店舗物件を借りる時の不動産の初期費用、申込時にチェックしておくべき賃貸借条件

こんにちは。

AZ plus スタッフです。

これまでも初出店の方に向けにいくつかの記事をまとめましたが、

  ■ご参考

   『初めて店舗物件を探す時に準備するべき4つのこと』

   『これからご出店・開業に向けて貸店舗を探される方へ よくあるご質問 Q&A』

   『店舗物件をお探しの方、必見!お申し込み時に少しでも有利にする為に今すぐできる4つの事』


不動産の費用って具体的にいくらかかるの?

という御質問を頂く事も多いため、本日は簡単に初期費用と

申込時にチェックしておくべき賃貸借条件についてご説明します。

これまでの事業計画を立てる必要性について何度かこちらにも記事をアップしておりますが、

事業計画を立てる際の不動産の初期費用の目安としてご参考になさってください。


①不動産初期費用

契約の際に不動産の賃貸借契約で主にかかる費用は一般的には以下の項目です。


 ・敷金又は保証金
 ・礼金
 ・前家賃
 ・仲介手数料


敷金(又は保証金)は業態やエリア、
それぞれの貸主様の方針によって大きく変わってきますが、
AZplusのメインエリアですと8〜12ヶ月くらいの物件が多いです。
もちろん、物販店さん向けの物件で6ヶ月や3ヶ月といった物件もございますが、
そのような好条件の物件は多くはありませんので、
事業計画を立てる際には、8〜12ヶ月程度で見込んでおく事をお勧めします。

これに礼金が0〜2ヶ月程度、前家賃が1ヶ月(日割の場合異なります)、
仲介手数料1ヶ月となりますので、
不動産の賃貸借の初期費用としては賃料の10〜16ヶ月程度を
事業計画として見込んで頂く事をお勧めします。


又、このほかに保証会社加入を求められた場合は、
初回保証料(1ヶ月程度が多いです)もかかります。


その他、テナント総合保険等の費用もかかりますし、
上記以外の費用がかかるケースもございますので、
具体的な物件が決まった場合は、賃貸借契約の前に初期費用の確認を必ず行ってくださいね。



②申込時にチェックしておくべき賃貸借条件

具体的に借りたい物件が見つかり、お申し込みをする際に、
①の初期費用以外に確認して頂きたいものがいくつかございます。

 ・普通借家契約 or 定期借家契約

 ・契約期間

 ・更新料

 ・償却

 ・解約予告の期間

どれも大切な条件ですが、
初出店の方で意外とご存じないのが『償却』です。

賃貸借契約の際の「償却」とは、敷金又は保証金から解約時等に差し引く金銭のことです。

例えば、『保証金10ヶ月、償却2ヶ月』の物件であれば、
退去(解約)の際に保証金10ヶ月から償却2ヶ月、その他の債務等を差し引いた金額が
最後に戻ってくる金額になります。
礼金と似たもので、礼金が契約時にかかるものであれば、
償却は解約時にかかるものと考えるとわかりやすいかと思います。


又、『解約予告の期間』、こちらも確認頂きたい事項です。

AZplusのメインエリアですと借主からの解約は『6ヶ月前』が非常に多いのですが、
『3ヶ月前』といった物件もございます。

住居等の解約予告の場合は1ヶ月〜2ヶ月程度が一般的ですが、
事業用の場合はこれより長く、3〜6ヶ月が一般的です。
(※地域や相場によっても異なります)

大切な賃貸借条件の1つですので、必ず確認をしてください。






簡単にまとめてみましたが、

不動産の条件は地域や相場、貸主様によっても変わってきますので、

お金に関わる事はその都度確認しながら進めて下さいね。

皆様の素敵なお店のオープンの為、お手伝いしますので、

店舗物件探しの際は是非お声掛けください^−^!




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