スノーボード9回目はたんばらスキー場

自分向きのゲレンデ探しで今回訪れたのは、群馬県沼田市のたんばらスキー場です。サイトでコースチェックしたところ、とにかく初級者コースがなだらか!最大斜度が15度、8度なんていうコースもあって、足に優しい!初心者のカービングターン練習にもってこいでしょう!これは行くしかないと意気込んでいつもの新幹線利用で行ってまいりました。コース以外の大きな特徴としては、上毛高原駅からの無料送迎バスなのですが、出発が9:30と、やや遅めにも関わらず、スキー場出発が15:00と早い。単純計算で4時間半の時間内でもろもろ差し引いて、実際ゲレンデにいるのは3時間くらい?頑張らないことが大事な私にはちょうど良い。
今シーズン最後となる可能性が大きいところから、変な後悔はしたくないという思いがあって、恒例のボードレンタルですが、ハイグレードモデル!にする必要もないのですが、前回のノルンのように2010年のボードだったりすると、やはり気分は下がる。ここたんばらには、平日限定バートンLTRなる初心者向けボードのレンタルができます。柔らかくて、長さではなく、幅の面が船底になっているという!エッジが引っかかりにくい、要するに転びにくい、イコール楽しい!ボードらしいのです。ここまでレンタルしてきた中でもちろん最高値更新ですが、たったの3時間だけど最後かも知れませんし、機会もなかなかないし、えいっ!と○印をつけて受付に。そして受け取ったボードは好きな紫色ベース、2016年印のシールで気分が上がります!これ大事。138cm、短い?と思ったけれど、このゲレンデのレンタルのプロに任せる!と、ちょっと重さもあったので短い138cmのままで良かったと思います。
行ったその日は、晴れたり降雪があったり、天気の変わる1日で、そんなに寒くないむしろ暑いと思っていたのに、雪が降りだすと、リフトの上で凍える…。防寒対策は万全のつもりでしたが、リフトが長い!動くことができずに粉雪をかぶり続けるのは少々辛かったですね。リフトの所要時間、10分近くあるくらいに感じました。測ってみれば良かったかな。そして滑るのはあっという間で、1周回って15分弱。
繰り返しますが、滑るのはあっという間です。というか、木の葉やスライド、さらにはロングターンなんかしていると、勢いなくして停止してしまいます。それくらい緩やかなのでショートターンで休むことなく一気に滑り降りる。…一気に滑り降りられる!そう、ファミリーコースなるお子様向きゲレンデ、平日でしたが、人がほとんどない。平和そのもの。本当に今日初めてだろうなという方、そんな方に付き添われている方、あるいは自己流で滑っているのか何か合っていないのかで変なところで転倒している方、数名しかいない。ここでは滑れてる私、調子に乗って、さらに一番上まで行きましたが、ところどころある15度程度の斜度も大したことないはずなのですがブレーキかけるのは必要で、しかもコース幅が下に比べて広くない箇所もあって、まぁ、スピード出てしまいコントロールできなくて、バランス保つのも諦めて転ぶしかない…といった具合。やっぱり超ド級の初級者な自分を認識。こういうところで練習しないと上達しないのでしょうが、上達よりもリフレッシュ重視なので、上まで上がる初級者コースは一度きりで退散。ヘタレボーダーはひたすらファミリーコースをゆるゆると滑り降りて楽しみました。今回レンタルした初心者上達用ボードの効果もあってか、巧くボードを操作できてるような感覚があって満足。平日ならば、この空き具合で悪天候でなければ送迎バスも1時間かからず、本当に快適。たんばら、自分向きのゲレンデに決定です。ただし、平日限定ですが!

映画「La La Land」鑑賞

話題の映画「La La Land」を観て参りました。観るのは全然乗り気ではなかった。何故なら、ミュージカル映画だから。歌って踊る出演者を観てどんどん醒めていく自分、を想像できるから。それでも、各上映会が次々と満員になっていく様子を目の当たりにして、まぁ観ておいてもいいのかな…という気持ちで鑑賞。
冒頭の本当に初めのほう。あぁやっぱりなぁと思いながら観ていました。なんとなく懐かしいような色使いで、フリーウェイのドライバーたちが歌い、揃って踊る。思っていた通りの昔ながらのミュージカルの様相。それに、今っぽさが加えられて、少しスピード感もあり。出演者の衣装はステージ衣装のようにシンプルで鮮やかな一色使いな場面も多い。そうして始まったけれど、思っていたよりもミュージカル感は抑えめで、慣れもあってか、突然歌い踊るという不自然さを感じることはありませんでした。ミュージカルはちょっと…と思っている人にもオススメしたい。
しっかりしたストーリーのある展開、どんどんネタバレしますよー





エマ・ストーン演じる女優になることを夢見るミアと、ライアン・ゴズリング演じるジャズをこよなく愛しジャズバー経営を夢見るジャズピアニストセブの出会いは最悪。大渋滞のフリーウェイの車中でオーディションの練習をするあまり、運転が疎かになったミアに、後ろからクラクションを鳴らして苛立ちをぶつけるセブ。それを覚えているかいないかは分からなかったけれど、二度目の出会いはさらに酷い。クリスマスの夜、ピアノ生演奏のあるレストランで、客のBGMとしてクリスマスソングを弾くことを約束されられたセブは、我慢できずに演奏リストにない曲を弾いてしまう。その店の前を通りかかり、中から聴こえてくるピアノのメロディに惹かれて店内に入ったミア。しかし、セブは約束を破ったために許しを乞うもあえなくその場でクビになり、演奏を聴いて声をかけようとしたミアにまたもや苛立ちをぶつけて立ち去る。呆れるミア。季節は過ぎ、とある退屈なパーティーに出席したミアは、余興で80年代ヒットソングを奏でるバンドメンバーの中に、古めかしい肩幅が強調された現代では滑稽な服装でピアノ演奏をするセブがいるのを発見。リクエストが募られ、ミアはわざとシンセサイザーがフューチャーされたニューロマな曲をリクエスト。クリスマスの夜に自分が失礼な態度をとったその女性が目の前のミアであることに気づくセブ。セブの演奏でノリノリダンスするミアが可愛い。恥ずかしい思いをさせられたセブはパーティー会場でミアを探し出し、初めて会話するお互いの印象は悪いけれど、なんとなく軽妙でもあり。この時点でセブは少しミアが気になっているはず。セブはパーティーの帰りがけにミアに声をかけられて、ちょっとした窮地にいるミアをなんとなく救ってあげることになるんだけど、実はミアと色々話をしたかったことがセブの車の駐車場所から伺えて可愛かったりします。このシーン、一番好きかも。実はセブの車はパーティー会場のすぐ前に停めてあったのだけど、それを隠してミアの車が駐車してある小高い丘の上まで歩き、会話が続く。内容は当然ロマンティックでもないし、気分のいいものでもないのだけれど、弾む。ドライビングシューズを取り出すのかと思いきや、タップダンスシューズに履き替えたミア、セブと息のあったダンスを踊り出すのだけれど、これがワンカットで撮影されていて長回しっていうのかな、ふたりきりでのダンスなのだけど、なんだか圧巻。自分の車が見つからないミアに、キーをあごにあてると自分の頭がアンテナになって反応すると教えるセブの言葉に素直に従ってやってみるミアが可愛い。と、セブも思ったはず。ふたりは必要もないので次の約束もしないまま、できないまま別れるのだけれど、会話の中でミアの職場が撮影所内のカフェであることを知ったセブが堂々と現れ、それまでとは打って変わって好意を示すところがなんともほっこり。もう憎まれ口も叩きません。このあたり、男らしいセブ。ミアの方はやや面食らうのだけれど、付き合って間もない彼氏との約束の入っていた日であったにも関わらず、同じ日にリサーチと称してセブと映画を観る約束をしてしまい、セブに惹かれていることが伺えます。これはリサーチだと確認し合うふたりのぎこちなさがくすぐったい。デートではない、なかったはず。お互いの連絡先も知らないまま映画館で待ち合わせしたふたり、時間になっても現れないミアの事情が分からず上映の始まった映画を観て待つセブの服装は完全にデート仕様。一方のミアは、彼氏、彼氏のお兄さんと彼女との会食でも心ここに在らず。そこで、クリスマスの夜にセブが弾いていたあの曲が流れ始めて…。もう気持ちが抑えられない。ごめんなさい、と席を立ち、映画館に向かいます。ドレスアップしているミアがセブを見つけるためにスクリーン前に立ち、セブは座席で立ち上がって嬉しそうな表情。映画にも集中できず盛り上がった気持ちが抑えられないミアの手が落ち着かない。それに気づいたセブ。そっとミアの手に自分の手を近づけ、ミアもそれに気付き…
いいなぁ、ときめきますね、こういうシーンは。いつの時代もどの年代でもあってもキュンとします。
映画館ではアクシデントでキスまでたどり着けなかったふたりですが、グリフィス天文台で過ごす時間が決定的になって、そこからは誰にも止められません。付き合いはじめのラブラブ時期が一気に過ぎ、デートと語り合いを重ねて季節は過ぎて、現実的な問題にも気付く段階に。セブのジャズクラブ経営の夢。もう若くないふたりには、この夢が砦になっている。ミアは店名も一方的にセブズと決めて、ロゴマークまで考えている。そしてミアも女優になる夢を捨てていない。ふたりの将来のためには、理想ばかりを宣っているわけには行かず、セブは昔の知り合いの誘いを受け、不本意ながらもジャズとはかけ離れたバンドのキーボード奏者として契約し、デビュー後に成功をおさめて忙しい生活が始まります。オーディションに落ちまくるミアは、カフェも辞めてセブに勧められた脚本作りを完成させて自分1人の舞台を計画、それに没頭するため、ツアーについてきて欲しいというセブの誘いを申し訳なく思いながら断る。さらに、かつてセブからジャズへの深い思いを聞いていたミアは、今セブがやっていることは本当にやりたいことなのかとセブを問いただしてしまい、せっかくの久々のふたりきりで過ごす時間に大げんかをしてしまいます。悲しい…。うまくいかないね。
そして2週間後、ミアの舞台当日。もちろん仕事が終わって観に行くつもりのセブでしたが、なんと撮影が入っていました。日程を勘違い。撮影の内容もなんだかなぁでしたが、終わって急いで向かうも舞台はすでに終わっていて、劇場から立ち直れないほど落ち込んだミアが出てきました。舞台の様子も何がミアに起こったかも知る由のないセブが、ミアに的外れな謝罪や励ましをして、ふたりの気持ちはさらにこんがらがっていきます。感情的になったミアは夢もセブとの将来も投げ出し、もうおしまい、故郷に帰るとセブに告げ、取りつく島もなく、セブの元から去っていきます。
お互い連絡も取ることなくそれぞれの生活が続いたある日。まだ寝ているセブの電話に、ミア宛の電話がかかってきます。起きることもなく、もうミアに取り次げないくなったと話す相手が、ミアの1人舞台を観てオーディション参加を依頼するために電話をかけてきた配役プロデューサーだとわかり、セブの態度が一変し、起き上がります。
ミアの故郷の実家、セブがミアを迎えにきたことを知らせるおきまりのクラクションが鳴り響きます。久々の再会も、冷めた様子のふたり。ミアはもうオーディションは受けないと固い決意。でもセブの思いは熱い。明日17:30からオーディションだから朝8時には迎えに来る、と一方的に言い放って去っていきます。セブの去り際にミアが、なぜ家の場所がわかったのか聞くと、図書館の前だって言ってたろ、とセブ。かつてなぜ自分が女優になりたいのかをセブに話した時にちょこっと出ただけのことをちゃんと覚えていたセブ。翌朝8時ちょっと過ぎにミアの実家に到着したセブ、ミアの姿がないので去ろうとすると、ふたり分のコーヒーを持ったミアが現れ車に乗ります。ミアの女優になりたい話をセブがしっかり覚えていたことに、ミアの頑なな気持ちが変わったということなのでしょう。巧い脚本だなぁ。
ミアは無事オーディションを受け、そのオーディション内容は脚本作りもするミアに向いた内容でもあり。オーディション後、セブとミアはふたりの今後について話し合います。セブはミアがオーディションに合格すると信じていて、撮影場所のパリは遠く期間も長く、ミアはそれに集中する必要がある、ふたりの今後ことはわからないと言います。ミアはそれを受け入れ、セブに、ずっとあなたを愛してると告げ、セブもミアに自分もずっと君を愛していると伝えます。なんとオーディションの結果は観客の想像にお任せ…になっているのですよ。季節が変わり、5年後!
ミアがかつて働いていた撮影所内のカフェに現れたのは、カフェのスタッフや客たちの注目を集めるミア。撮影所の俳優用のカートに乗って去っていきます。自宅に戻ったミア、迎えたのはいかにも優しそうなしっかり落ち着いた年齢の男性、そして部屋には幼い娘が。男性は旦那さん?これ、映画撮影?現実?…現実です。一方のセブ。ジャズバーらしき店内でバンドマンと話すのは、店のオーナーらしきセブ。充実している様子です。ある夜、ミアは娘を家政婦らしき女性に託して、旦那さんのエスコートで出かけていきます。街中には、ミアが主演する映画の大きな告知ポスター。ミアが結婚して子供も設けた上に主演女優になるまでの成功もおさめていることがわかります。ロサンゼルスのフリーウェイは相変わらず大渋滞で、ミアの提案を旦那様は穏やかに受け入れ、途中でフリーウェイを降りて食事することにします。食事を済ませて車に乗り込もうとするミアを、旦那様が道の先に促します。そこにはジャズバー。おそらく旦那様はミアがジャズが好きだと知っていて、ジャズバーを見つけたから、入ってみる?と、そんな気遣いをしてくれた。超優しい旦那様。この僅なシーンだけで、旦那様に申し分ないことが伝わってきますよ。ミアが幸せなことも。
ジャズバーの入り口に立ち、ミアは驚きます。そこには、セブズ、のネオンサイン。ミアが店名はセブズに決まりだと嫌がるセブに話していたシーン、スクリーンを見つめる全員の頭の中に蘇ったことでしょう。鼻の奥がツーンとした瞬間です。
旦那様に促されてステージ前に座るミアは、あたりをうかがいます。ピアノを弾いているのはセブではない。演奏が終わり、ステージに登場したセブ。演奏者に賛辞を送り、客席にいるミアに気づきます。沈黙。客席、ミアに向かって発したのは、セブズにようこそ、の一言でした。そのままピアノの前に座るセブ。演奏と開始と同時に、現実とは違う世界が始まります。
その世界で起こること。クリスマスの夜、店をクビになったセブに近づくミアにセブはキスをします。オーディションに合格したミアは、セブと一緒にパリに向かいます。パリにいるセブは本当にやりたかったジャズピアノ奏者です。セブとミアは結婚し、ふたりの間には男の子が産まれます。そして今夜、ミアをエスコートしてジャズバーに連れてくるのはセブです。ミアの隣に座るのはもちろんセブ。
演奏が終わり、現実に戻ります。ミアの隣にいる旦那様はセブではありません。もう行く?まだ聴いていく?ミアに問いかける旦那様はセブではありません。もういいわ、とミアは席を立ち、旦那様の後ろについて歩き出します。店を出る前に振り返ってセブを見つめるミア。ピアノに向き合っていたセブもミアを見つめます。お互い、微笑み合い、小さく頷き合い、映画は終ります。
これでいいんだよね。自分は幸せだよ。あなたも幸せだね。
そんな無言の会話がされているように思えるラストでした。
これをハッピーエンドと言い切れるかは微妙ですが、酸いも甘いもあって、ふたりは生涯を共にすることはなかったけれど、夢を叶えて幸せに過ごしていて、嫌な気分にはならない結末でした。

スノーボード8回目はノルン水上

自分向きなスキー場探しで、今回はノルン水上に行ってまいりました。
とにかく近い。上越新幹線で高崎の次の上毛高原下車、無料送迎バスで20分ほどでノルン水上に到着。1日中、目いっぱい滑り倒せます。実際目いっぱい滑り倒した結果…スノーボードで初めて、翌日から数日間の全身筋肉痛です。確かによく滑りました。リフト乗り場でも降り場でもスタッフの方に覚えられて声をかけられるくらいの。
ノルン水上、初心者コースでも結構傾斜があったりして、滑り出しは怖いのですが、慣れると結構行けたりします。行けるけれど、最後まで傾斜があるから、ブレーキかけっぱなし。それで意外と全身使ったのかもしれません。コースの下の方も緩やかになっておらず、リフト乗り場までそのままスーッと滑って行けてしまう感じ。でも、コース下すぐになんとなく立ち尽くしているような人々がとても多くて、そんな勢いで降りてしまうと、この立ち尽くす人々を避ける必要もあり。なんとか避けることはできるのですが、ある時、背後から迫ってくる滑走音と前方に立ち尽くす人々の両方を避ける恐怖心で急ブレーキをかけたところ、目的どおり誰も巻き込まずに転倒で済んだものの、そこはやはり踏み固められてガリガリ、その場で背中から後頭部(パッド装着済)を強打して頸椎がしなって下から順番にポキポキポキポキポキポキ!と鳴りました。全身筋肉痛というよりも筋肉が凝り固まっている、要は転倒による全身打撲のむち打ち、軽い交通事故にあったようなものでしょうか、とにかく身体が怠い、眠い!これはちょっとまずかったなぁと反省。ちなみに、立ち尽くす人々は全員、自分たちの足元で派手に転倒した私を無表情で見下ろしていました。ここに突っ立っているとまずいかなと感じて、せめてもう5歩後ろに下がってくれていたなら嬉しい。
今回はやや傾斜の厳しいコースでひたすらターンを練習し、なんとなく上達した実感あり。休憩挟みながらの3時間くらいがちょうどいいかも。レンタルボードがちょっと古めの2010年のsalomonのgrace、140cm。これ、キャンバーですね。しかもキッズ用。随分と重たかったです。最初は大人用のフラットな135cmを出していただいたのですが、私の身長だとちょっと短すぎ…。トマムでは150cmを出されたくらいだし。回しやすさよりも安定感が欲しかったのでもう5cm長くしてもらって。でも、この斜面だと回しやすい方が良かったかも。専門家に任せた方が良かったかな。
次回はもしかしたら今シーズン最後のスノーボードになるかも。日帰りできて、傾斜が緩いコースがあって、4時間くらい滞在できるスキー場をリサーチして、見つけたら行ってみたいなと画策中です。
このあとずっと眠気とぼんやりした感覚が続いているので、脳神経外科を受診。CT単純撮影後の診察で幾つもの気になる症状を端から伝えたものの、遮られ、吐き気がなく食欲もあることを確認したら、様子を見ましょう、でお終い。CTで異常なしということを確認てきたので、ひとまず様子見ということかな。

2回目のアルツ磐梯

今シーズン4回目のスノーボード、アルツ磐梯は2回目。1回目は三が日の1/2で、なんと降雪不足でリフト・ゴンドラは2本のみ稼働ということで、コースも全体の2〜3割程度しかオープンしていないのにお正月休みでなかなかのお客さんの入り、ちょっと悲惨な状況でした…。全面滑走ならば楽しめるはず!と、2月のとある平日に意気揚々と行ってまいりました。積雪170cm、雪はあるけれど強風のため大部分のゴンドラ・リフトが運休…。吹雪なので安全運転、郡山駅からのシャトルバスは予定より30分遅れでアルツ磐梯に到着。準備が終わってゲレンデに出ると既に11時、遅めのスタート時間。リフトは2本しか動いていないので、当然混みましたが、1/2よりはだいぶマシなゲレンデ混雑率&座り込み率。困ったのは、時間が経つにつれてコースがツルツルになっていったこと。滑る!というより、滑っちゃう!という状況。スキー場なんだかスケート場なんだかくらいの。こんな斜面でターンできるスキルはないので、片方のエッジにのってガリガリガリ…凄まじい。前で座り込んでいる人が振り返るもんね。それでもツルン!ってなる。エッジが引っかかりにくいほど固くなった斜面。中腰で目一杯重心おろして、もはやスノーボードではなく筋トレ。次こそはと何度もリフトに乗るけれど、ほぼ筋トレで終わるので、無謀なことはせずに諦めて15時前にあがりました。大人の選択。ボードレンタル4時間にすれば良かったと悔やむ。まさかこんなに早く切り上げることになろうとは。
雪不足でゲレンデが混む、もしくは強風でリフトは止まりコースはツルンツルン。初級者コースもちょっと斜度が厳しい箇所が多い。正直、3回目はないです、アルツ磐梯。いくらお安く行けるとは言え、今回が最後だな。スタッフのみなさん、送迎もチケットカウンターもレンタルコーナーも清掃もyamacafeでも申し分ないのだれど、肝心のゲレンデが自分には合わなかったという話。
郡山駅から遠いのも新幹線派の私にとってはネック。送迎バスの到着は遅れるし、帰りは2時間もかかったし。磐梯山温泉ホテルに2〜3泊するなら、話は別なんだけどね。
今回午前中、すっかり基本姿勢を忘れて自己流に滑ってしまってだいぶ緊張感がなくなってきた今シーズン4回目、一歩後退した感あり。また、何回もブーツを履き直しました。以前には感じたことのない痛む箇所があり。ブーツの履き方、大事ですね。ヤフー知恵袋で、とても丁寧に回答されている方がいらして、大変ためになりました。有難いですね。
今シーズンは、上達のためにも自分向きのゲレンデを探さなければ!

映画「ドクター・ストレンジ」鑑賞


今年1本目の映画鑑賞。
待ちに待ったドクター・ストレンジ公開初日、会社帰りに観るしかない。残業ほどほどで仕事を仕上げ、割引券片手にダッシュで近くのシネコンに。この映画の醍醐味は、やっぱり3D上映での鑑賞にある?さらに、シンゴジでその迫力に魅了されてIMAXも捨てがたく、相乗効果が期待できるIMAX3Dで鑑賞したいなと意気込んで乗り込みましたが、なんと満席。どんだけー?!と心の中で絶叫…声に出してたかも。その次の回だと帰宅困難、妥協して数十分遅れのドルビー3D上映での鑑賞、やむなし。
3D鑑賞は初めてではないのですが…こんなに辛いものだったか?神秘と宣伝される映像、面白いことに間違いはないのですが、何度も目が回りそうになって、歯を食いしばり肩に力も入り、負けまいと頑張るのに疲れました。3Dで観たのがいけなかった?席が前方すぎた?IMAXで観ていたら、途中退出したか、すっかり目を閉じてしまったかも知れず。字幕版であれば2Dで観るのが良かったかもとちょっと後悔。それくらい遠近と動きが激しい。でも、特段目新しいストーリーではないこの映画を特別なものにするには、あの視覚効果と異様な派手さは必要だと理解できる。
ベネディクト・カンバーバッチと言えば私も大好きなSHERLOCKがはまり役。どうやら高慢つながりで、ドクター・ストレンジと比べられることが多いようですが、私は重なる部分はないように思いました。ちなみにストレンジは姓で名はスティーブン。映画の中では、スティーブン、ドクター・ストレンジ、ミスター・ストレンジ、マスター・ストレンジ等々、呼び方は色々。ストレンジはシャーロックとは違って喜怒哀楽を隠さないわかりやすいキャラクター。普通に恋愛出来るし。と言ってもふられちゃうのですが。早速ネタバレ。でも、今後何かあっても良さそうなふられ方です。ふられた事で世界を守ることに専念するというわかりやすさ。印象に残ったのは、冒頭ネパールの雑踏をさまよい歩く場面。ストレンジはネパールの人々より頭一つ大きいのですが、シャーロックのどこかのエピソードで、思っていたより背が低い…趣旨のことを言われるシーンがあったことが思い出されました。実際ベネディクト・カンバーバッチ自身はそれほどの長身ではないのですよね。身体は鍛えておりますね。ちらっとだけ胸筋を披露してくれました。修行中のもっさりから魔法を習得後のスッキリ風貌への変わりようもお見事。カンバーバッチ氏は、とにかく声が好き、素敵。身長なんて普通で良い。
以降、ネタバレ続出です。
観ようかどうしようか迷っている人へ。私はマーベルに疎く、ドクター・ストレンジの下調べもなく本作を観たのですが、十分楽しめましたよ。その点はご安心ください。我々は何者だという問いの答えの部分と、最後のおまけ映像は、アベンジャーズを知っている方が楽しめるようですが、ちょびっとだけなので知らなくても問題なし、きっと絡んだ続編があるのだなくらいに気づく程度で十分だと思います。前知識としては、ビヨンセは知っていた方が良い!加えて、ボノ、エミネムといった他の有名人の名前に関する単純な共通点がうっすらわかればよし。ホテルにチェックインした時にフロントで無料wifiのパスワードメモをもらったことがあれば、ちょっとツボにはまるかも。ツボ、と言えば、あのマント。後半、ストレンジはマントを身につけるのですが、そのマントが結構重要な役どころ。マントには人格…があるっぽい。確か師匠が、マントのことを気紛れだと言っていた。コミカルでもって強靱。声は発しないけれど、ストレンジはマントの意思表示行動に対して「わかったよ」なんて言う場面もあり。
理解できなかったことや不思議な場面もありましたこが、さらっと流すのみ。ループとかドーマムゥがよくわからない。さらに師匠のあの行動がなぜそんなに悪いのか?モルドがストレンジと行動を別にするとあっさり去っていくのもなんだか?ウォンはあんなに楽しそうなのに。あれほど短時間で魔術のエキスパートになったストレンジなのに、事故の後遺症はどうなんだ?手術室での悪の一味との死闘で敵は不死身かと思えましたが除細動器であっさり即死?リアリティを追求せず、娯楽映画として鑑賞するのが良いです。主人公が魔法使いになるという時点で当たり前か。そして、乗り物酔いしやすい人は本当に気をつけて。映画はエンドロールまで観て退出すると、おまけ映像その2が観られますが、単なるクリフハンガーといえばそれまで、私はあんまり…。本編できっちり終わらせてくれるのが好きかもと改めて思えました。

通算6回目のスノーボードはガーラ湯沢

アルツ磐梯でのスノーボードから数日後、JRスキーのメッカ、ガーラ湯沢に行ってまいりました。
ガーラ湯沢は2回目。今回は土曜日ということもあり、きっとゲレンデは大混雑…と予測して、午前中で切り上げる予定でツアーを予約。今シーズン、12月にトマム、お正月にアルツ磐梯、どちらもかなり抑えて、筋肉痛等、普段の生活に支障がでないようにしてきまして、今回もそこは鉄則。スノーボードは楽しいけれど、私のルールでは頑張りはなし、連続3時間が限度。それと、ボードを買わないこと…。いや、本当に欲しいのだけれど。ボードを持っての移動は大変だし、部屋に置くには大きすぎる。メンテナンスもかかる。総合的に考えて、レンタル。スキー場ごとにボードも違ったり、長さを変えてみたり、そんな楽しみもある。アルツ磐梯では、初めてBURTONのボードで、あれっ?と感じたり。ボードのせいなのか、雪質?コースのせいなのか?正直、ちょっと滑りにくいような感覚があって。今回のガーラ湯沢レンタルショップはサロモンステーション、事前予約ができて割引特典もあります。145cmと、やや長めにしてみました。この長さも試行錯誤中で、135cmから150cmの間をうろうろしています。一般的には短い方が操作性が楽だから初心者向きとあるけれど、不安定さを感じていて、まさかの長すぎる150cmの安定感に目からウロコ。ですが、翌日から数日間股関節に違和感があって、頑張ってしまった感が。前回のアルツでは、途中でチェンジして137cmと142cmで滑ってみたけれど、どちらも不安定。なので、今回はもう少し長い145cm。結果、今のところこれが正解。
ガーラ湯沢の初級者コースは本当に初級者向けで、かなり緩やか。ここで、ほどほどにカービングターンの練習。滑って止まって、自分のシュプールを確認すると、あぁ!!!一筋の線!!!切れてる感覚って、これなのかぁ?と。前回までは斜面に対してかなり平行気味にボードをドリフトターンさせることしかできませんでしたが、ガーラの超緩斜面はスピードが出ず、ボードを斜面に安心してボードの中心に重心を乗せることができます。コースを滑り落とされてる感ではなく、初めてのコースを滑っています感。楽しい!ですが、時間切れ、今回はここまで。
ガーラ湯沢詳細。宣伝の通り、新幹線を降りたら表に出ることもなくすぐスキー場の様相です。改札を出るとすぐにずらっとリフトチケットカウンター。私はレンタル予約していたので、そのまま3階に上がってボードを借り受け。ちなみに、こちらでは必ずマイブーツとバインディングを合わせるところまで確認して受け渡しがされます。トマムにはマイブーツを持参したことがないのでわかりませんが、岩原やアルツ磐梯ではそういうのはなかったので、これはなんでしょう、プロ意識というのかしら。そのすぐ隣が男女の分けのないロッカールーム。やや大きめ。1日開け閉め自由で1000円。開け閉めしないと割高感が…。しかも私、午前中のみの使用だし、でも1000円。着替えは、ロッカールームにユニクロみたいなフィッティングルームが併設。やや広めで、荷物全て持ち込んでもスペースに余裕あり、2人でも着替えられるようにかな。不要なものは全てロッカーに保管して、いざ、ゲレンデに。2階に降りて、ゴンドラ乗り場までの通路を進んで。スノーボードは乗り場に置いてある専用のカバーを自分で付けてゴンドラに持ち込んで搭乗。スキー板は、係員がゴンドラ外にセットしてくれます。風がなければ6〜7分くらいで到着かな?この日は風がなくて早かった。ゴンドラを降りたら、カバーを返却ボックスに投函して、ゲレンデ!
まだ9時前、ほとんど人もいなかった。これがどこまで増えるか…この時は予想もできず。初級者コースのリフト、フェートン。最終的には30分近く待ったかな。降りてくるのは5分くらい…。新幹線の予約があり、ゴンドラがもしかしたら風で10分以上かかるかもと逆算すると、11時に切り上げたく、滑り降りて時計を見ると10:50。この前に並んだ時よりも列は長くなっていて、もう一本は無理なのは、明らか。2時間ちょっとで6本滑ったかな?
陽も出て若干雪溶けしているゲレンデ、諦めもついて、下りのゴンドラに。帰りも無風で順調。
非日常的な光景を堪能して到着。そのままボードを返却。この時間の返却が予想外なのか不慣れな様子、言われるがままに予約時に受け取ったメモを見せたところで確認作業がわからないのか、係員がそのまま姿が見えなくなるほど遠くに行ってしまい、しばし待たされたり。結局他に確認事項はなく、それでおしまい。なんだよ!でも、時間に余裕があったので気にならず!ゆっくり着替えもできて、新幹線の中で食べようかなとコシヒカリのおにぎりを購入したかったのですが、あまりの注文待ち列の長さに断念。みなさんここでお昼?かなり早めの?
このまま手ぶらで乗るのも味気ないということもあり、その隣で静かに開催されていたカクテル100円イベントでオススメのカクテルを購入、それを手に新幹線に乗車です。空腹でしたがそれほどアルコールも強くなく?美味しくいただきました。ガーラ湯沢、また3月あたりに行こうかな。

5回目のスノーボードはお正月にアルツ磐梯

年末年始の5日間のお休み、家にいてもだらだらするだけでしょうから、思い切ってスノーボードに行くことを年末に計画。星野リゾートファンとしては、トマムに行けないならばアルツ磐梯。福島県。急に決めたので難しいかと思っていた新幹線の指定席も、えきねっとトクだ値の適用ができることに背中を押されて勢いづき、お正月にスノーボードだなんてなんだか嬉しい過ごし方だなぁとわくわく。
新幹線で郡山駅に到着。雪はまったくありません。駅前から星野リゾートの無料送迎バスでアルツ磐梯まで向かいます。バスは、あらかじめの予約が必要。移動時間は80分くらいで無料というのが利用しやすい。遠くに見える山々も白くなく。大丈夫かな?不安な気持ちで行き先を眺めていると、次第にうっすらと雪化粧。いよいよ山道をくねくねと上がり始めて間も無く、アルツ磐梯のリゾートセンターの前に到着。
この時点で、スキーヤーがたくさん!アルツ磐ですが、今シーズンは予定よりもオープンが遅れる雪不足に見舞われ、年末にやっと一部がオープン。お正月も全面オープンには至らず、限られた初心者コースは初心者スノーボーダーでいっぱいで、コントロールに自信がない私は滑るのが辛かった。今日がボードデビューだろうなと思しきお姉さんの集団がコースの端にも真ん中にも至る所で座り込んでいたり、ちょっと滑ったと思ったらジャンプ?して着地に失敗し恥ずかし紛れに目の前でいきなり派手に転げ回る兄さんたちだらけ。リフトの上から、げげっと見ていると、自分のボードを流してケラケラ笑っている女の人。ボードだけ行っちゃった〜と連呼してなぜかとても楽しそうに、ボードは座り込んでいる女の子の背中に当たってストップ。すいませーん!って笑っているけれど…。ちょっと不安なレベルな面々でないか?同じく初心者な私はひたすら木の葉で交わしていくしかない状況。いや、木の葉ができるならまだマシ、リフト降りてからしばらくはひたすらサイドスリップです。太もも辛い。体力消耗。目的のカービングターンの練習がまったくできない。最悪だ…と、12時前に早々に休憩することに。
一時間半ほどコーヒーブレイク。かなり長い時間。でも必要だった。気分を切り替えてもう一度リフトで登ってみることに。すると。
明らかに午前中と異なる様相。座り込みが減っている。というか、ほとんどいなくなっている。あの人たちみんなが諦めたのか?ようやく、カービングターンの練習開始ができると思ったけれど、ちょっと傾斜が大きくて、怖さが先走って重心が後ろに傾きスピードが出てしまって、どうしてもブレーキをかけながら大きなターンで滑ってしまう。結局上達のないまま時間切れ。でも、午前中の状況から考えると思っていた以上に滑れた感があって、それなりに満足。
でも、今シーズン中にカービングターンが出来るようにならないものだろうか…。次回はJRスキースキー王道のガーラ湯沢、2回目。
郡山、また来ますね〜!