舞-HiME 第22話

今までとは違い会長と雪之の戦いには自分の恋愛観をも絡めたものになってきた。「大切なものを守るためにはなんでも」の会長に、あくまで「遥のため」である雪之。好きな人のコマとなっているシスターと、その人に認められたいからと言う碧との会話もキチンとした前フリとなっていて上手い構成。
特にこの話を生徒会メンバーの女性3人の実はドロドロな女性関係・百合関係(同性への想い)にまとめ上げたのは、会長の危うさや雪之の思いの深さを強調させて正しい選択のように思う。

シスターが妊娠したような感じだけど、これはたった一人の姫を残すといった戦いの中での希望なのか、それとも母体もろともなんていう大いなる絶望なのか。
奈緒の傍に多数あった携帯は、壊された自分の携帯の代替としてのもの?。だとすると大切なモノとは携帯そのものか、さすがにそれはなんだし大切な人との繋がりといったところなのか。
謎のチャイルドは必要に舞衣を付け狙うことからして詩帆の様な気がするけどハッキリしないし。
目覚めた深優だってそのまま他が望むように動くとは限らないし。いやそこはなにかしら改造されているとか。それはそれでなんか嫌な感じ。

それにしてもこれだけをよくぞ詰め込んだ。それこそ感心する。

アニメ版AIR 第09話

なるほど、いままでカラスがやけに多く登場するのはこういった理由か。往人が着ている服の色からして、カラスには往人へ向けての暗喩でも在るのかと思っていたけど、本体そのもの?だったのか。となると観鈴から新しい白いTシャツをもらうのもなにかしらの意味があってのことなのか。そもそもなぜカラスなのか?だとか記憶があやふやなのかも含めて、これから先わかっていくのかな。

過去の話が終わった事で現代への繋がりが色々と見えてきた。

往人の母親が言っていた海へ行きたがっていた子や、観鈴が海へ行くことを望んでいたのは、そのまま神奈の願いでもあったんだな。そしてその願いがかなう事がなかったのも同じように繋がっている。それらを断ち切るために柳也と裏葉がいて、その受け継がれてきた想いの上に往人がいる。

こうしてみると1000年も前に決まった二つの定めとも取れるのだけど、「忘れてしまってもいい」と柳也が裏葉に言ったのと同じ事を往人の母が往人に言っていることで、自分達が選んできたものであることを明確にしている。

つまりはそれらは神奈が受けた断ち切れないモノ(呪い)とも運命といった架せられたものとは違い、長きに渡り想い次がれてきた人間の想いとして、一種の正当性あるものとして見ることが出来る。

最後に観鈴が出てきたのには素直に嬉しかった。今となっては最初にアホの子扱いした事を謝らなくていけないなぁ。

GIRLSブラボー second season 第06話

雪成の中の人が能登麻美子なだけに通常の女装ネタとは違った楽しみが(笑)。それがまたこの作品らしからぬ直接的なエロとは違うものがでていて面白かったり。
あーあとアニメではあまり見ることのない、舞浜や京成幕張なんかがみれて嬉しかった。