Daily "wow"

たまにしか更新しないのに文章長くてすみません。

B'z SHOWCASE -19- In ZEPP TOKYO

昨日の今日でZEPP 福岡での公演も決まったらしい。既に4公演。LIVE-GYM #00 "OFF THE LOCK"が3公演だから、これはもはやツアーと言ってもいいのでは、などと思っている次第。しかし、東京にはもう来ないだろうなぁ、と思う。来たら嬉しいのだけど(さすがに行けないか)。
昨日のことが遠い昔になる前に感想をしたためておきましょう。整理番号が後ろのほうだったので、前に行く気はなし。後ろの方で、ゆったりと見てました。意外と見えるものだった。以下ネタばれ。


01.OPENING SE〜新曲
SEはいつも通り洋楽。VELVET REVOLVERからクリス・コーネル、まぁ割とポピュラーな何でもありのROCKだらけのSE。最後に曲のボリュームを上げて登場する、というお決まりのパターン。
新曲はFRICTION系の洋楽を意識した軽いロックナンバー。Aメロで「Super Rock Star」というコーラスが入るのだけど、このコーラスも諸説あって「Superman Soul」とか「Super Love Song」と聞こえた人もいるとか。分からないや。日本語詞だったので、いつかはCD化するのではないかと思います。まぁ、BUDDYみたいに出てないのもあるから断言できませんが。ちょっとスローダウンするBメロがかっこよかった。


02.FRICTION
これが一曲目かなと思っていた。日本で発売していないので、これもある意味新曲。多くの人が知ってたっぽいけど。「OH YEAH!」のコーラスはもちろん会場全体で。ただ、英語詞なので、他の部分は今ひとつノリきれてない部分もあったかな。
とりあえず歌詞を教えてください。


03.HOT FASHION -流行過多-
「B'zの…SHOWCASEにようこそ!」から間髪入れずにスタート。初聴きなので嬉しかったなぁ。HOT FASHIONが来ると分かってれば、もっとイントロで注意してたのですが(イントロが凄く好き)。稲葉さんはさすがに昔のように踊ったりはしませんが、バイバイで手を振ってましたね。CDで語りが入る間奏はまずドラムソロ、続いて松本さんのギターがさざめきのように入り、最後に増田さんのキーボードが暴れだす構成。終わりそうで終わらないラストは、CD通り二回同じフレーズを繰り返して終わり。


04.愛のバクダン
まずドラムがビートを刻み、稲葉さんの「HEY!HEY!HEY!」の煽りから、松本さんのギターがイントロを鳴らしスタート。発売されたとき以上に人気を勝ち取ってきてる曲ですよね、これ。今までとは違って、前半に配置されたので、稲葉さんの喉の調子は万全。二番ではもちろん「東京のvoice!!」


05.ultra soul
愛のバクダン以上にライブ人気の高い曲。去年同様に二番からの展開を大幅に変更。二番でバンドの演奏が一音一音しっかり刻むような演奏になり、ギターソロはスローなものに。MONSTER'S GARAGEのとほぼ同じアレンジだと思う。「Do it!」あとはもちろん松本さんが「Hey!」。最後は「ウルトラソウル!ハイッ!」を三回連続で。


06.ロンリースターズ
あのピコピコ音から始まるわけですが、曲中ではピコピコ音はやや聞き取りづらい。最初の囁きは音源を使用していたけど、少し音が大きすぎた気がする。稲葉さんはマイクスタンドを使用して、サビで足を伸ばす歌い方。これは圧巻でした。ギターソロからの流れが素晴らしいのはもちろん、CDよりも歌い方が好みでした。CDは綺麗に歌おうとしているけど、ライブや音楽戦士の少しざらついた声の方が渋さが出ると思う。ギターソロを変えてくるかなと思ってたけど、全てCD通り。


07.松本Solo〜泣いて泣いて泣きやんだら
松本さんが帽子をかぶって登場。短めのブルース調のソロを披露して、ワンテンポ置いてから泣いて泣いて泣きやんだらに突入。意外すぎて頬が緩みました。SURVIVEのものとまったく同じアレンジで、稲葉さんも最初にしっかりシャウト。CDでは高音が印象的なバラードだったけど、やや低さもある声で歌われ、また少し違った印象。ファルセットはしっかり決めてましたけどね。曲が終わってすぐに、松本さんは袖へ引っ込んでました。前の方にいた友人の話だと、ソロの音が違ってて、何度か音が変わったからじゃないかとのこと。
仙台ではThe Wild Windだったらしい。The Wild Windの真夏の夜を思わせる曲調は、是非生で拝みたかったけど、個人的には泣いて泣いて泣きやんだらの方が好きだったので、いっか。


08.永遠の翼
今まで聞いた永遠の翼の中でも最高のボーカルだったと思う。増田さんが確か間奏で間違ってた気がする。そういえば、泣いて泣いて泣きやんだらも永遠の翼も歌詞に「ああ」が入るね。どうでも良いことですが。しかし、永遠の翼もロンリースターズも前半松本さんが凄い暇そうでした。TVだと映さないから分かりづらいけど。最後のコーラスは低いパートを歌ってたはず。


09.太陽のKomachi Angel
ドラムとベースが妖しげなリズムを刻む。松本さんは座って演奏。ゆっくりとギターを奏でた後で曲に突入。二番の入りは渚園のバージョンを期待したのだけど、ドラムだけだった。少し残念。ギターソロもイントロ同様に長くゆっくりとやった後に、稲葉さんがファルセットでトレース。最後になって、ようやくあの手拍子が出てきて、そのまま終了。


10.銀の翼で飛べ
「皆も歌える曲があると思います」というMCで導かれたのがこの曲。最初はコミカルな調子で歌ってた(ように聞こえる)けど、Bメロからは普通に。「Talkin' about you baby!」はもちろん会場全体で合唱。ギターソロで松本さんがPAの上に立って高い位置に。書いてなかったけど、稲葉さんは最初から要所要所でPAの上に乗ってジャンプしたりしてました。ブルースハープのパートはキーボードが演奏。最後は終わったと見せかけて、もう一度リフをコミカルに演奏。


11.春
これはライブでやること自体が意外すぎた。松本さん好みの曲調ではあると思うけど。こういう機会でなければ聞けないですね。アレンジは完全にCD通り。四年前は稲葉さん、この低い声は出なかったんじゃなかろうか。しっとりと悲しげに聞かせてくれました。最後のギターだけは、CDよりも長め。ラストで稲葉さんは袖へ。確か、この後衣装変えてきたはず。


12.ながい愛
再びBrotherhoodからの選曲。暗転してから、ストリングスが流れる様はまるで99年のホールツアーみたいでした。シェーンがスティックをくるくると回し、後ろから白いライトを当てるものだから、去年のMONSTERを見ているようでもあった。最後は「持ちたーい」はCDでは同じ高さを維持してたけど、今回は高く上っていくボーカルだった。


13.F・E・A・R
「まだやるの?」「大変だぞ?」といった具合に客を煽り「yeah, yeah, yeah」を練習。途中で最後の「yeah」だけ思いっきりシャウトして、観客にも「バカになったように」とシャウトを要求。聞いて一言「恐い」
最後は稲葉さんと一緒にシャウトして曲がスタート。曲が曲なだけにヒートアップ。右へ左へと走り回る稲葉さんが印象的だった。「yeah, yeah, yeah」はもちろん大合唱です。


14.アラク
F・E・A・Rからの盛り上がりを下げないjuiceのイントロ。ライブの後半にはこの曲だよなと思っていたが考えが甘かった。イントロでギターが音を引き絞り、リフに入る直前でアラクレのイントロが。そんなに昔の曲ではないけど、懐かしさを感じる。何気に四年ぶりですからね、生で聞くのは。高音シャウトの方が目立つライブだけど、ここでは倍音もしっかり使いこなしたましたよ。
札幌ではこれがjuiceのままだったらしい。


15.BANZAI
BANZAIでは大田さんがエレキに持ち替え(それまではアコギだった)。もちろん、ギターソロのため。間奏後はCIRCLE OF ROCKツアー同様に手拍子。PAの上に乗った稲葉さん。やや投げやりな感じで「アナタトワタシデサァ〜」と歌いだし、最後の「イッショ〜〜〜ゥッ」と後ろに倒れこみながら、わざと苦しい感じに歌ってた。


16.ALL-OUT ATTACK
ドラムから始まる去年のライブのオープニングナンバー。会場全体が縦ノリに。前の方なんかは大変なことになっていたのではないだろうか。この曲はもう去年たくさん聞いたので、書くことはないかな。最後は去年同様、PAに乗った稲葉さんが背中を向けて、両手を肩の高さまで上げて終了。


17.Out Of Control
「どーもありがとう!」の声で、RUNからの隠れたロックナンバーが登場。本人たちが長髪の兄ちゃんのボヤキと称した曲だけど、B'zも19歳で、ちょうど髪を伸ばしたりボヤいたりする時期。最初のシャウトから最後のシャウトまで稲葉さんは絶好調。OFFICIAL BOOTLEGで、93年のRUNツアーの映像を見て、「この頃がピークだね、俺」とか稲葉さん漏らしてたけど、変わっていない件について。昔、ヘッドフォンを押し付けて聞き取ろうとした語りのパートはなし。白いジャケットをなびかせる増田さんと松本さんの間奏のバトルが熱かった。


18.ARIGATO
アンコール一曲目は生で聞くことが出来ないんじゃなかろうか、とさえ思っていたARIGATO。ロンリースターズと同じで少しざらついた声が、CD以上に魅力的な曲に仕上げてくれた。「そこにだれもいなくても」は2004年のミュージックステーション同様に最初以外倍音混じりの歌い方。2004年の時よりも、スマートに歌えてたと思う。「ありがとう〜ありがとう」の時のギターの盛り上がりは異常。改めて個人的名曲であることを確認。


19.おでかけしましょ
「皆の熱気をたくさん貰いました!どうもありがとう!」で始まったのは、94年当時ミュージックステーションで大暴れした曲。最後の最後まで意外な選曲だった。Out Of Controlもそうだけど、古い曲なのに観客の息が合うのが嬉しい。この曲の場合は「あなたは!」「雑学王!」の時、ピタリとはまってた。最後の「俺も知らないけど〜」の語りはなし。


ああ、MCを書き忘れてた。
覚えているのは最初の方で「苦しい人〜?」「気持ち良い人〜?」「梅雨!」「19(ナインティーン)というその場で適当につけたようなタイトルなんですけど、全く他意はなくて本当にそのままの意味で〜」「たまたまお台場に遊びに来たらB'zがライブやってたみたいな感じで〜」とか。
「突然のライブに集まってきた素敵なメンバーを紹介したいと思います!」というMCで始まったメンバー紹介で、稲葉さんが一人ずつ「どうですか?」と一人ずつ聞いていくと大田「暑いですね」、増田「すごいね」、徳永「あ…えっと」と面白かった。
シェーンは「Tokyo, I love you」稲葉「だそうです!」という流れで笑いを取ってた。
最後に「近況報告など」と振られると松本さんは「映画ばっか見てるよ!」稲葉「何見てるの?」松本「テキサス・チェーンソー!」と自信満々に答える松本さん。しかし、稲葉さん「個人の近況報告じゃなくて、実は我々B'zの近況報告をお聞きしたかったんですけど…」ということで、松本さんが去年の10月からレコーディングをしていることを明かす。松本「来年は20年ということで…」観客「(拍手)」「20年に行くためには19年がないといけないからね!」
MCの最初が「どうもありがとう!」じゃなくて「どうもありがとうございます!」と言ってたのが印象的だった。


総じて見るなら、マニアには涙モノのライブ。ミリオンセラーシングル1曲もやってないもんね、これ。シングルも6曲だけ。あとはアルバムから、あれやこれや。「聞きたいけど無理だよなぁ」と思っていた曲をやってくれて大満足。Pleasureの豪華さとはまた違う、同じ秘密を持った人たちだけがヒソヒソと楽しんだような感覚。また是非こういうのをお願いしたいな。多分、FC会員とかはこういうのを待ち望んでいるよね。これが来年の20周年のツアーの布石なのか、アルバムがない・Pleasureでもない状態を利用した今回限りのものかは分からないけれど、参加できて本当に良かったです。

BPTS更新

[2007.06.22]


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Pleasureの籤で貰ったマグカップの方が良い気がする。