去っていきました。

  • 今回足を運んだもう一つの理由として、ポスター貼り同様ボランティアで又吉氏を支える有志スタッフの方への関心がありました。女性の方もいて、皆さん真剣そのものでした。少し話もしたかったのですが、今日5箇所ももう廻っていてお疲れかなというのと私自身の人見知りが災いしてできませんでした。本当にお疲れ様でした。

*1:今年は球宴じゃなくて球葬だ

*2:又吉イエスの経歴参照のこと

*3:妻がいるため、と言って女性の方との握手は丁重に断っていました