ピシュタコ?

なんか、最近物騒な事件、猟奇的な犯罪が多いけど(もちろん、各時代で、こういう事件はあったのだろうし、メディアの力で、地球の裏側で起こった事件等を知る機会が増えた、ってももちろんあるだろうけど)、こんな事件まであったのだとか。

殺害後の脂肪で化粧品?=「悪魔の再来」、被害者200人とも−ペルー
 【サンパウロ時事】南米ペルーの報道によると、同国警察当局は19日までに、先住民らをだまして無差別に殺害後、遺体から脂肪を取り出して外国業者に売り渡していたとして、密売組織メンバー4人を逮捕した。摘出された脂肪は欧州で化粧品製造などに使われたとされ、警察は関与が疑われるイタリア人2人の行方も追っている。
 報道では、脂肪は主に中部ウアヌコから首都リマまでプラスチック容器で搬送。今月初めにメンバー1人が逮捕された際に脂肪17リットルの「在庫」を確認した。取引価格は1リットル1万5000ドル(約133万円)程度とみられ、推計では殺害された犠牲者は60〜200人に達する可能性があるという。
 ペルーのアンデス地方には、「ピシュタコ」と呼ばれる悪魔が先住民を斬首して血や脂肪を取り、都市住民や外国人などに売って蓄財する伝説が存在する。残忍な手口が酷似していることもあり、地元メディアも事件を「現代のピシュタコ」などと大きく報じている。
(2009/11/20-11:17)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009112000188

『ピシュタコ』なんて言葉も、そういった人たちがいるのも初めて知ったけど、なんか、ほんとこういう事件、犯罪を犯す人の気が知れない。私の両親が新婚旅行でヨーロッパに行った当時、現地で日本人留学生がヨーロッパ人の恋人を殺して、その肉を食べたとかいう事件があったらしく、旅行時、むこうでは「日本人は人の肉まで食べるのか!」と騒がれていたとか。その犯罪を犯した日本人は「恋人が好きすぎて話したくなくて・・・」そういう事件を起こしたらしいのだけど、到底理解できるような心理、行動ではない・・・。

今日本で騒がれてる島根の女子大生の事件も、被害者の方、ご家族の方の無念や苦しさ考えたら、報道見ててもなんかつらい。安らかに眠ってほしいと思う反面、本当に成仏できるかな・・・と。かわいそう、っていう言葉では軽すぎて、なんか表現が難しい。