近未来の立食いそば

先日、 近所の駅そば屋でかき揚げそばを食べたら、つゆはゲキ薄、麺はふにゃふにゃで激怒したのですが(カウンターに醤油寄こせと言ったら、どぞ〜、とにこやかに渡された。最低。プロなら怪訝な顔をするのが当然だ)、妻はたしなめの表情でした。
しかし一昨日、今度は妻が全く同様の目にあって激怒してました。薄い、ふにゃふにゃ、ぬるい、と三拍子揃っていたそうです。つゆの味というのは体調などの影響があり主観的な要素がありますが、やはりこれは、同チェーンの凋落を明確に示すものでしょう。
先年、運営会社が一本化されたらしく、コスト削減、従業員の質の低下に拍車をかけているような。(運営移行で、スーツ姿の社員が店舗をうろうろしているのを目撃した。)
特に、店員が仲良く遊んでいるとしか思えない E駅のコンコース店が、私の知る限り最悪店舗。SO駅店舗も、箸立てはビシャビシャ、コップにはでかい青ネギカスが入っていたり、汚らしいシンク横で玉子を割ったりと、もう素人商売の典型です。もう二度と行きません。
アベノなんとかいう経済改革は、結局のところ物価の上昇というより、見え方としては、今までリーズナブルだった商品の品質が下落し、金を出さないとまともな商品やサービスを得られなくなるという、ある意味で未来社会、貧困ビジネス社会の本質を伝えているのかも知れません。安い給料で働いている雇われ店員さんに文句を言ってもしようがないかな、、、と諦めの心境です。
そんなこともあり、飯はできるだけ家で食べたほうが幸せ。ひとが飯を食ってる横で断りもなくタバコを吸う客もなく、嬉しい日々です。