BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第36話感想

 このところ毎週毎週、本気で地球が滅びそうな展開になっては首の皮一枚でつながる、というような展開にハラハラさせられ通しで、話を作っている側のまさに思うつぼという感じですね。そろそろネタ切れだろうと思っていても、エボルトが毎回毎回新たな事実を開陳して「これも計画のうちだ」と高笑いするのですからたまったもんじゃありません。特に今回は、いつにも増して新たな事実が判明しましたね。

・エボルトは火星ではなく宇宙からやってきた。
・スカイウォールの惨劇の時にパンドラボックスが開かなかったのは、美空に憑依したベルナージュがボトルの成分を空にしたため。
・エボルトリガーを扱うための力を補うための科学力を発達させるため、わざと戦争を起こして戦兎がライダーシステムを強化するように仕向けた。

 回が進むにつれてどんどんエボルトの計画の壮大さが明らかになっていきますが、一番知りたいのはなんだってこいつはそんなに苦労してまで星を滅ぼそうとしているんだということなんですが、いずれはそれも明らかになってくれるんでしょうか。戦兎の捨て身の作戦も、今度は万丈に替わり戦兎が体を乗っ取られたうえにエボルがまたもやパワーアップを果たしてしまうという相変わらずのエボル劇場に。唯一エボルトへの対抗策を打ち出せそうな戦兎まで乗っ取られ、残った筋肉バカとドルオタと政治家崩れだけで、どうやってこの危機を乗り越えるのでしょうか。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第15話感想

 トゲーノとオドードの仕掛けた罠にはまりながらも、なんとかオドードを撃破したパトレンジャー。しかし3人の負った傷は深く、特にトゲーノの毒に侵された圭一郎は意識不明の状態。毒を消すにはトゲーノを倒さなければならないが・・・。

 前回に引き続き、パトレンジャーの使命にかける闘志が燃え上がる回。正直、死にかけてるときぐらい休んだらどうだと言いたくなりますが(まぁ休んだところで毒が消えるわけではないので結局怪人を倒すしかないのですが)、瀕死の重態ながらもつかさと咲也のもとに駆けつけた圭一郎の姿はとんでもなく鬼気迫るものがありました。あそこまで頑張ったのに結局子供には好かれないのはさすがに不憫でしたが。圭一郎の迫力に目を奪われがちですが、圭一郎に代わって幼稚園へ報告に行く咲也のよくできた後輩ぶりや、圭一郎たちの使命にかける想いを知って彼らなりに思うところのあった魁利や初美花の様子を挟むのはよかったですね。

 一方細かいところで気になったのは、クレーン&ドリルを見た時の「いつのまに引き金付きになった?」というグッディの反応ですね。やはりデストラが怪しんでいる通り、コレクションの中でもトリガーマシンは何かが違うようですが・・・。