平成28年度弁理士試験短答式筆記試験合格者統計

特許庁から発表されました。

合格率は15.5%でした。
昨年に比べると少し上昇。
今年は科目毎の足きりが導入されて、短答試験に対策をかけた人が多かった結果と思っています。

ちなみに、初回受験者の合格率がやはり7.0%と例年通り。
初回突破の一番の壁は短答試験であることは間違い有りません。

弁理士試験の受験者がかなり減っていますが、受験者数の減少は弁理士だけに限りません。
他の士業でも数年前をピークに受験者はかなり減少しているのです。

受験生としては、人数が何人であろうと、自分が合格するかどうかです。
人数を気にすることなく、学習を進めて行くしかありません。

ただ、受験機関側から見ると、受験生の減少は厳しいと思います。
受験機関も営利企業でしょうから、それなりの人数がいないと講座や教材が出来ないからです。
となると、あとは講師側で、魅力のあるものを提供していく必要が今まで以上にあると思っています。

がんばろう。