権威の失墜を望む

『太宰は自分の命をもって、太宰治という作品を、見事に完成させ、それに巻き込まれた人々は、天才作家の前に、あまりに無力だった。
 山崎富栄  太宰治と心中したことでいわれなき非難を浴び続けた女性』
    著 植松三十里(うえまつ みどり)

人間失格 (集英社文庫)

人間失格 (集英社文庫)

我が国の古典 「源氏物語」 紫式部は、『良いことも悪いことも後世に残そう』と思って書いたらしいが、曾野綾子氏が書いていたのに、私も同感。「いい気なものだ」