若者の○○離れ・・が納得できない根本理由

若者の○○離れについてもうけっこう飽きてきた問題ではあるのだけど、上の世代がそれを受け入れられない根本理由を考えてみた。それは結局「若い世代の方が、愛されて育っている」という所にたどり着くと思う。

私はもう33歳で若者からオヤジ世代になろうとしてるのだろうけど、最近の小学生や甥っ子の育ち方を見てると、我々が当たり前と言われて受けた教育は本当に虐待だったんだな・・と思う。やんちゃな男子生徒はちょっと規則を守れなかっただけで殴られたり、立たされたり、サッカークラブでは根性鍛えるためと称して暑い中何周も走らされたり・・それは戦時中の虐待の連鎖だったのか・・子供は粗雑に扱うのが当たり前であった。中学になるとヤンキーになる子が増えた。ヤンキーになってでも注目を集めたかったのはそれだけ当時の親、学校、社会が子供に無関心だったということである。

今の世の中は子供の心の教育や虐待に対する関心がずっと高まってきてるし、とても社会としては健全になってると思う。それは今30代、40代、50代の人が親として教育に関わってるのだから上の世代も大半の人は自分の受けた教育というものが虐待と認識してるのかと思う。

ただ、その自分より愛されて育った若者が車や恋愛に興味を示さない事をどうにも受け入れなられない。自分の持論としては、愛された子供は自己肯定感が高い、なので劣等感がない、劣等感を埋め合わせるために物や異性を所有しようとは思わない・・なんだけど、この考えを受け入れられない人はけっこういると思う。


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