Hatena::ブログ(Diary)

わいもこおばさんの日記

2018-11-19

〜 ムンク展を観に行く (東京都美術館、東京) 〜 

芸術の秋、友人とどこの美術館に行こうか迷いました。

混みすぎて、列を作る展覧会は有名なものでも行く気が
しません。

友人はフェルメールは行ったというので、私は
ほっとしたくらい。ではムンクにしましょうと言われた時、
こちらも気が進まず・・・でも行ってみました。

結果、ムンクよかったです。

思ったほど混んでなく、スムースに入れました。
ただ、「叫び」の前は人だかりでしたけど。


f:id:baikamo77:20181119105133j:image:w360
この絵は誰も知っています。




「星月夜」
f:id:baikamo77:20181119104826j:image:w360
ムンクがホテルの窓から眺めた、初恋の場所でもある
景色だそうです。二人の影はムンクと恋人だそうで・・・

ムンクの言葉「見るものを描くのではない。わたしが
見たものを描くのだ」


景色もありのままを描かない。心の中に潜むものを
投影して描いています。


「接吻」
f:id:baikamo77:20181119104817j:image:w360
とても激しい恋愛です。接吻する男女の頭部が溶け合っています。



吸血鬼
f:id:baikamo77:20181119104800j:image:w360
なんとなんと男性にキスする女性は吸血鬼のように血を
吸っています。 女は自分の欲望を満たすために男と
恋愛をするという。

死や愛への不安や恐怖を感じ続けたムンク
狂気と言えるくらい激しい感情を持つ画家でした。

芸術家によくある極端に偏った性格の持ち主。
そうであるからこそ芸術家、バランスをほどよく
保った人はアーティストにはなりえません。


f:id:baikamo77:20181119104809j:image:w360
一方、こんな綺麗な色合いの絵も残しています。


芸術家は自分の感情のままに表現したい。
でもなかなか社会はそれを許さず、大衆に迎合しがちです。
ムンクのようにそれを貫いた人だけに許される真の芸術家

「読書や編み物をする女性のいる空間は描かない。
嫉妬や恐怖がうごめく場所を描くのだ」

「自然の景色もその通りに描かない。その奥に
潜むものを描くのだ」

姿・形を剥がして荒々しい真の感情を表していく。

アートを鑑賞して久しぶりに気持ちが揺さぶられました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/baikamo77/20181119/p1