2011-08-04
ドラッカー更に続きます
「図解でよくわかるドラッカー」を読みました。
マネジメントの父として知られるドラッカーは
経営についてだけではなく、そこに生きる人間が
幸せになる社会システムをも追い求めました。
自らを「社会生態学者」と呼んだそうです。
ドラッカーの本質はここにあると言っても良いのだそうです。
ドラッカーの考え方では、社会を形成するのは人であり、
その人一人ひとりが幸福でなければ、より良い社会は望めない。
だからマネジメントは、企業や組織を発展させ、
お金儲けをするだけの方法ではなく、
現代社会の厳しい現実の中で自分のなすべきことを正確に
見極めるために欠かさざるものなのだそうです。
この本には、
『優先順位』をつける前に、まずは『劣後順位』をつけることで、
仕事をふるいにかけて重要なものを残し、
残った仕事の中で優先順位をつけるのだと書かれていました。
これは劣後順位をつけないまま、優先順位だけをつけても、
根本的に時間の浪費は解決できないからだそうです。
この本もドラッカー初心者に分かりやすく書かれていました。
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2011-07-30
「ドラッカー365の金言」より 12月
『12月』
・今社会は精神的な価値への回帰を必要としている。
物質的な世界を補うためでなく、
物質的な世界に意味を与えるために必要としている。
人は愛を必要とする。
人はみな運命を共にする。恐怖、迫害、殺戮を生き抜くには
感覚の喪失も必要かもしれないが、それは危険な病である。
阻害と非道を招くだけである。
今日の状況を生き抜くには、人は生物的心理的存在であることを
越えた精神的存在、すなわち神の被創造物であることの確認が必要である。
救いたりうるものは万物への愛、精神的なものへの信仰である。
・信仰とは人が本質的に孤独であることを受け入れることである。
そして、たとえ死の瞬間までであったとしても、
神と共にあることの確実さに圧倒されることである。
・自由が平等をもたらさないならば、自由を捨てる。
自由が安全をもたらさないならば、安全を選ぶ。
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2011-07-23
「ドラッカー365の金言」より 11月
『11月』
・プランニングにおいて重要なことは
明日何を行うかを考えることではない。
明日の為に今日何をおこなうかを考えることである。
いかなる未来を今日の思考と行動に織り込むか、
何処まで先を見るか、如何に反映させるかである。
・マネジメントには基本的な仕事が5つある。
1、目標領域を定め、到達地点を決める。
2、組織する。分析し、分類し、分割する。
3、チームを作る。
4、評価する。そのための尺度を決める。
5、自らを含めて、人材を育成する。
・管理とは自らを方向付けることを意味する。
しかし、人を支配することも意味しうる。
・目標は絶対のものではない。
方向を示すものである。
・コミュニケーションの向上は送り手でなく
受け手によってもたらされる。
2011-07-18
「ドラッカー365の金言」より 10月
『10月』
・意思決定が成果をあげるには充たすべき要件を明確に
しておく必要がある。
意思決定の用件は、問題を解決するために
最低限必要なことは何かを問うことによって明らかにされる。
・やがて妥協が必要になるからこそ、
何が受け入れられやすいかではなく、
何が正しいかを考えなければならない。
そもそも、何が正しいかを知らずして、
正しい妥協と間違った妥協を見分けることはできない。
・誰かの仕事として期限を定めない限り
いかなる意思決定もないに等しい。
よき意図があっただけに終わる。
意思決定を実行に移すための行動は、
その行動をとるべき者の能力に見合ってなければならない。
行動をとるものが、それまでの行動や
態度を変えなければならないとき、
特に重要な意味を持つ。
・意思決定の原則とは、意見の対立
がないときには決定を行わないことである。
全員の意見が一致した場合
「意見の対立を生み出し、問題の意味について
理解を深めるための時間が必要と思われるので、
次回また検討したい」とGMのスローンは言った。
意見の対立を促すのには3つの理由がある。
1、組織の囚人になることを防ぐこと。
2、代案を手にすること。
3、想像力を引き出すことである。
・ほとんどの問題は原則と方針を適用することによって
解決できる。
・意思決定に際してはフィードバックの
手段を講じておかねばならない。
・組織内の所得格差を20倍以上にしてはならない。
これを超えると憤りとしらけが蔓延する。
組織にもたらす憤りとしらけは必ず高いつけとなって
返ってくる。
2011-07-11
「ドラッカー365の金言」より 9月
『9月』
・時間を記録する、整理する、まとめるの三段階にわたる
プロセスが成果をあげるための時間管理の基本となる。
・成果をあげるための第一歩は、
時間の使い方を記録することである。
記録に出てくるすべての活動について、
まったくやらなかったならば何が起こるかを考えればよい。
・自らをマネジメントするには自らにとって
価値あるものは何かを考えなければならない。
・価値観に反する仕事は人を堕落させる。
強みすら台無しにする。
・若いうちに非競争的な生活、コミュニティー、
夢中になれるものを手に入れておく必要がある。
それらのものが、仕事とは関係なく、貢献と
自己実現の場を与える。