りんごの里 青森へ  

この4〜5日、風邪で完全に動けなかったです(- -)

旅行から帰った次の日いきなり38度の熱が出て
その後上がったり下がったり。

頭痛、腰痛、吐き気、特に辛いのは頭部に走る
神経痛のような痛み。

さすがに昨日は辛くて病院で鎮痛剤を貰ってきました。

今朝は薬が効いてパソコンに向かえます。
先生もおっしゃってました、薬は症状を
抑えるだけ。自己免疫で治すしかありませんと。

身体も一生懸命治そうと頑張ってるのを実感。


さて、青森旅行記です。

写真のアップロードがうまくできないので、
今回は残念ながら写真なしがほとんどとなりました。
容量オーバーが原因か?

宿泊は津軽に2泊、八戸1泊で、滞在中は
レンタカーで周りました。


★「りんご」の里

いきなりアップルパイです。

こじゃれたケーキやお菓子が置かれた 
弘前にある「アンジェリック」というカフェも
兼ねたお店です。


青森は「りんご」が大きな産業なんだなぁと思います。
弘前ではた〜くさんのお店が特色あるアップルパイを
販売していて どこに行こうか迷います。
(何十種類というアップルパイが並んだパンフレットの
写真を載せたいです・・・)


またりんごに関する製品も豊富で、ジュース、お菓子、
料理に、紅茶、ジャム・・・・と無限にあります。
お土産に困りません。


津軽三味線
わたしが泊まった宿は毎晩30分ほど 
津軽三味線ショーがあります。

マイクなしでのライブ。 しびれますよ。

津軽三味線を全国に広めた明治生まれの
高橋竹山に思いを馳せながら聞いていると 
力強いのに なぜか切なくなってきます。

高橋竹山についてのwikipediaはこちらです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%AB%B9%E5%B1%B1

北島三郎さんの「風雪流れ旅」のモデルだったんですね。

わたしが聞いた時の演奏者は2年前の全国津軽三味線大会の
グランドチャンピオンだそうで、素晴らしい音色でした。

金木にある太宰治の斜陽館の前の
津軽三味線会館」で生演奏を聞くことができる
そうです。


三内丸山縄文遺跡&是川縄文館(八戸)

三内丸山は縄文遺跡が再現されています。

当時の住居内です。
年代は5500年前から4000年前くらいです。



気の遠くなるような作業です。
発見された破片を集めて元の形に造っていきます。


八戸の是川縄文館は三内丸山よりちょっと新しくて
3500年前くらいです。

三内丸山とは土器の作りも違い、なんと漆が
使われていました。

目玉はなんといっても 「合掌土偶」です。
国宝に指定されていて、厚いガラスケースの中に
大事に保管されています。

出土した場所と存在していた年代が 確実に
証明できる時にのみ国宝として指定されます。

女性の出産時の姿と言われていますが、
信仰の対象としての”月”に向かって
お祈りするポーズだと主張する海外の研究者も
いるそうで、どれが正しいのかは断定できません。

どちらの遺跡もボランティアさんが熱く、
そして丁寧に説明してくださいました。


弘前城
こちらはゴールデンウィーク頃の桜が有名です。
今回の桜はしっかり蕾でした。 

でも行ってよかったのは、今年は石垣の大修理の年。
お城が敷地の中で数十メートル移築されるのです。

その工法がモニターで示され、大変なことを
よくぞやりましたという感じです。

そのプロたち数名とのこと。移動する日は
観光客たちも眺めることができて盛り上がった
ようです。 お城マニアにはたまらないでしょう。

いつもとは違うお城見学ができました。



太宰治の家
青森の作家といえば太宰治
記念館として「斜陽館」と「太宰治疎開の家」
お互い歩いての距離にあります。

太宰治疎開の家」には熱く語ってくださる方がいて
新たな太宰治を発見することができました。

暗くて お坊ちゃん育ちで、わがままという
イメージですが、恵まれた家庭環境に生まれたが
ゆえに苦悩する 太宰治が憎めなくなりました。

津島家が大きな土地を所有するに至るまで
多くの人たちの犠牲があったのです。

説明してくださった方、まだまだ面白い
エピソードが隠されていそうです。

芥川賞を取ったピース又吉さんはここを
3度訪れているとか。

お二人の間では太宰治について、文学について 
さぞ盛り上がったことでしょう。


★2つの美術館
青森県立美術館」と 「十和田市立美術館」の2つです。

青森県立美術館は棟方志工、奈良美智さんなどの作品が
飾られています。(どちらも青森県出身です)

「あおもり・けん」という大きな大きな犬の像でも有名です。

十和田市立美術館は超巨大な女性の像で有名です。


十和田市立美術館」前に飾られてアート作品です。

現代アートなので、何も考えずただ眺めてきました。
いいも悪いもなく、好きも嫌いもなく・・・


★ブナコ製品
今回の旅の直前、テレビの旅番組で紹介された
「ブナコ株式会社」の存在を知り、寄ってきました。

「ブナコ」とは青森県内に多く育つブナの木を 
厚さ1mmほどの細いテープ状に加工した後、
コイルのように巻いていき、押し出して成形する
という独特の製法で作り出されている製品です。
(「ブナコ」はブナのコイルの略なんですね)

1956年(!)に誕生し、すべて手づくりです。

訪ねたところは古い木造の事務所兼工場で 
そこからモダンな製品を数多く生み出しています。 

無駄なところにお金を使わず かけるべきところに
使っているのだと想像します。

そして事務所で工場から少し離れたところに
ショールームがあることを聞き、そこで
ティッシュボックスや大小のトレーや
アクセサリーボックスなどほんの少し
大人買いしてきました。


他に奥入瀬渓流(こちらはやっぱり紅葉時が
きれいそう)、新鮮な魚介類、愛らしい
「こぎん刺し」など盛りだくさんの旅でした。