サツキとメイの家

Yahoo! 映像トピックス」の「映画そのまま再現「サツキとメイの家」」(2011年8月12日)をみて、ああ、これだ、これだ(!)と思った。

  

ま、要するに、前回の「Valentine House (バレンタインの家)」の記事で載せた、(僕が描いた)「アイコン建築」の「Valentine House」(バレンタインの家)が意図しているものは、これなのです。前回の記事で「アイコン建築」とは、「端的には、「アイコン」(情報空間)と「建築」(都市空間)をハイブリッド化した建物の事」と書いたのだけど、「サツキとメイの家」は、「和風」と「洋風」をハイブリッド化した家なのです*1。僕の頭上のアンテナが、久々に反応した(たまに誤作動するけどw)。うーん。ま、少なくとも、両者の雰囲気くらいは似ているのではないかな、と思います。

あと、「サツキとメイの家」を簡単にまとめておくと、「Yahoo! 映像トピックス」のその記事によると、「となりのトトロ(→予告編)でおなじみのサツキとメイの家愛知万博の跡、モリコロパークとして復活し、いつでも見学可能。」との事です。ウィキペディアの「サツキとメイの家」の項によると、「この家は、ただのアニメのテーマパーク*2的な再現ではなく、伝統的な木造住宅の技法にのっとった家として真面目に建てられている。(中略)昭和10年頃(1935年頃)に造られた、築約25年の家と想定。」との事です。あと、NHK番組「美の壺」のfile162「昭和レトロの家」から少し引用すると、「昭和のはじめごろ、都市の近郊に新しいスタイルの家が次々と建てられました。デザインは多様ですが、そこにはひとつの共通点がありました。伝統的な日本の家と欧米から取り入れた住まいの形が、同居しているのです」、「古さと新しさががとけ合っているのは、このころの住まいの特徴。客を迎えるのは洋風の応接間。しかし家族の日常生活の場は、昔ながらの和室です。昭和初期に広まり、その後長らく日本の住まいの典型となった形。」との事です。ついでに、(僕の)別ブログの「平面図-1」、「平面図-2」の記事も参照。以上です。では。

*1:ウィキペディアの「和洋折衷」、「擬洋風建築」等の項参照

*2:(僕の)別ブログの「雑記&まとめ」の記事参照(「テーマパーク」)