最近ブクオフ行ってないなー。猫のいぬ間の選択、とも思うのですがなかなか。
『ぼくのミステリな日常』若竹七海
これは面白かった。社内報に載せるミステリ小説短篇の体を装った連作短篇集。
作中にも出てくるけどこれ相当『黒後家蜘蛛の会』を思わせる部分があって和製『黒後家』といった感じです。
(小粒なトリック、安楽椅子な主人公、なんせ最後に明らかになる匿名作家の名前が"○○○ー")
あーいいもの見っけた。
- 作者: 若竹七海
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1996/12/21
- メディア: 文庫
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いいかげんなこと言った。
全部が『黒後家』っぽいかどうか微妙だ。でも『箱の虫』の文芸部の喧々諤々はブラックウィドワーズを髣髴とさせるなぁ。