なにを言ってんだおまいは

ここ2,3日これ読んでました。



『本格推理委員会』

本格推理委員会 (角川文庫)

本格推理委員会 (角川文庫)


タイトルで手にとって表紙で買ったのですが、地雷でした。
#あくまで僕には合わなかったなぁ、とエクスキューズ入れておきます、なんか評価高いみたいなので。

子供のころは探偵になることを夢見ていた(そして今はその夢を捨てている)高校1年の城崎修はその洞察力を買われ、通っている巨大学園の理事長兼保険の先生が作った学園内の事件を解決する組織、"本格推理委員会"の手伝いをすることになったのだが…。


致命的な料理の腕を持つ母に代わって主人公が台所を取り仕切っていたり(しかも悪人顔)、テンション高い関西弁の幼馴染がいたり、お兄ちゃんお兄ちゃんと慕ってくる妹がいたり、委員会にはめがねっ娘の委員長がいたり、美人で空手の腕が立つ先輩がいたり、おバカな親友、キレ者の親友とラノベ的な舞台なわけで、事件も学校の怪談を調査する、といった感じのものなんだけど。


まー、主人公の性格にドン引き。
過去に傷ついちゃってるオレ様可哀想、みんなほっといてくれよ、的な。
頭良さげな設定で頭悪い(ガキっぽい)こと言ってんので読んでいて腹が立つ、というかイタい。
シンジ君なんてかわいいものですよ。


んだもんでトリックがどうのこうのはあんま覚えてないや。
そもそも秘密の抜け穴があって関係者が偽りの記憶を証言している時点で…。