パリ在住のある女子高生の発言から集団いじめを考える

先月東松山市で起きた 少年たちによる
殺人事件についてメモとして・・・

事件は数名の少年たちが集団暴行をした結果 
ひとりの少年が川で遺体となって発見された
といういたましいできごとです。

先週の日曜に放送された 松本人志さんが
常勤のコメンテーターになっている
ワイドナショー」に何人かの
高校生が出演していました。

その中の一人は 日本人のご両親が
パリで事業を起こし、家族と共にパリに
長く住んでいるという女子高校生でした。

その女子高生に「パリでもこういう事件は
起こりますか」という質問に対して

まったくと言って起きませんとの回答がありました。

理由は個人主義が発達しているからです。

誰かが誰かの悪口を言ったとしても それは
その人の意見で、自分がそう思わなければ
勝手にそう思ってればと決して同調しません。

だから一対一のいじめはあっても集団での
いじめは起こりにくいといいます。

本心とは裏腹に 強い人の発言になびいてしまうのは 
日本のような島国独特の傾向かもしれません。

自分はどう思う、自分はどうしたいを
子どもの頃からきちんと主張できる訓練を
していけば 入りたくない集団に 足を
踏み入れることは避けられると思うのです。