バンビ(万微)農園  脱サラ百姓20年目   生物多様性(聖、仏陀、妖精)と農業の融和を求めて。

2016-07-29

[]  ヤモリの存在

子供の頃、広島に住んでいたときは、便所の小窓でよくヤモリを見た覚えがあります。

あれから数十年、あちこちに居を移しましたが、ヤモリの存在に気が付いたことはありませんでした。

つい最近、子供が町内にある塾の窓にヤモリがいると教えてくれました。

夜、迎えに行ったときに探したら確かにいました。

「イヤー 久しぶり」と言っても、向こうは訳分からないでしょうね。

ともかく証拠写真を撮って来たので見てください。

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まるでイラストのようですが、ストロボをたいて写すとこんな感じです。


闇に紛れて垂直の壁を徘徊する様は実に面白いです。

きっと夜行性なので目につかないだけなんでしょうね。

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2016-07-15

[]  おっと危ない!国内外来種侵入水際阻止?

昨日、鶏のエサの仕入れで隣県の常陸大宮市まで走りました。

里山の風景を眺めながら、時には車を停めて探索も。

なので、なかなか目的地にたどり着けないのが悩みの種です。

昨日は午後雷雨の予報だったので早めに出て、いつもよりはまじめに走りました。

先方では、知り合いの農家から自然薯のコンニャクイモの苗をたくさんいただきました。

今年も暮れの1品の刺身コンニャクが作れるぞと気を良くしながらの帰り道でした。

帰りもやはりついでの探索に何回も車が停まってしまいます。

助手席の足元にはもらったコンニャクの苗が置いてあるので暑さで傷まないうちにと、

何とか午前中に家に帰りつきました。

この畑から掘って来たコンニャクの苗なのですが、よく見ると小さなカタツムリがたくさんついています。

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初めに見つけた2匹は、「その辺で暮らしな」と脇の草むらにポイしました。

更に探すともう5匹が見つかり、この時点でちょっと不安になってきました。

黄色いカタツムリなんて見たことないし、ひょっとして「外来種っ?!」

すぐに「黄色いカタツムリ」で検索すると・・・。

分かりました。「国内外来種」の「コハクオナジマイマイ」というのだそうです。

元は九州に生息していたものが人による物流や温暖化の影響で関東にまで生息範囲を広げているのだそうです。

この子たちの畑での悪さはかなリ悪質で、侵入されたら大変なことになるそうです。

・・・・「やばいっ!2匹捨てた」

すぐに投げた場所をくまなく探して、2匹を再捕獲しました。

危ない危ない。

環境保全型農業を標榜するバンビ農園が国内外来種の栃木県侵入を手助けしてしまう所でした。

私が持ち込まなくても、隣県茨城県との間に壁はないので、すでに侵入している可能性が高いです。

タイトルは「水際阻止」ですが、自分が犯人だと「未遂」ということですね。

失礼しました。

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2016-07-04

[] 屋内編

我が家には虫が大嫌いという人は全く・・・(ほとんど(^-^;) いないので、網戸を開けっぱなしだったりして、

けっこうたくさんの虫が家の中に入ってきます。

スズメバチなどの危ない虫には即退去願っていますが、その他のちょっと気になる虫は写真を撮らせてもらってから外に放します。

今年もすでにたくさんのお客さんが見えたので少しだけ紹介します。

このきれいな蛾(蝶ではないです)は、オオミズアオもしくはアナガミズアオといいます。

蛾の中の貴婦人とでも呼びたくなるような風合いです。

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夜カーテンを開けっぱなしだったので光に寄って来たのでしょう。ガラス窓に外からへばりついていました。

触角が髭状(メスのフェロモンに対するセンサー)なので♂です。

けっこう鱗粉が剥げているので、人生の大仕事を終え一休みというところでしょうか。

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センノカミキリと言います。野外では見たこともないのですが、

「待てば海路の・・」とか、「飛んで火にいる・・・」のような感じですね。

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ゴキブリヤセバチと言います。南方系のハチですが北上中のようです。

餌はゴキブリの卵ということなので益虫ということになりますが、ゴキブリが住んでいることの証明にもなります。

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言わずと知れた「ムカデ」です。種名は確定できていませんが「トビズムカデ」かな。

体長は10センチほどですが、こちらは即座に退去願いました。

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オオミスジチョウと言います。地味な蝶ですが、あまりはばたかずゆったりと飛ぶ姿は優美と感じます。

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ゴマダラベニコケガです。蛾は大小模様も様々な種が数千種もいるので、どうしても美麗種にばかり目が行ってしまいます。

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オオマエグロメバエと言います。アブかと思ったのですが、昆虫の名前を教えてくれる「むし探検広場」というサイトで、

正確な名前を教えていただきました。ハエとはいっても格調高いのもいるものです。(私がそう感じているだけ?)

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以上、バンビの室内自然観察会でした。

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2016-06-26

[] 続けてハムグリ幼虫

虫こぶやハムグリに特化したマニアも増えているとか。

最近ではそれぞれの図鑑も出ているので対象物も特定しやすくなってきたからかもしれません。

私はまだ駆け出しなのでマニアというほどのめり込んでいませんが、変わった形態や生態を見ると「ウォっ!!」と感動しますので、

マニア予備軍かもしれません。

今回はミズキという落葉広葉樹の葉に見つけたハムグリ幼虫を紹介します。

見つけたのは隣町の秘密の場所です。(子供みたいですね(^-^;)

こんな感じで葉の中で暮らしている幼虫を家に連れて帰ってきました。

糞はバラバラでした。

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次の日には葉の中で繭を作り始めているのが観察出ました。

なんというタイミングでしょうか。

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そしてまた翌日。

繭のあった場所にぽっかりと穴が開いているではないですか。

その下を見ると葉の表皮をそっくりつけたままの繭が落ちていました。

これだけで結構感動してしまう私です。

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これは家の中の実験室(なんちゃって)での出来事ですが、自然界だったら下に落下して林床に転がって羽化を待つのでしょうか。

なんかずいぶんいい加減というか、大ざっぱな奴だなと思って眺めていました。

ところが次の日、うちの娘が繭が動いたというのです。

確かに昨日有った場所になく、下に敷いてあったキッチンペーパーの下に繭があるのです。

「どうやって動いたんだろう???」

じっと繭を見詰める私でした。

その夜、横に置いてあった飼育ケースに何げなく目をやると。

動いています。繭が。!!!

これをきっちり動画にに収めりことができました。

D

この、繭を作った後でも動けるという能力のおかげで、この幼虫は自分にとっての安全な場所に移動することが出来る、という訳でした。

今この繭は飼育ケースの中に安住の場所を見つけ、たのかどうかは分かりませんが、すみっこぐらしをしています。

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ちなみにこの幼虫が何なのかということは、はっきりは分からないのですが、

ハムグリに詳しい専門家に伺ったところツヤコガの仲間の「キンモンツヤコガ」が怪しいとご教示いただきました。

来年の羽化を待ちたいと思います。

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2016-05-24

[] あるハルニレの樹のこと。

私の仕事での配達先の庭にある1本の「ハルニレの樹」を紹介します。

この樹を気にしだしてもう5年は経つでしょうか。

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ご覧のとおり、枝先の枯れている部分が有ったり、樹形もちょっとバランスを崩して見えます。

少し近づいてみましょう。

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木の葉の1枚1枚に赤いこぶのようなものが付いています。

これは、「ハルニレハクロフシ」と呼ばれている、虫が作ったコブ(ムシコブ)です。

中を開けてみると小さなアブラムシのような虫が複数入っています。

それにしてもすごいことになっていますね。

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この虫コブだけではなく、ある時期になると葉っぱが丸坊主になってしまうほどのハバチの幼虫が湧きます。

調べただけでも6種類ものハバチが我も我もとこの樹の葉っぱを食べるのです。

というような、虫のために我身を捧げているこのハルニレに、今回さらにこんなものを見つけました。

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これはエカキムシ(絵描き虫)と呼ばれている何かの昆虫の幼虫に違いありません。

さて、今度は何の幼虫だろうと、中の虫を確認させてもらいました。

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ちらりと見えたのは幼虫のお尻。

と、そこからずっとつながっているのは!

ウンコではないですか!

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赤ちゃんの時からけっこうな大きさの今に至るまでのウンコが1本の糸でくくった様にずっとつながっています。

ウンコを見てこんなに感動したのは初めてかもしれません。

こうすることでどんなメリットがあるのでしょうか。

他のエカキムシの場合、バラバラの糞と共に葉の中で生活しているものも多いです。

この子はきっときれい好きなのかもしれませんね。

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幼虫の全体像はこんな感じでした。

今のところ正確な同定は出来ていませんが、専門家の方からは「スイコバネ」という蛾の仲間の幼虫ではないかとご教示いただいています。

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