2014年 和見地区「どんど焼き」
1月12日に那珂川町和見地区恒例の「どんど焼き」が行われました.
主催は和見の子ども会で,実働は親組織である育成会になります.
7年ほど前から統廃合で廃校になってしまった和見小学校の校庭を使って行っていました.
しかしこの校舎も新たな施設に建て替えられることになり,100年の歴史を持つこの校舎ともいよいよ今年がお別れの年になってしまうようです.
この和見小校庭では最後になってしまう「どんど焼き]の様子を報告させていただきます.
どんど焼きの主役のやぐら(どんどや)を組むのは男衆の仕事です.
今年のまかないは,焼きそばと豚汁.準備は女衆です.
竹ざおに「どんど焼き」と書かれた幟(のぼり)をくくり,正門の両脇に立てます.
これがあるとないとでは,式の雰囲気がずいぶん違っているでしょう.
やぐらの四方に注連縄(しめなわ)を回す青竹を立てます.
来客用の椅子兼テーブルも設置しました.
子供たちの仕事はトンボ団子作りです.
赤,緑,黄色のきれいな団子をたくさん作ります.
蒸しあがった団子を木の枝(ミズノキ)の先につけます.
完成したトンボ団子は,やぐらの周りの地面に立てます.
やぐらの上には地域の方が持ち寄った正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・だるまなどが乗せられていきます.
準備の合間にまもなく取り壊される校舎の中をのぞいてみました.
馬頭・小川の合併後に作られた「那珂川町立・・」の看板がありました.
こちらは,卒業記念の作品です.
まもなくお昼という頃合で,神主様(禰宜様)による,どんど焼きの神事が始まります.
今回は,会長さんの計らいで式典終了後にみんなでビンゴ大会を楽しみました.
「リーチ」・「ビンゴ」の声が上がります.
景品をゲットして子供にかえってはしゃぐ方も.
こんな楽しい思い出をたくさん作ってきた和見小学校も2月に入って解体が進んでいます.