共産党、党大会に外国政党招かず 財政厳しく49年間で初(産経新聞)

 日本共産党は26日、来年1月13−16日に静岡県熱海市で開く第25回党大会に外国政党を招待しない方針を決めた。同党は昭和36年の第8回党大会以来、交流の深い外国の政党を大会に招いており、49年目にして海外からの賓客は姿を消すことになる。日本共産党中国共産党はじめ外国の左派・革新系政党との関係強化に動いているが、今回の決定の背景には厳しい党の財政事情がある。

 平成18年1月に開いた前回の第24回党大会には、海外から中国、ベトナムスリランカ、ドイツ、イタリア、フランスなど18カ国の21の共産党や左翼政党の幹部議員34人(うち個人資格1人)が参加した。前々回の16年1月の第23回党大会には14カ国の19政党、26人(同4人)が出席した。

 来年1月の党大会で外国の政党を招かないことを決めた理由について共産党広報部は「滞在費などを負担するコストが大きいうえ、海外の政党との交流の幅が広がっており、招待する政党と招待しない政党を線引きすることができなくなった」と説明している。

 各国の駐日大使については従来通り、党大会に招待する方向で調整を進めているという。

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