短答過去問の落とし込み

さて、時期的に短答過去問の落とし込みを、本格的に取り組んで頂くとよろしいかと思います。

方法としては、講座の中で説明していることもありますが、一応再確認。

四法対照を使って、過去問で問われているところをチェックするというものです。
問題毎に条文のどこから問われているか?を線を引いて、線を引いた箇所に問題番号(例えば、「H28-特2」とか)記載するものです。
こうすることで、「条文のどこから過去問が出題されているか」が解ることと、条文を細かく読む癖が付きます。
そして、条文以外の場所について(例えば青本や審査基準)についてはメモを記載しておくことです。

この落とし込み作業ですが、正直「落とし込み」をすること自体に意味があります。
なので、「昨年のに追加しよう!」とかではなく、今年は今年でやられた方がよろしいかと思います。
市販の過去問集でも出来ますが、条文毎の過去問(これ問or短答解法テキスト)を使うと効率的です。

さて、落とし込みですがものすごい時間がかかります。
なので、四法について早め(年内)に終わるのが理想です。
下三法については不要と思っています。

標準的には数ヶ月かかる作業です。
逆に直ぐ終わった!って人は、何かやり方が間違えています(丁寧に条文を追えていません)

なお、時々「論文過去問」「口述過去問」についても聞かれますが、これらの落とし込みは不要です。
(短答でカバー出来ることと、落とし込みに向いていないため)