就活

もう就活の季節みたいです。

大学の書籍部、就活関連本の周りにはけっこう人だかりができてます。当時、如何に俺がのんびりしてたのかを改めて思い知らされる。今思えば、かなり肝が座ってたな。もちろん怠慢もあったけど、けっこう肝が座ってましたよ。

就活で大切なことはたくさんある。小手先のテクニックや、情報収集というのも馬鹿にならないと思う。俺はあんまりそこら辺は分かりませんが。ただ、抽象的で精神的な話で申し訳ないですが、最後は自分と自分の学生生活に誇りと自信を持つことです。

俺は自信満々でした。むしろ喧嘩腰と言っても言いすぎじゃない。特に面接官が喧嘩腰で来た時なんかは。殴られっぱなしじゃムカつくだろ?右の頬を打たれて、左の頬を差しだしてるような間抜けじゃ駄目です。冷静に、綺麗で、経験と実績と熱い想いに裏付けられた重みのあるカウンターを返さないと。もちろん相手の急所を見極めて。その一方で笑いを含めたフレンチキッスができる繊細さも必要です。就活の面接は面白かった。

そうしたら、ダウンした面接官はむっくりと起き上がって、仲間に入れて欲しそうにこちらを見てきます。まぁ、仲間に入れてもらうのはこっちなんやけどね。