BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第24話感想

 自衛隊による外務官僚と講和派議員の救出作戦は無事終了。しかし、いまだ囚われの身にあるピニャを救出するため、元第三偵察隊の仲間たちを加えた伊丹たちは帝都王宮への突入作戦を敢行する。

 というわけで2クールに渉物語もついに最終回。原作では確かこのピニャ救出作戦は特戦群の支援は受けたものの伊丹たちだけで実行したはずですが、最終回ということもあってか、富田達元第三偵察隊の部下たちも加わっての作戦に変更されていましたね。ゾルザルの秘蔵っ子であった装甲化ジャイアントオーガーは原作では某むせるロボットアニメで最もよく見かけるロボットそっくりで、そのまんま「眼鏡犬」というコードネームで呼ばれていましたが、さすがにそこまでは再現できなかったか。せめてそれを倒すレレイの「ファンネル」は再現してほしかった・・・。

 伊丹たちの手によってピニャと「ついでに」皇帝は無事救出。もはや帝国内の内乱は避けられないと判断した皇帝はピニャを皇太女に任じてイタリカに正統政府を樹立・・・というところで終わり。原作第三巻までということで、ここで終わりということにもできるし、続きをやるならいつでも始められるという区切りもいいところで、きれいに終わらせることができたと思います。怪獣映画ではやられ役がほとんどの自衛隊がここまで活躍できる作品はそうそうないので、もちろん続きを期待しているのですが。

牙狼 -紅蓮ノ月- 第二十三話感想

 目覚めた道満によって封印を解かれ、ついに復活を遂げるルドラ。都が炎に包まれる中、雷吼たちは最後の決戦をルドラに挑む。

 前回稲荷たちにあっさり気絶させられるも、すぐに目覚めてルドラを復活させる道満。やっぱり無駄にタフですねこの人。しかし結局自らルドラと融合するくらいなら、星明を憑代にするようなまどろっこしいことをしなくてもよかったのでは・・・。復活したルドラはルドラというよりは興福寺の阿修羅像を思わせる姿ですね。一方、光宮を民の避難のために開放してほしいという頼信の訴えには耳を貸さず、頼信が独断で門を開放すると機嫌をとるような演説をぶるとは、結局道長もただの小物に過ぎなかったようでがっかりです。光宮から魔導書を盗んできた袴垂も加わり、いよいよ次回、最終回。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第7話感想

 鎧武とトッキュウジャー以来の毎年恒例イベントとなりつつある戦隊・ライダーコラボ企画・・・なのですが、これまでと比べるとかなりやっつけ感が強かったですね。本筋であるメーバにされたアムを救う話と、シオマネキングを追ってやってきたタケルの話が完全に分離しちゃってました。せめてアムを救うのにタケルが力を貸すのならまだ意味はあったでしょうが、そうなるとタスクが活躍できなくなってしまいますし、ひたすらにゴースト登場部分のとってつけた感が目についてしまった回でした。それにしても、第3話で大和を振り回したときもそうでしたが、アムは口がうまいですね。可愛さだけでなくああいう計算高さも武器にしてくる女子メンバーって、戦隊では初めてかも。

今週の仮面ライダーゴースト 第24話感想

 こちらもジュウオウジャーとのコラボ企画ですが、眼魔の世界からマコトを救出するためにアランの力を借りるか否かについて悩むタケルの話となり、しっかりと話の本筋は進んでいましたね。ジュウオウジャーとのコラボについては、会ったばかりのジュウオウイーグルとも力を合わせることができたんだからアランともだって・・・というかたちでジュウオウジャーよりは意味あるかたちで絡めていましたが、同じヒーローである大和とはすぐに力を合わせられるだろうけど、敵として何度も戦ってきたアラン相手では同じようにはいかないだろうというのが正直なところで、やや強引な絡め方と言わざるを得ませんね。貴虎兄さん、ブレンに続く今年の「志村後ろ」要員が誰になるか楽しみにしていたのですが、今回はそれもなし。本命御成、対抗アラン、大穴アデルあたりを予想していたのですが。