GooSync (携帯と Google Calendar のスケジュール同期)うまくいった

いままで 705NK でシステムエラーが出ていたのですが、これはどうも、以前評価していた GCalSync の残した何らかの情報(?)が悪さをしていた様子です。一度、携帯電話上のスケジュール帳をクリアして再同期したら、ちゃんと同期できました。やったー。
ちなみに注意点ですが、この後さらに繰り返して、携帯電話上のスケジュール帳をクリアすると、次回の同期でスケジュールが失われる原因となります。最初は、スケジュールが重複したりするトラブルに見舞われると思いますが、これはずっと起きる問題ではないので、携帯電話上のスケジュールをクリアしたりせず、何回か同期をしていれば収まる問題かと思います。現象が収まったら、改めて Google Calendar から、スケジュール帳の整理をしてください。
なお、スケジュールを修正しないで再同期をした場合、通信データ量は往復で 20キロバイト以下程度に収まっているようです。パケット料について大きな心配をしないで済む範囲ではないかと考えました。
以上、皆様の参考になれば幸いです。なお、今回のトラブルについて、無償評価中にも関わらず親身に調査して頂いた GooSync のスタッフの皆様に感謝。(Even though I was evaluating GooSync service for FREE charge, but they were kind enough to helping my problem that I could not sync between Nokia N73 and GooSync because of technical influence of my GCalSync evaluation so far. Thanks for the great support!)
GooSync サイトはここ: http://www.goosync.com/ (メニューは英語のみですが、705NK で問題なく動きますし、日本語で入力したスケジュールも大丈夫です。タイムゾーンのずれも起きません。Good Job!)

Apple の根底も変わってない

AppleiMac が壊れかけているので修理を頼もうかと思い、web サイトを眺めてみました。新しい製品を売り込むための情報は溢れんばかりなのに、修理を依頼するための情報はほとんどありません。なんということでしょうか。
まず最初に見つかったのは、こんなページです。

ここに、「オンラインで修理を依頼する」というリンクがあるのですが、辿ってみると、そこには「Do-It-Yourself Service and Parts」という、自分で部品を取り寄せて直すための情報しかありません。リンクが全然メンテされていないか、あるいは、Apple 社では「修理」というのは日陰者の部署で、人的リソースがほとんど供給されていないのでしょう。
しかしここで諦めず、もう少し探すと、こんなページがありました。

そこには、「お使いの製品を修理のために持ち込む」という項目があるのですが、そこを見ても、

  • 保証期間は 1年であること
  • 保証期間中であれば、Protection Plan というオプションを購入することで、サポート期間を延長できること
  • Apple Store コンシェルジュというところに問い合わせるとProCareメンバーならば店内での修理を優先して受けられれること

という情報しか見つかりません。まるで、「ゴールド会員ならば人間として扱われます」という、航空会社のフリケントフライヤーズプログラムの説明を見ているようで呆れました。こっちは、壊れた製品の修理を依頼したいだけなのに。ま、それを仮にアメリカ的文化として理解するとしても、どこを見ても、項目名とサービス説明の内容が一致していないのは、なんとかなりませんかね? なんだか、電話をしたら関係ない部署にたらい回しされたみたいで、実に不愉快です。大抵の人は、web サイトでたらい回しになりながら、「やっぱり、新しい製品に買い換えるかなあ」ということになるんではないでしょうか? (作戦か?)
さらに、各所で文章の接続詞が日本語になっていない*1ので、「サポートの期間を延長するには、…をしていただくか、アップル正規サービスプロバイダを検索してください」みたいな奇妙な文章にもぶつかります。結局、Apple では直してくれなくて、提携サービスプロバイダ会社に修理を依頼しろ、とでも? 最後に、どうせだめだろうなあ、と思いながら「修理サービスFAQ」というリンクを辿ったら、やっぱりそんなページは存在しなくて、サポートのトップページに戻ってきてしまいました。もう笑うしかないです。
このような Apple の対応って、15年くらい前*2から変わっていないのだと愕然としましたよ。当時も、Mac の調子が悪いとサービスに訴えると(当時はインターネットは普及してなかった)、「それは、OS を入れなおしていただくしかないですね」なんて言われて呆然としたものです。
ちなみに、Apple ユーザーの tips や助言が参考にならないのは、こんなところでも分かります。

ソフトの問題かハードの問題か、切り分けようという意見を持つ人すら現れないらしい。
ああ、いやだいやだ。

後記 (7月30日)

ここに、ピックアップ修理の情報がありました。どうしてリンクがないんだろう。

後記 (7月31日。修理費用高ーい!)

アップルのピックアップ修理に電話してみました。電話の対応はとても良かったのですが、見積を聞いてビックリ。どんな箇所のどんな故障内容でも、修理費用は一律で 49,000円だそうです! (iMac CRT G3 400MHz の場合)
おいおい。電源が壊れていても、メインボードが壊れていても、CRT が割れていても、何でも49,000円なのか? それって暴利というより、自社の手間とリスクを最小化するために顧客をなめていませんか?
ちなみに、直接アップルストアに持ち込んだ場合、目視で修理費用を見積もってくれるそうです。でも、東京にもアップルストアって銀座と渋谷にしかないんだよね。あのねー。

こんなの見つけた

序盤は興味深い。中盤はクレーマーみたいでつまらないが、後半はきちっとまとめてあって参考になります。

*1:サポート部門には、日本語の分からない社員が優先して配置されているのだろうか。

*2:68000系の Mac を売っていたころ

ケチな根性 (副題: 自転車のシフトケーブル初期伸びについて)

なぜ「ケチ」かというと、某所で書いた記事の再利用だからです。ただの備忘録です。気にしないでください。

私も、自転車暦 4年にして、ようやくワイヤー外しても平静で居られるようになりました。(今まで、怖くてワイヤーを外せなかった。)
いろんな書籍が参考になると思います。シマノディレイラーなら、シマノの web サイトからマニュアルをダウンロードできますが、買った自転車にマニュアルは付属していませんでしたか?
ディレイラーの調整は、トップノーマルとローノーマルの違いを理解できれば、あとはスムーズかと思います。ディレイラー(変速機)は、ワイヤーで引っ張っていないときに落ち着くギア位置と、ワイヤーで引っ張って持っていくギア位置があります。引っ張っていないほうのギヤをシフター(ハンドルに付いているレバー)で選んでいるのにワイヤーにたるみ(緩み)があるのは、初期伸びと考えて良いと思います。きちんと調整されているワイヤーでは、シフターで選択しているギアにチェーンがかかっている限り、ワイヤーがたるんだり緩んだりすることはありません。
もう一つ知っておくと良いのは、大抵の場合シフトケーブルのアウターの調整用のネジがあるということです。アウターというのはシフトケーブルの外装ですが、ただのプラスチックカバーではなく、中が金属の筒になっています。中にあるケーブル(インナー)を引く(張力をかける)とディレイラーは引っ張られますが、アウターを伸ばす(ネジを使ってアウターを緩める)ようにすると、同様にディレイラーは引っ張られる方向に動きます。
ですので、インナーケーブルが初期伸びしたときは、アウターの調整ネジを使ってアウターを緩める(長くなる方向に調整する)と、初期伸びを「中和」することができます。
しかし、このアウター調整にも限界があるので、ある程度伸びでしまったら、インナーケーブルを外して再装着が必要です。参考書を見て理解できれば自分でできますし、ダメなら自転車屋さんに頼んでみましょう。