Mobile Battery SLIM を買った

DSC_0008_ret
久々に、GPS RoyalTek RGM-3800 の話題です。
あまりにも電池(単四ニッケル水素)の消費が激しく、かつ、いつの間にか電池がなくなっていたりするので、外付けのバッテリーを買うことにしました。この分野では有名な、日本トラストテクノロジー(JTT)の製品で、Mobile Battery SLIM というものです。USB タイプの 5V 電源出力があります。マニュアルによると、容量は 1800mAH (6.8WH とも書いてある。計算が合わない)だそうです。私の購入したのは、「Mobile Battery SLIM Mio 対応モデル (充電器なし)」というものです。価格は送料込みで 3,990円でした。(写真の一番左)
早速、RoyalTek RGM-3800 に繋いでみました。おお、ちゃんと動きます。詳細は追って報告しますが、分かったことを以下に箇条書きにします。

  • RGM-3800 が動いた。RGM-3800 本体内に電池が入っていなくても OK です。(ちなみに、内蔵電池への充電はできないはずです) 後記参照。
  • 小型で軽量。
  • 附属の巻取り型 USB ケーブルですが、電源供給だけでなく、データ通信も可能です。これは便利。
  • iPod 附属の AC 充電器から充電可能です。(ただし、自己責任でお願いします)
  • 私の iPod (カラー画面だけど、動画は見られないやつ。第何世代と呼ぶのか知らない)を繋いだところ、充電はできないようです。たぶん、電源供給による利用自体も無理ではないかと。(予想)
  • Garmin nüvi 200 を繋いだところ、データ通信モードになってしまいます。nüvi 内蔵のバッテリーを充電できるかどうか不明です。(PC と接続してデータ通信モードにすると充電できるので、もしかすると Mobile Battery SLIM でも充電できるかも) なお、以下に nüvi 200 を充電するための tips を書きました。各自の責任でお試しください。

USB による電源供給って、ケーブルの接線によっていろいろ癖があるみたいです。どなたか、詳しい情報教えてください。(ちょっとググってみたけど、よく分からず)
こんなところです。いずれ、電池の持ち時間など報告したいと思います。本当は電流計が繋げれば早いんですが。取りあえず、以上です。

後記

通りすがりさんに教えて頂きましたので、情報アップデートします。
USB 端子から電源を供給する際、電源スイッチがオンになっていると、内蔵電池端子(電池に、ではない。後述)に電圧がかかります。私の実験では、USB から 5.62V の電圧をかけている状態で(電源スイッチがオンなら)内蔵電池端子に 2.77V 程度の電圧がかかります。ただし、開放電圧ですが。あ、電池入れてみれば良いんだ。
ちょっと、満充電のニッケル水素(2セルで開放電圧 2.79V)を入れて、端子間電圧を測ってみました。よいしょ。うーん、やっぱり 2.79V です。これって、本当に充電電流が流れているのかなあ。試しに、シャント抵抗で電池端子をショートして電流を測ってみました。うーむ、電流は流れていませんね。おそらく、電流制限のための回路が入っている模様です。気合を入れてシャント抵抗を外し、電池端子間を(つまり電池なしで、端子間そのものを)ショートして電流測ってみました。私のテスターでは、22uA と出ます。ちょっと充電は難しいかも。ちなみに私の RGM-3800 は 2007年の 10月に購入したものです。ロット番号はヒミツ。(^^)

後記その 2

通りすがりさんに教えていただき、フォームウェアを HN00320105.bin に上げました。おお、高度が違っています。ちゃんとジオイドを考慮している感じです。まあ、本当の標高と比べると 30m くらいずれてますが、前よりずっと良いです。通りすがりさん、ありがとう。

おまけ (nüvi の充電方法)

これは有名な tips なので、ご存知の方も多いかと思いますが。nüvi 200 でのみ試しましたので、簡単に報告します。私の Mobile Battery SLIM と nüvi では動作しましたが、お約束ですが私は、この内容に関して一切の責任を負いかねます。御自分の責任でお試しください。
nüvi 200 に、Mobile Battery SLIM を繋ぐと、PC 通信モードに入ってしまいます。このままでも充電できるのかも知れませんが、なんだか精神衛生上好ましくありません。ここで、nüvi の tips を使います。

  1. まず、nüvi に USB ケーブルを繋がないまま電源を投入します。まったく電池が空の場合は、どうしたら良いのか私も分かりません。
  2. メイン画面が出たら、右上の電池アイコンを 15秒ほどクリックアンドホールドします。
  3. すると、デバッグモードに入ります。いろいろ遊びたい気分を抑えて、ここで USB ケーブルを差します。もちろん、反対側には充電された Mobile Battery SLIM を繋ぎます。すると、一瞬「ピコッ」と大きな音がします。
  4. ここで nüvi のスライドスイッチで電源を落とします。すると nüvi は充電モードに入ります。充電中を示すメッセージが表示されますが、これはしばらくすると消えます。メッセージが消えても充電は続行しています。

繰り返しになりますが、各自の責任でお試しください。