低迷メガバンク株 上昇

競馬


ゼロ金利適用の上乗せ額
4・5月は当座預金基礎残高の2.5%=日銀



日銀は11日、日銀当座預金残高のうちゼロ%金利適用の上乗せ分であるマクロ加算額
ついて、4月と5月の積み期間は、昨年の当座預金の平均残高である「基礎残高」の2.5%
にすると発表した。
これにより、同積み期のマイナス金利適用残高は10─30兆円程度になる見通し。



日銀は1月に決めたマイナス金利政策の導入に伴って、当座預金残高を適用金利に応じて
3階層に区分する方式を採用した。



このうち昨年1年間の当座預金の平均残高である「基礎残高」から所要準備額相当を除いた部分
にプラス0.1%を付利。所要準備と貸出支援基金などの残高にマクロ加算額を加えた部分である
「マクロ加算残高」にゼロ%、それ以外の「政策金利残高」にマイナス0.1%を適用している。


4、5月積み期間のマクロ加算額は、「基礎残高」(約220兆円)の2.5%に当たる5.5
兆円程度になる見通し。日銀によると、これに伴って、同積み期間の当座預金残高におけるマイ
ナス金利の適用額は10─30兆円程度になる見込みだ。

日銀は、マイナス金利政策と同時に推進している量的・質的金融緩和(QQE)によって年間約
80兆円のペースで当座預金残高を拡大させていく方針。
このため、マイナス金利の適用残高を一定に保ち、金融機関収益への影響を回避するとともに、
短期金融市場の裁定取引を促すにはマクロ加算額の調整によってゼロ金利の適用残高を増やして
いく必要がある。

6─8月の積み期に適用する比率については、6月9日に公表する予定。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00000057-reut-bus_all



早くもゼロ金利政策の見直しですな。
誤りを認めて、正していく姿勢は評価してもいいでしょう。
日銀の当座預金のうちゼロ金利が適用されるマクロ加算残高
の算出に用いる基準比率を見直し、これが銀行にとってマイ
ナス金利の影響を圧縮する、ということですね。
ねぇ、何度も書きますが、ゼロ金利政策の目的であった
円安・株高が、やってみたら円高・株安ですもんね。