2010-06-24
昔のOvalと今のOval
先日買ったOhのLP+クーポンのクーポンを使って、無事にmp3をダウンロードすることができた。
- アーティスト: Oval
- 出版社/メーカー: Thrill Jockey
- 発売日: 2010/06/15
- メディア: LP Record
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昔のOvalのアルバムとしては、DokやOvalcommersが印象に残っていて、ここ数年のうちでも何回かは聴いた気がする。この手の音楽の場合、メロディーそのものだけでなく、メロディーの濃淡も重要な要素だが、その点でOvalの濃淡バランスは特別なもののように感じられた。どの程度特別に感じられたかというと、Ovalが現代音楽とポップスの新しい境界領域を開拓してるんじゃないかと思ってしまったぐらい特別だった。とまあ、10年経った今考えると「そんな大層な話か」と思ってしまうが。
Ohを聴いて、昔のOvalと比べて変わっていないのは何かと考えた。すぐに出てきたのは、丸い音楽であるということ。人によって受け止め方に随分差が出てくるとは思うが、Ovalの曲はこの手の音楽*1の中ではメロディーをしっかり出している。音として尖った部分があったとしても、メロディーが緩衝材になっているので聴き辛くならない。話がどうも曖昧でわかりにくいような気がするので、上手く説明し直すことができればいいのだけれど。
Ovalが活動していた2000年前後から、この手の音楽はOvalに限らず色々と手に取ってみたが、一番嫌な失敗のケースが、メロディーを出しすぎて聴いてられなくなるパターン。そんなにメロディーを押し出したいなら、もっと質の良いメロディーにして欲しい、と思ったりする。その他の場合は、メロディーがもっと希薄になるようなつくりにしてあることが多い。そういう意味で、Ovalのメロディーの加減というものが、ずいぶんギリギリのところにあるような気がしている。
今のところ、以上の話が的確なのか的外れなのか、程度問題が良くわからないので、引き続き考えてみたい。個人的な思い込みが大部分を占める話ではあるが、10年経ったOvalが、そのメロディーの加減という特徴を保っているとしたら、面白いじゃないか。問題は、メロディーの濃淡だの加減だのバランスだのというのが何なのか、はっきり説明できていないあたりにもあるけれど。
2010-06-22
音楽は音楽であって、メディアはただの入れ物である、ということについて
今回の買い物について少し考えていたのだが、LPレコード再生機器がないけれど、音楽ファイルダウンロードクーポン付きだから買うというのは、普通に考えるとやはりおかしいのではないかと思う。もし、曲そのもののダウンロード販売が単体でなされていないとしたら、仕方がないからLPとクーポンのセット商品を買おうか、という話にもなり得る。しかし、今回はmp3か何かのファイルだけを$10で買うことができるようになっているので、レコードが再生できない俺にとって、LPレコードはただのモノでしかない。人によっては、レコードとクーポンのセット販売しかなかった場合に怒り出すかもしれない。
ネットでの音楽ダウンロード販売が日本国外で始まったころには、音楽を運ぶメディアと音楽自体は別物だからCDなんかいらない、という話は既にされていた。確かに、音楽が聴きたいことと、CDを手元にモノとして所有することは、別の話だ。
(中略)*1
結論:うーん、俺はCDが手元にあった方が安心する。今のところは。なんてアナログな人間なんだとは思うが。
*1:時間になりましたので、後日別エントリに書きます
2010-05-23
谷山浩子のブログより: 「CDや本が売れなくなってきた件」
まずは、余談から。
- 元記事の抜粋の雑な要約
- 曲を1曲しか持ってなかったらその1曲を大事に繰り返し聴くけど、1000曲あったらどの1曲もたいして大事じゃなくなる.
- 最近の自分自身の音楽のきき方について
- 谷山浩子のおっしゃる通り。一曲一曲の聴き方が、どんどんいい加減になってる。
- 曲名なんか、ほとんど憶えられていない。
- 酷い時は、CDのジャケットを見ても曲が頭の中で再生されない。要するに、聴いてないのと同じだ。
- 手元にある音楽について
- それで、何が問題なの
- 結果として、音楽を次から次へと流してるだけで、まともに聴いてないんじゃないの?
- どうなったら気が済むの
- 60分のアルバムを再生して聴くのが、1分で済めば最高に満足。
- これが5分かかったとしても、まだ満足。
- 現実的には、CDを買うペースを落として、さらに持ってるCDも地道に聴き直す、ぐらいしかない。
- 一方で、RADIO SAKAMOTO Podcasting によると
