たかがラノベ、されどラノベ





今日は本でも紹介しようかと思います。



半分の月がのぼる空



ラノベですが。



とは言え、これは他のものとは一味違うものであると僕は思っています。



ノリは確かに軽いです。

イラストだって、まさしく、といった感じです。

話だって、あらすじだけ言えば、俗に言う”ボーイ・ミーツ・ガール”でしかありません。



でもいざ読むと、これはもう読まないと分からないんですが、なんて奥が深い!





別に二人が戦争に巻き込まれたり、異次元に行ったりするわけじゃないです。

悪の帝王が大口開けてたり、ミステリ的殺人が起こったりなんぞしません。



ただ男の子と女の子が出会う、それだけのことです。

出会い、現実に足掻きながら、もがきながら必死に生きていく。



それだけのことが、こんなにも素晴らしいことだったとは。





僕はそう感じました。



たぶん、僕の言葉だけでは、伝わらないと思う。

語彙の不足でもあるのかもしれません。



ですのでぜひ!少しでも目に付いたなら一度手にとって読んでみてください。





題名の意味など考えながら読むとさらに面白いと思います。