北海道ローカルの旅 その1

飛行機のって、電車にのった。
はるばる運ばれて、小樽についた。
次の列車に乗り継ぐまえに、お昼をたべる。

ガゴーガゴーとスーツケースをひきながら、小樽の空気を感じてた。

駅からでたとたん、空気に海の気配がしたので思わず立ち止まって深呼吸した。
肺の中に水分を含んだ空気が染み込む。ぷちぷちぷち〜とそれが細胞を目覚めさせていくみたい。

見つけたお寿司屋さんのイクラとウニが美味しくて、頭がしゃっきりしてきた。

電車の時間上、滞在時間わずか一時間ちょっとだったけど、小樽で最初のきらきらパワーを頂いて、にんまり。
ザ、ローカル線函館鉄道に乗り、倶知安(くっちゃん)まで。

列車の中、お天気雨や曇りや、移ろいやすい景色を眺めていた。
この時の気持ちをひとことで言えば、「何も考えなくていいって最高・・」でした。笑

ホテルは倶知安(くっちゃん)というかわいい名前の駅から、タクシーで10分くらい。
ナチュラルリゾートニセコワイスホテル
支配人さんが若く気さくでとてもいい方で(目がきれい!)、建物もきれいで、ひと安心。

お部屋に入って、ベットにごろーーん!
窓から流れる雲をみる。昨日までとは違う脳みそで感じてみる。こういうほうがいいなぁ。
何にもしないのがこんなに幸せだと思った事はなし・・・

ホテルの展望デッキからの風景。↓下手ですいません。。

ホテルには本や飲み物が楽しめる素敵なラウンジや、エコツアーデスクというトレッキングや登山のガイドツアーの資料がある部屋があった。今回は体力的に温泉ひきこもりコースに決定!!
お風呂はいっては、ここで羊蹄山の湧き水を飲んだり、「雲のみかた」とか「野鳥図鑑」とかみたり、パジャマでラウンジにあるお気に入りのロッキングチェアでぼぉっとしたり。

特に露天風呂は最高で、両手両足うんとのばして檜の香りがする中、雲の切れ目から時々覗く紺色の羊蹄山が、とても綺麗だった。どっしり固められた感じ、動じない肝っ玉。どんとぶつかってきなさい、と。その足下だけ見せてくれた。
空いていたので、けっこう独り占めできたのも良かった。

9時過ぎには、もうおやすみなさい!