バンビ(万微)農園  脱サラ百姓20年目   生物多様性(聖、仏陀、妖精)と農業の融和を求めて。

2016-06-26

[] 続けてハムグリ幼虫

虫こぶやハムグリに特化したマニアも増えているとか。

最近ではそれぞれの図鑑も出ているので対象物も特定しやすくなってきたからかもしれません。

私はまだ駆け出しなのでマニアというほどのめり込んでいませんが、変わった形態や生態を見ると「ウォっ!!」と感動しますので、

マニア予備軍かもしれません。

今回はミズキという落葉広葉樹の葉に見つけたハムグリ幼虫を紹介します。

見つけたのは隣町の秘密の場所です。(子供みたいですね(^-^;)

こんな感じで葉の中で暮らしている幼虫を家に連れて帰ってきました。

糞はバラバラでした。

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次の日には葉の中で繭を釣り始めているのが観察出ました。

なんというタイミングでしょうか。

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そしてまた翌日。

繭のあった場所にぽっかりと穴が開いているではないですか。

その下を見ると葉の表皮をそっくりつけたままの繭が落ちていました。

これだけで結構感度してしまう私です。

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これは家の中の実験室(なんちゃって)での出来事ですが、自然界だったら下に落下して林床に転がって羽化を待つのでしょうか。

なんかずいぶんいい加減というか、大ざっぱな奴だなと思って眺めていました。

ところが次の日、うちの娘が繭が動いたというのです。

確かに昨日有った場所になく、下に敷いてあったキッチンペーパーの下に繭があるのです。

「どうやって動いたんだろう???」

じっと繭を見詰める私でした。

その夜、横に置いてあった飼育ケースに何げなく目をやると。

動いています。繭が。!!!

これをきっちり動画にに収めりことができました。

D

この繭を作った後でも動けるという能力のおかげで、この幼虫は自分にとっての安全な場所に移動することが出来る、という訳でした。

今この繭は飼育ケースの中に安住の場所を見つけ、たのかどうかは分かりませんが、すみっこぐらしをしています。

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ちなみにこの幼虫が何なのかということははっきりは分からないのですが、

ハムグリに詳しい専門家に伺ったところツヤコガの仲間の「キンモンツヤコガ」が怪しいとご指摘いただきました。

来年の羽化を待ちたいと思います。

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2016-05-24

[] あるハルニレの樹のこと。

私の仕事での配達先の庭にある1本の「ハルニレの樹」を紹介します。

この樹を気にしだしてもう5年は経つでしょうか。

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ご覧のとおり、枝先の枯れている部分が有ったり、樹形もちょっとバランスを崩して見えます。

少し近づいてみましょう。

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木の葉の1枚1枚に赤いこぶのようなものが付いています。

これは、「ハルニレハクロフシ」と呼ばれている、虫が作ったコブ(ムシコブ)です。

中を開けてみると小さなアブラムシのような虫が複数入っています。

それにしてもすごいことになっていますね。

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この虫コブだけではなく、ある時期になると葉っぱが丸坊主になってしまうほどのハバチの幼虫が湧きます。

調べただけでも6種類ものハバチが我も我もとこの樹の葉っぱを食べるのです。

というような、虫のために我身を捧げているこのハルニレに、今回さらにこんなものを見つけました。

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これはエカキムシ(絵描き虫)と呼ばれている何かの昆虫の幼虫に違いありません。

さて、今度は何の幼虫だろうと、中の虫を確認させてもらいました。

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ちらりと見えたのは幼虫のお尻。

と、そこからずっとつながっているのは!

ウンコではないですか!

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赤ちゃんの時からけっこうな大きさの今に至るまでのウンコが1本の糸でくくった様にずっとつながっています。

ウンコを見てこんなに感動したのは初めてかもしれません。

こうすることでどんなメリットがあるのでしょうか。

他のエカキムシの場合、バラバラの糞と共に葉の中で生活しているものも多いです。

この子はきっときれい好きなのかもしれませんね。

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幼虫の全体像はこんな感じでした。

今のところ正確な同定は出来ていませんが、専門家の方からは「スイコバネ」という蛾の仲間の幼虫ではないかとご教示いただいています。

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2016-04-24

[]  新緑と共に

家の前の庭に20年ほど前に植えたエノキがあります。

成長が速いので周りのヤマグリやコナラを追い越して大木になりかかっています。

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エノキにはたくさんの虫が付くので植えたのですが、おかげで毎年観察に役立っています。

昨年オオムラサキの小さな幼虫を見つけ、子供と一緒に越冬を見届けていました。

冬場は株元の枯葉をひっくり返して何回も越冬幼虫の存在を確認しました。

幼虫には迷惑だったかもしれませんね。

例年、この眠れる幼虫もエノキの新芽が伸び始める頃になると幹を登り始めます。

ほとんど樹皮の色と同化しているので、運が良くないと見つかりません。

下の写真には写っているのですが分かりますか。

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この黄色い矢印のところにいます。

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今年はしっかり見つけたので良い年になるかな?・・なことはないですよね。

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2016-04-07

[] ブルーギル

だいぶ暖かくなってきたので、家の前のため池で子供と魚採りを試みました。

江戸時代後期に稲作振興のために水戸藩が造らせたといわれる10,000平方メートルほどのため池です。

新溜という名で呼ばれています。

今この池で一番幅を利かせているのは「ブルーギル」です。


ずいぶん昔に買った小さな四手網を引っ張り出してきました。

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この網を入れて翌日にそっと上げてみました。

小さなブルーギルが20匹ほども入っていました。

特に集魚剤などは使っていないので、この1m×1mの網の面積にいたのがこの数です。

もし、この池の全体にこの密度でいたとしたら、10000×20=200000匹!!!!

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全くうれしくない大漁ですし、捕獲した外来指定生物は扱いに悩みます。

でも、そもそもこの魚を日本に持ち込んだのはどこかの誰かです。

この子たちに罪はない。これは間違いないことなのです。

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2016-02-16

[] フユシャクその後。

先日フユシャク♀を見つけた家の脇の薪置き場ですが、その後3匹も追加発見がありました。

こういうのは「マイクロ・ホット・スポット」とでもいうのでしょうか。

全くの、「灯台下暗し」でした。(使い方が間違っているかもしれません)

2月11日

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2月13日

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2月16日

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16日のフユシャク♀を歩かせてみました。

動画

また見つけたらアップしたいと思います。

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