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BLACK DODO DOWN

2017-10-15

今週の仮面ライダービルド 第7話感想

| 00:33

 突如明らかになった、戦兎に対する葛城殺害の疑惑。しかし戦兎の記憶は失われているため、殺された葛城について調査をすることに。彼が母親に託したデータを求めて、戦兎と龍我は母親の住む北都へと潜入を図るが・・・。

 重要人物として名前はあがっていたけれど、その詳細については触れられていなかった葛城巧についてようやく深く掘り下げ始めた回。氷室の話によれば独断で人体へのネビュラガス注入実験を行おうとして研究所を追放されたということですが、阻止されたはずの人体実験がファウストで行われているところからするに、ネビュラガスが人体に及ぼす変化を突き止めた葛城がその危険性を氷室たちに訴えたものの、氷室たちはその研究成果を奪い葛城を全ての元凶として濡れ衣を着せたうえで放逐し殺害した、というのが大方の真相でしょうね。その氷室がナイトローグの正体であることが明らかとなったのも、その疑惑を深めます。

 一方、あくまでファウスト機密保持のために動くナイトローグとは対照的に、不可解な動きを見せるブラッドスターク。北都へ潜入しようとする戦兎と龍我を助けるかのような行動をとったかと思えば、潜入に成功した二人の前に現れて子供をファウストにしてともに襲いかかった末、ファウスト葛城が作ったというどう考えても嘘くさい一言を残して消えるなど、敵も味方も引っ掻き回すような動きを見せていますが、その真の狙いはどこにあるのか・・・。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第34回感想

| 00:11

 ショウ指令をコールドスリープにつかせた後、生みの親であるアントン博士に会いに行くといって姿を消したきりのチャンプを案じていたスティンガーの前に、ククルーガとともチャンプが登場。いきなりラッキーたちに攻撃を仕掛けてくるチャンプだったが、そこへさらに謎の覆面レスラーが現れ・・・。

 予想もつかないかたちでのチャンプ再登場回。あくまでチャンプとは別人と言い張る覆面レスラー(笑)の言うことを本気で信じてしまい小太郎にまでバカだと思われてしまうガルはまぁ実際バカなんでしょうけれど、あれで隠せると思っているチャンプも相当に・・・。あんな渋い声で喋る牛型ロボットなんて宇宙広しといえど他にいるわけないでしょうに。自分がジャークマターの科学者だったアントン博士に作られた兵器だったことを知ったチャンプがそのことを思い悩み仲間の元に戻ることをためらっていたわけでしたが、ここまで仲間とともに苦難を乗り越えてきたチャンプが、いまさら出自ぐらいで悩むというのはどうも納得がいかないというのが正直なところでしたね。結局今回の話の中では解決を見なかった暴走のリスクについては、今後の話の中で問題となる時が来そうです。

 一方、ミクロ化したバランスがナーガの頭の中を調査した結果、ついにドン・アルマゲの居場所が明らかに。意気揚々と殴り込みをかけに出発するキュウレンジャーですが、いまだに奴の復活の秘密について何も手がかりがつかめていないのに殴り込みをかけてどうするつもりなんでしょうか。ここまで至るまで肝心なところは基本的には行き当たりばったりなのがキュウレンジャーの悪いところですね。

今週のウルトラマンジード 第15話感想

| 23:36

 ジードとゼガンの光線の激突によって生じた次元の歪みに吸い込まれてしまったモア。てっきり異次元に吸い込まれてしまったと思っていたのですが、実際にはクルトとともに別の場所(リクたちの足でも行けるぐらいの場所)に飛ばされていただけだったので拍子抜けしました。まぁそれはともかくとして、ゼナとクルト、そしてモアの過去に迫る前回の続き。モアがAIBに入ったのはケガをして動けなくなっていたゼラン星人を助けていたところをゼナに目撃されたことがきっかけでしたが、あの顔の宇宙人を怖がらずに助けたモアは確かに善意の塊のような人間ですね。ゼラン星人も「帰ってきたウルトラマン」での初登場の時は、障碍者の少年に化けて伊吹隊長の娘と友人関係になりそれを利用してウルトラマンとMATを倒そうとしていたので、今回のクルトとモアの話と合わせると感慨深いものもあります。しかし正直なところをいえば、ゼナは自分が変わることができたように教え子であるクルトたちが侵略者以外の別の道を見つけるための手助けをもっとしてやれなかったのかとも思いました。まぁ、彼にもシャドー星をベリアルに壊滅させられてからAIBに入るまで、いろいろ苦労があったのだとは思いますが・・・。戦うための存在として育てられ、結局そこから抜け出すことのできなかったクルトの末路は、同じようにベリアルのための道具として作られながらもそれに抗い続けるリクのアンチテーゼともとれましたね。

牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 第2話感想

| 23:13

 前回のラストで少しだけ登場した、ソードとコンビを組む魔戒法師・ルークの登場回。ホラーの討滅を隠密裏に行うことにあまり関心を払わず、のみならず一般人と積極的に関わりたがるという魔戒騎士としては破天荒すぎるソードとは対照的に、魔戒法師としての使命に厳格なうえ、ソードが派手にやらかしたホラー退治の後始末をやらされているためかなりソードに対して辛辣なルーク。舞台がアメリカナイズされた本作らしく、彼の主な得物は銃。それだけなら流牙シリーズの莉杏という前例がいますけれど、彼の場合はスナイパーライフルまで使用するというのがやはり異色ですね。

 一方でストーリーの核となったのは、走る力を失ってしまった元オリンピックメダリストと、彼を支える恋人の悲しい物語。決して悪人とは言えない、むしろ善人と言える人でさえ、ふとした心の隙を突かれホラーとなってしまうのが牙狼シリーズらしい理不尽さであり恐ろしさです。結局ルークの術によって記憶を消されてしまった彼女でしたが、彼が怪物と化した末に討たれた真実を知るよりはこちらの方がはるかに幸せなのでしょうね。

2017-10-09

今週の仮面ライダービルド 第6話感想

| 21:15

 ファウストのアジトを探るため、一度は人間に戻した立弥を龍我が再びスマッシュにしてしまったことで激しく対立する戦兎と龍我。その後、氷室から引き出した情報からアジトの場所を割りだした戦兎は、龍我とともに潜入を試みるが・・・。

 悪の組織のアジトへ潜入という、ますますもって昭和ライダーっぽい展開の話。いくつかの謎も明らかになりましたね。まず、スマッシュはスカイウォールの下から噴出している「ネビュラガス」という謎のガスを人間に注入することで生み出されていること。しかしファウストが人体実験を重ねる目的は、戦兎や龍我のようにネビュラガスを注入してもスマッシュにならない特異な人間を見つけることにあり、ファウストにとってスマッシュはむしろ失敗作や副産物といえるのでしょうね。一方で肝心の「成功例」である戦兎や龍我には逃げられたというのは、同じように組織肝入りの改造人間である本郷や一文字に逃げられたショッカーを彷彿とさせますが、果たしてファウストの場合二人に逃げられたのは本当にショッカーのように間抜けなだけなのか。また、氷室とブラッドスタークが会話をするシーンもあり、やはり東都政府ファウストの間には何らかのつながりがあることが判明しましたね。

 ブラッドスタークにより明らかにされた真実に激高し、実験のために囚われていた人質そっちのけでブラッドスタークに襲い掛かろうとする戦兎。そんな彼を、マスターから戦兎もまた記憶がないことからの深い孤独を抱えていることを聞かされ、自分のことよりも人助けを優先する戦兎には勝てないと嫉妬したことを告げ、ヒーローとしての自分を取り戻すように龍我が諭す展開はよかったですね。そうして自分を取り戻し、スマッシュにされていた立弥を元に戻し人質も救出した戦兎。しかしラストに、立弥からとんでもない事実が明らかにされる。記憶を失う前、戦兎が新薬のバイトを受けに行った先は葛城の部屋であり、しかもそれは龍我が同じ場所へ向かう一時間も前のことだった・・・。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第33回感想

| 20:35

 前回オリオン号を失ってしまったキュウレンジャーのもとに、森の精霊エリスが現れ、オライオンが遺した伝説の宇宙戦艦バトルオリオンシップの存在を知らせるショウ司令のメッセージが届けられる。バトルオリオンシップを探すキュウレンジャーたちの前に、ククルーガたちが立ちはだかるが・・・。

 新しいロボの登場は珍しくもなんともないスーパー戦隊ですが、新しい母艦が登場するイベントとなればめったに見られませんね。まだ発進できないところに敵宇宙船の攻撃を受けるところとか、オリオン砲の発射シークエンスとか、宇宙戦艦ヤマトパロディが見られたのが笑えました。まぁ、完全にバトルオリオンシップの登場がメインイベントなのに、敵の攻撃でハミィたちの性格が捻じ曲がるというイベントまで突っ込む必要があったのかどうかは疑問符がつきますが(本来とは反対の行動指針さえ示してやれば何の問題もなく行動させることができてしまうのであれば、むしろ扱いやすいのでは)。バトルオリオンシップが変形したオリオンバトラーはあまりのパワーにシシレッドオリオンですら振り回されている描写がありましたが、今後ちゃんと乗りこなせるようになるのでしょうか。

今週のウルトラマンジード 第14話感想

| 20:22

 極秘任務を受けて地球を離れたというゼナに代わり、彼と同じシャドー星人であるクルトとコンビを組むことになったモア。しかし、クルトは怪しげな行動を取り始め・・・。

 かつて「ウルトラセブン」に侵略者として登場したシャドー星人。そのシャドー星人であるゼナが、どちらかといえば宇宙人のための組織とはいえAIB地球の平和を守るために働いていることに若干の違和感は感じてはいましたが、いよいよそれに迫る回でしたね。ゼロによればこの宇宙でのシャドー星はベリアル軍との戦いで壊滅状態に陥ったそうで、ウルトラマンたち以外にもベリアルはあちこちの宇宙人の恨みを買っていそうです。何らかの理由でそれまでの好戦的な行動をやめてAIBのエージェントとして働いているゼナとは異なり、いまだ母星再興の夢を捨てきれないクルトが召還したのが、シャドー星の最終兵器であるゼガン。既存怪獣の合体であるベリアル融合獣とは異なり、ジード初となる全くの新規造形の怪獣ですね。見た目といい登場シーンといい鮫を彷彿とさせる怪獣ですが、命中したものを異次元に送り込む光線を武器とするなど、最終兵器の名に恥じない強力な怪獣。そして、ジードとゼガンの光線の撃ち合いにより発生した次元のゆがみにモアが吸い込まれてしまうという、予想外の展開に。このあいだ登場したばかりのマグニフィセントがこのような事態を引き起こすとは想像していませんでしたが、果たして、異次元に吸い込まれたモアの運命は・・・。

牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 第1話感想

| 19:59

 「炎の刻印」「紅蓮ノ月」に続く、アニメ牙狼第三弾となるシリーズがスタート。中世ヨーロッパ風の世界が舞台の「炎の刻印」、平安時代日本風の世界が舞台の「紅蓮ノ月」とは異なり、新たなシリーズは実写TVシリーズに近い現代のアメリカ風の世界が舞台。そんな世界にあわせてか、主人公である黄金騎士の称号を持つソードは、ゴリラのような筋骨隆々の大男でホラーとも正面から殴り合い、ザルバと同じ髑髏のエンブレムがついた文字通りのモンスターバイクを乗り回すというなんともアメリカンなキャラクター。巨大なレアステーキとケチャップをたっぷりかけた山盛りのフライドポテトを平らげ、仕事が終われば女と遊びおっぱいに手を合わせて生きていることに感謝するなど、これまでの生真面目でストイックな黄金騎士のイメージとは全くの対極に位置する、生きていることを最大限に謳歌している人間ですね。ホラーとの戦闘シーンもこれまでとは一線を画すダイナミックな演出の連続で、鎧の召還シーンひとつ取ってみても、バイクに乗ってスピンしながら剣先で地面に円を描いて召還するのには度肝を抜かれました。

 さて、今回のシリーズの肝となるらしいものは、「エルドラド」なるキーワード。どうやらホラーがその手がかりを握っているらしいその謎を巡って、ともにそれを追っているソードとヒロインの少女・ソフィの出会いが描かれましたが、これからどんな物語が描かれていくんでしょうか。

2017-10-01

今週の仮面ライダービルド 第5話感想

| 02:22

 パンドラボックスから分離した2枚のパネルの一方がファウストのアジトに、そしてもう一方が秘密基地の壁に埋め込まれていたことから、マスターがファウストのメンバーである疑惑を問い詰める戦兎。それに対してマスターは、パンドラボックスを起動させて「スカイウォールの惨劇」を引き起こした宇宙飛行士が自分であることは認めつつも、パネルについてはかつてファウストに捕らわれた美空を救出する際についでに奪ってきただけだと、ファウストのメンバーであることは否定。戦兎は一応は納得していましたけど、パンドラボックスを起動させた理由は「どうかしてた」だし、戦兎を拾ってビルドとして戦わせることにした理由もなんだか曖昧だし、どうにもすっきりと疑いが晴れたとは言い難いですね。

 一方、紗羽の調査により記憶を失う前の戦兎のことを知る人物の存在が判明。記憶を失う前の戦兎は佐藤太郎という名前で、弟分の立弥とゴミ屋敷のようなボロアパートで暮らしながらバンドをやっていたということ。立弥によると彼は新薬のモニターのアルバイトを受けに行って行方をくらましたそうですが、今の戦兎のような天才的な頭脳があればあんな暮らしを送る必要なんかないので、彼の頭脳についてもファウストでの人体実験で与えられたものである可能性が高そうですね。

 過去を追う戦兎の前に姿を現したファウスト第二の幹部、ブラッドスターク。ビルドに対する態度は、まるで彼の能力を推しはかりながらさらなる成長を促しているかのように見えますが、果たしてその狙いはどこにあるのでしょうか。ブラッドスタークによってスマッシュにされた立弥を新たなベストマッチ、ニンニンコミックで撃破し元に戻す戦兎ですが、無実を晴らす道を断たれ鬱憤を募らせていた龍我がファウストのアジトを探るため彼をスマッシュに戻してしまうというとんでもない暴挙に。香澄や鍋島の件から察するに、彼の無実を証明するには犯行を指示したナイトローグをとっ捕まえて警察に突き出すぐらいしか方法が思いつきませんが、できるんでしょうかそんなこと。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第32回感想

| 01:52

 アキャンバーたちと行動を共にしていた時に、ドン・アルマゲの居場所が南十時座(あたり)であることを聞いていたナーガ。しかし宇宙へ旅立とうにも、オリオン号のダメージは既に修理不能なレベルにまで深刻化していた・・・。

 これまでオリオン号に対して他のメンバーにも増して愛着を示してきたラプター。彼女のそのこだわりの理由と、キュウレンジャーとともに苦楽を共にしてきたオリオン号の壮絶な最期を描いた回。今回の敵、ドーギュンはあれで本当に自称のとおり宇宙一の科学者だったらジャークマターの科学力もたかが知れてそうですが、モライマーズを合体させた巨大モライマーズを地球に落下させるという、珍しく巨大化後の方が厄介なことをした怪人でしたね。キュータマジンでも止められない巨大モライマーズに対し、スパーダたちを脱出させて特攻し、その身を犠牲にして仲間たちと地球を守ったオリオン号。爆炎の中にサムズアップした手が沈んでいく描写はどう見てもターミネーター2のラストでこちらを泣かせたいのか笑わせたいのかよくわかりませんでしたが、スーパー戦隊と苦楽を共にし愛されたメカの最期として、鉄人仮面テムジン将軍を道連れに自爆したゴレンジャーのバリブルーンに匹敵する名シーンでした。バリブルーンの場合、バリブルーン(と敵ながらあっぱれな戦いを見せたテムジン将軍)に対してゴレンジャーが敬礼を送る感動のシーンの直後には江戸川総司令が新たな巨大メカバリドリーンをゴレンジャーに紹介していて拍子抜けしましたが、オリオン号の場合も過去に残ったショウ司令の見つめる先に、巨大な宇宙戦艦が・・・。

今週のウルトラマンジード 第13話感想

| 01:37

 秘密基地内でリクとペガがふざけて遊んでいたところ、ボールがぶつかったレムが記憶喪失状態に。リクたちはこれまでの戦いを振り返りながら、懸命に彼女の記憶を取り戻そうとするが・・・。

 ドンシャイン43話での怪人との野球対決を演じていて大変なことになるリクとペガ。しかし特撮で43話といったらもう終盤も終盤(エグゼイドだったら最終回の2話前の回)なのに、怪人と野球対決なんて中盤でありそうな緩い話をこの段階でやってるドンシャイン、大丈夫なのか。仮面ライダー第一作)やゴレンジャーのように5クール以上の番組なら話は別ですけど。それはともかく、怪獣が出ていないときはとことん緩いリクたちの日常ならではのばかばかしい経緯で始まった総集編。総集編なのでこれまで見てきた人間としてはこれといった感想はないのですが、結局レムの記憶喪失はリクとペガにお灸をすえるための彼女の狂言だったことが最後に判明。そりゃああのぐらい高性能な人工知能がボールがぶつかったぐらいで壊れるわけがありませんよね。これまで彼女が見せることのなかった、まるで人間のようなふるまいですが、地球人だけでなくウルトラマンや宇宙人もやってくる秘密基地の関係者たちに触れていく中で、彼女も成長してきたということなんでしょうね。

2017-09-24

今週の仮面ライダービルド 第4話感想

| 01:16

 なんとか西都にたどり着き、鍋島の家族の保護を試みる龍我と紗羽。一方戦兎もまた、新たに思い出した人体実験の時の記憶から、パンドラボックスにまつわる謎に迫ろうとする・・・。

 鍋島の家族の救出劇、「スカイウォールの惨劇」でパンドラボックスから分離した二枚のパネルの謎、ファウストの新たな幹部怪人の登場、そしてマスターに浮かび上がったひとつの疑惑。まだ第4話だというのに、よくぞここまで無理なくたくさんの要素を詰め込んでくれましたね。鍋島の家族と鍋島自身の保護には成功したものの、鍋島が記憶喪失になってしまうというのは2話に続きシビアな展開。平成ライダーの敵勢力は人間に危害を加えてはくるものの、こういう風に人間を利用するだけ利用したうえで切り捨てて命や幸せを蹂躙するようなのは案外少ないので、ファウストの冷酷非道さが引き立ちますね。一方で、鍋島の娘に父親が失ってしまった思い出の代わりに新たな思い出を作っていくことを理系らしい電気工作で伝える戦兎は、またしてもヒーローとしての株を上げましたね。そして、早くもクローズアップされることになるマスターの正体。ただのおやっさんポジションで収まるには謎が多すぎるとは思っていましたが、果たして彼は本当に、ファウストのメンバーなのか?

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第31回感想

| 00:51

 過去の世界でドン・アルマゲを倒したにもかかわらず、ラッキーたちが戻ってきた現代は相変わらず元のまま。ラッキーがシシレッドオリオンに変身することができるようになったのはよかったものの、結局ドン・アルマゲ復活の秘密はわからずじまいだわ、司令とチャンプを過去に残していかざるを得なかったわで、とてもじゃありませんが過去へのタイムトラベルが成功だったとは言い難いですね。こうなってはとにかく目先の問題を解決するぐらいしか今のキュウレンジャーにできることはないので、改めてナーガ救出に動くことに。そしてバランスの捨て身の活躍のおかげで、ついに正気を取り戻すナーガ。脳内にミクロレベルのインダベーを送りこんでいたとは、アキャンバーのやっていたことはやはり感情の解放でも何でもなくただの洗脳でしたね。しかし、まさか「怒りをコントロールする術を身につけた」ということで、元に戻った後もヘビツカイメタルの力を使えるようになるとは思いませんでした。

今週のウルトラマンジード 第12話感想

| 00:22

 ケイとの戦いの末、ゼロのカプセルを除く全てのウルトラカプセルを奪われたリク。奪取したウルトラカプセルを取り込みケイが変身したペダニウムゼットンが暴走する中、リクは天文台に届けられた置手紙の送り主に会いに行くことに・・・。

 かつて天文台で見つかった赤ん坊のリクの名付け親となった朝倉錘と出会うリク。彼を演じるのは実相寺作品をはじめ特撮作品でもおなじみの顔である大御所俳優、寺田農父親という点では仮面ライダーWの園崎琉兵衛、ひょうひょうとした人柄はウルトラマンマックスでのメトロン星人と、これまでに寺田氏が演じてきた役の特徴が重なったような役ですね。PS4鉄拳で遊びながらリクに大事な話をする場面はシュールでしたが、追ってくる怪獣から逃げるようにリクに必死に訴える姿はさすがの名演技でした。一方のリクも前回自分のアイデンティティを全て否定されるような真実の暴露を受けたにも関わらずそれほど絶望した様子は見せず、変身できないながらも必死に錘を守ろうとする姿が印象的でした。ケイやベリアルの最大の失敗は、このように能力だけでなく精神性までウルトラマンとなるにふさわしい成年へとリクが成長してしまったことですね。

 リクと錘、互いが互いを守ろうとする心がそうさせたか、錘に宿っていたリトルスターが彼から分離し、ウルトラの父のカプセルとして顕現。ただ一つ残されたゼロのカプセルと使うことによって、ジードは新たなる姿、マグニフィセントへと変身。全てのウルトラ兄弟の「父」たるウルトラの父と、セブンの「息子」であるゼロの力をフュージョンさせた姿というのは、父であるベリアルとの間の宿命を乗り越えていくジードにふさわしい力ですね。リクの全てを否定する言葉を吐きながら襲い来るケイを、逆に空っぽの存在だと看破し下すリク。リクにはジードとしてではなく、「朝倉リク」という一人の人間としての彼を慕い、助けてくれる仲間が周囲にいる。唯一忠誠を捧げるベリアルにすら「ストルム星人」という種族名で呼ばれ一人の人間としては扱われないケイが彼に敵うはずがなかった、ということでしょうね。

2017-09-18

今週の仮面ライダービルド 第3話感想

| 15:49

 龍我の冤罪のカギを握ると思われる存在として浮上したナベシマという男。その素性を探るため、もう一つの顔である大人ネットアイドルみーたん」の立場を利用して情報を収集する美空。まぁ確かに、ネットで炎上した人の自宅まで瞬く間に突き止めてしまういわゆる「特定班」の力は実際すさまじいものですが、使いようによっては恐ろしいことになりそうです。

 美空が突き止めたナベシマのケータイに電話をかけ、無実の証明を迫る龍我。しかし、実はナベシマもまたスマッシュを生みだしている謎の組織「ファウスト」に妻子を人質に取られていた。ついに悪の組織の名前が出てきましたね。しかし、龍我に科学者の元へ向かうように仕向ける要員も、彼女にそれを依頼する要員も、どちらも組織のメンバーではない人間を使ったうえ、用済みになれば怪人にしてしまう(倒されても改造される前後の記憶は消滅するという保険付き)というのは、これまでの悪の組織と比べて格段に秘密保持に慎重なのが伺えますね。

 ナベシマの妻子のいる西都へと、密航船で向かおうとする龍我と紗羽。彼らの密航を阻止しようとするガーディアン、それにスマッシュが現れた時、駆けつけた戦兎は新たな姿、ホークガトリングに変身。エグゼイドのコンバットシューティングゲーマーもそうでしたけど、やはり飛行能力と銃火器の相性はいいですね。ここまで登場したラビットタンク(バランス型)、ゴリラモンド(パワー&防御力特化型)、ホークガトリング(飛行&銃撃型)の3つで今後しばらくは戦っていくのでしょう。「見返りを求めたらそれは正義ではない」という戦兎の言葉には、普段の言動とは裏腹に正義のヒーローとしての彼は非常にストイックであることがうかがえますね。しかしスマッシュを倒したのも束の間、謎の襲撃者の奇襲を受け倒れてしまう戦兎。その姿はナイトローグにも似ていますが、胸にはコブラのかたちのエンブレムが。ナイトローグがコウモリ、今回登場した敵がコブラなので、ファントムの幹部怪人はショッカーの初期怪人がモチーフなのでしょうか。そうなると他にもクモとかサソリの幹部怪人が出てきそうですが・・・。